2003年12月7日(日) 中部CL大会(豊田棒の手ふれあい広場)
 雨は上がったもののときおり風速7〜8mの強風が吹き荒れる中、中部CL大会2日目が無事終了しました。
着艦競技
 関東から2名の参加も加わり、ようやく倶楽部内競技の域を脱した感があります。競技を見て興味の湧いた方はぜひ一緒にやりましょうね。
 1番手のドーントレスは2ライン方式でハイ→ローの切替しかなく、微妙なエンコンは効かないため、強風を特に心配していました。結果、競技中ほとんど無風状態でニッコリ・・・する余裕もないまま海の藻屑となりました。
 2番手ムスタングは3ラインめを左手でコントロールするため、スロー計測開始の合図は足を上げます。結果的には当日唯一の着艦成功、とは言っても甲板から脱輪し、実機ならパイロットも命に別状はなくとも大怪我をしていたことでしょう。着艦点は25点。
 3番手ワイルドキャット。エンコンのレスポンスがよく、スローはいい感じで飛んでいました。そんなことよりも今回もこのねこ教授による薀蓄(うんちく)アナウンスが競技をより盛り上げてくれたと思います。これからもこのアナウンスが定番になりそう・・・お願いします。
 4番手エアラコブラはST15で高速は早いものの今回も低速に問題があり、空母を飛び越えた海面に不時着。それにしてもやっぱりリキさんはスピードエンジンが似合いますね。
 5番手は九九艦爆。愛知航空機で製作され埼玉に移動し、久し振りに故郷に戻ってきました。低速も安定して飛んでいましたので期待していましたが、着艦フックを出すためのフルダウン後、トラブルで急降下激突。
 6番手彗星は風に煽られつつのスローフライトで会場を一番湧かせていました。
 7番手零戦21型は安定して飛びで、何度かの着艦トライの後、4番索に引っ掛けましたが、フックが伸びて外れたため、艦首から海面へ。
 8番手コルセアはBrodakのキットがベースです。逆ガル翼でローパスする雄姿は感動ものですが、大海原へ。空母への着艦は初トライでしたが、ずいぶん悔しい思いをしていたことでしょう。来年こそは。

着艦競技入賞者
 写真右は着艦競技入賞者、左から2位 杉山芳正さん、優勝 成瀬昭彦、3位 佐藤利喜夫さん。
空母着艦競技 実機点 高速点 速度差点 着艦点 合計
優勝 成瀬 昭彦 92 81.29 65.66 0 238.95
2位 杉山 芳正 67 78.75 47.94 25 218.69
3位 佐藤利喜夫 71 81.29 36.58 0 188.87
4位 山田 明彦 41 76.36 67.30 0 184.66
5位 鳥居 幸治 39 78.75 65.86 0 183.61
6位 福田 裕治 40 78.75 58.68 0 177.43
7位 尾崎 哲郎 35 74.12 64.24 0 173.36
8位 高橋 常昭 35 74.12 54.90 0 164.02