小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2024/11/24

DIO110ベーシック メンテナンスの一例

ほぼ通勤専用のDIO110ベーシックを快適に乗るためのメンテナンス一例です。

新車購入から半年近く、自分で行ったメンテナンス作業を中心に紹介します。

愛車の整備(特にDIY)は皆様自身の責任でお願いします。
取説書やサービスマニュアルに従ってください。
私個人の事例を記載していて、万人にあてはまるわけではないと思います。ご容赦ください。

エンジンオイル交換

>1年毎または3,000km毎

エンジンのコンディション維持に欠かせないのがエンジンオイルの交換。通勤用途の1回の往復で1時間〜1時間半、市街地を走行する使い方を繰り返していて、悪いコンディションではないものの、小排気量空冷エンジンですし、それなりにエンジンオイルの負荷は大きいと思います。5km以下の短距離走行を繰り返すような場合はシビアコンディションに該当し、エンジンオイルの交換サイクルは短くなります。
エンジンオイル交換 オイル交換のやりかたはネット上に多くの情報があり、私も先人の方々が公開してくださっている情報を参考に作業しました。
メインスタンドを立てるとドレン下のスペースが制約されてしまい、廃オイルを受ける容器は画像の、フチが狭いものを使います。メインスタンドを使わなければいいのかもしれません...
また、オイル注入口がやや奥まっていて小さい。アストロプロダクツ製オイル交換ジョッキを使うと比較的順調に交換できました。

ブリーザードレーン清掃

>1年毎または5,000km毎

エアクリーナーエレメント清掃

>1年毎または5,000km毎

タイヤの空気圧点検・補充

>概ね1か月毎

プラグ交換

>5,000km毎

アイドリング調整

>規定の回転数を外れているとき

アイドリング調整 納車時点でアイドリング回転数が高い印象でしたが、慣らし運転終了後にさらに回転数が上がったような感触です。規定のアイドリング回転数:1,700±100rpmに比べても高く、2,000rpmはあろうかと感じるほど。夏は信号待ちで足元が熱くなることもあって、アイドリング回転数を下げました。
正確な数字はわかりませんが、体感的にスズキSWISHのアイドリング回転数:1,500rpmよりも高めに調整。
作業はシート下の収納スペースにあるフタを外した穴から、プラスドライバーを使って調整します。穴の位置が微妙なのと目視しづらいので、長めのドライバーと懐中電灯があるとよいです。

燃料添加剤投入

>半年〜1年毎または3,000km毎

ブレーキフルード・ブレーキパッド

>1〜2年毎または5,000km毎

フロントブレーキキャリパピストン清掃

>5,000km毎

Vベルトの交換

>10,000〜20,000km毎

ファイナルギアオイル

>3年毎または10,000km毎

バッテリーの補充電

>2〜3週間以上乗らないときや短距離走行ばかりのとき

毎週乗っている分には不要ですけれど、たまにしか乗らない、あるいは5km以下、15分以下の短距離走行が多い場合はときどき補充電したほうがバッテリーの寿命を延ばすことができると思います。
バッテリー補充電 バッテリーはフロア下に収納されていて、アクセス方法は取扱説明書に載っているとおりですが、少々面倒です。
経験上、充電電流値に注意すべきで、バッテリー表記の数値:0.5Aを大きく超える充電器を使うと逆にバッテリーの寿命を縮めます。私の場合、手持ちの充電器は定格1.0Aなので必ずしも適切ではなく、補充電は納車直後の1回きり。通勤で週に3〜4回は乗車していて、この使い方であれば特に補充電は要らないでしょう。