小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2020/04/19

矢作川遡上と猿投神社2020 2020年2月

暦の上では2月でも春の気配を感じるとなんだかそわそわしてきます。格好つけようとしても所詮私も自然界の動物。そんな時期になぜ北方面へ行きたくなったのか自分でもわかりません。しかも今回選んだのはご近所近距離用のRALEIGH RFL。まぁ理由がいつも要るわけではないでしょう。


朝の最低気温4℃弱。身が引き締まる寒さですが、刺すような厳しさはありません。岡崎市から豊田市へ、豊田安城自転車道に入ります。明治用水路沿いを走り、すぐに矢作川に合流、しばらくすると水源緑地に出ました。寒い朝だからかほぼ無人です。


自転車道を走る


水源緑地

ここまでほぼ平坦路でしたが、さらに北へ進むと徐々に上り基調になっていきます。クロスバイクのRALEIGH RFLはロードバイクに比べると上りですぐに失速しがちですけれど慌てずにRFLなりのペースで進んでいけばよろしい。
食肉センター脇を回り込んで鵜の首橋を通ります。すれ違いできない狭路なのに交通量が多いし車速も速い。急いでいる車両ばかりが通行するような印象を受けました。怖いばかりの鵜の首橋を渡り終えて矢作川左岸の細川豊田線?を北上していきます。アップダウンを交えつつ緩く上っていくイメージで地味に体力を消耗していきます。もっとも、豊田市の市街地にありながら少々長閑な雰囲気の道で、個人的に好印象。反面、店舗は少ないですけれど。


鵜の首橋


平戸橋

平戸橋を渡り、今度は矢作川右岸をさらに北上します。まともな登坂が随所に現れるようになり、インナーのヒートテックとその内側が汗で湿ってきました。寒さの中、これはよろしくありませんのでひと息入れます。
ですが止まるとたちまち体が冷えてきます。数分も休むことなく再スタート。そのまま県道を北上していくと、いよいよ本格的な上りが出現。寒いながら汗が止まらなくなってしまいました。まずい状態に陥ってしまいましたが、止まると冷えるのでそのまま走り続けるしかありません...
東海環状自動車道に沿う形で藤岡町に入り、国道419号を北へ向かいます。また上りです。しかも国道は路肩が狭く、走りにくい。インナーが汗でぐっしょりと濡れてきました。これ以上上り坂を進むと汗を流れるようになってしまいそう。
東海環状自動車道の豊田藤岡IC入口を越えたところでカフェにピットイン。暖かい屋内でインナーが乾きそう。エネルギーも補給します。卵かけご飯のモーニング¥400(税込み)をチョイス。しっかり補給でき、インナーもやや乾いたようです。ありがとうございました。


卵かけごはんのモーニング


猿投神社到着

カフェからは数kmで猿投神社に到着。
周囲のやや急いた空気とは異なり、境内は落ち着いていて、地域の人々に大事にされているのが伝わります。祭殿も神殿も趣があり、木々に囲まれた空気が好ましくてもっとゆっくりしていたかったのですが、気温が低くてどうしても体が冷えてきてしまいます。少々落ち着かないまま、帰路に就きました。

復路は下り基調。すぐに体が冷え切ってしまい、下りなのに寒さで体力を消耗していきます。たまらずにグリーンロード中山IC近くのカフェに入りました。
「フードのメニューはモーニングしかやってないのよ」とおねえさんに言われましたが、そのモーニングはコーヒーとセットで¥300!(税込み)
エネルギー補給し、ゆっくりと温まりつつ体を休めました。助かりました。


2回目のモーニング


〆にランチも

往路とほぼ同じ道を走ります。下り基調、所要時間は往路の八掛け程度でしょうか。さらに日差しが出て10℃を超えたようで、寒さで消耗する感覚も無くなりました。
水源緑地からそう遠くない、老舗の喫茶店でランチを。この日のランチは焼きそば定食¥650(税込み) 見た目よりも薄味でシンプルな風味が個人的に好印象。炭水化物満載じゃないかというツッコミはごもっともで食べてばかりですね。
自転車は食べ物がエネルギー源、意外とコスパが悪い乗り物です... とはいえ冬〜早春の半日ライドにしては低予算で済んだといっていいと思います。
走行距離は約60km。そこそこ上りがあったので消耗しましたが、ベーシックなクロスバイクでも意外に走れることがわかってよかったです。
                           (おしまい)