小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2025/02/09

DIO110ベーシック(JK03) プチカスタム事例

ほぼ通勤専用車両として導入したDIO110ベーシックのプチカスタム例です。

ご紹介しているカスタムを奨励しているわけではありません。
また、作業は自己責任でお願いします。

Coocase S28-B

効果 <☆☆☆☆ >

リアボックス DIO110のシート下スペースは狭く、しかも熱くなりやすいこともあって、通勤や買い物用途の場合はリアボックス取り付けたくなると思います。
できるだけリーズナブルに済ませたくて販売店に在庫されていたCoocaseをチョイス。容量28Lですので当初は不足する心配もありましたが、使ってみるとヘルメット1個+グローブが余裕で入り、十分です。通勤走行時はやや小さめの鞄を入れています。
Coocaseの特徴が、アンロック状態にしておけばキーを使わず開閉できること。車両から離れるときだけロック状態にすればよく、地味に便利です。質感はそれなり。
車両本体と同時購入で¥13,200→ ¥9,000へ割引に。かつ、納車整備と同時取り付けで工賃サービス。付属のベースがそのまま車体標準装備のキャリアに締結できて、ほかにアダプターなど不要なこともポイント高いです。(24/7月取り付け)

M&Hマツシマ PonLED HS1型

効果 <☆☆   >

LEDヘッドライトバルブ
DIO110のヘッドライトバルブは、今や少数派のハロゲンバルブ。しかも原付一種と同仕様の35/35W。明るさ不足はともかく、アイドリングストップでの電力消費を減らすのを第一目的に、LEDを導入しました。消費電力は約5Wとパッケージに記載されています。
ponLEDへ換装
このPonLED HS1型は明るさはさほど期待できませんが、ノーマルのハロゲンバルブに比べ視認性は良くなっていて対象物を識別しやすい感触。慣れた道を往復するような通勤用途なら十分だと思います。
もっとも街灯が途切れた真っ暗な道でガードレールも電柱も無い区間では上向きにしたところで光が届く距離が限られていて、光量不足を意識することもあります。
一方、被視認性は決して悪くなく、流れの緩やかな市街地中心なら特に危険を感じることもありません。
作業時間は、角度調整を含め、ゆっくりやっても1時間かからず、慣れた人なら30分以下でしょう。ミラーを外し、左右のビスを外し、ヘッドライトカバーを外していきますが、案外ツメが外れやすかったので助かりました。反面、慣れてないせいか光軸調整は手間取りました。停車時に合わせたつもりでも、実走すると合っておらず、3回繰り返してローもハイもイメージ通りになりました。
24/10月作業、定価¥2,950のところ通販価格¥2,202で購入。(税込、24/9月)

山城謹製 スロットルアシスト

効果 <☆☆☆  >

スロットルアシストレバー 通勤用途ですし、特に要らないだろうと考えていましたが、登坂ではアクセルをワイドオープンせざるを得ず、その状態をしばらく維持するのが少々苦痛になっていました。
用品店にリーズナブルな価格で並んでいるのを見つけて購入。60km/h前後の車速を維持するだけでもあったほうがラクです。
価格は¥550 (税別、24/8月)

KURE ドライファストルブ

効果 <☆☆   >

ドライファストルブ 乾性潤滑剤
慣らし運転後は良路でよくサスが動き乗り心地が良いだけに、たいして効果は無いだろうと、期待しないでフロントとリアサスロッドに塗布してみました。確かに良路では何も変化がありませんでしたが、少々路面が荒れているところで効果あり。DIO110は少々の段差でもわりとガッと衝撃が来る傾向ですけれど、施工後はドッと幾分マイルドに。たいして変わらないといえばそうかもしれませんが、毎日通る道で衝撃が来るのならメリットがある印象です。ただし200〜300km走行後に効果が薄れてくるので、再施工が必要です。もっとも、作業はいったんロッドを拭いて、そのままスプレーするだけ、正味5分程度。
SWISHに施工するときに買ったものを利用、価格は¥619(税込、21/9月)

YAMAMARUTOハンドルカバーF1-WG-01 (冬季限定)

効果 <☆☆   >

ハンドルカバー すっぽり手を覆う袋タイプではなく、手の差し入れ口が広く開いているタイプ。カバーに切れ目があって、スイッチ操作は親指をカバーの外に出して行うのが大きな特徴。
ウインカー操作はもちろん、街灯の乏しい道でのライト上向き/下向き切り替えスイッチ操作性に加え、ホーンボタンに誤って触れないよう、考えてこのカバーを選びました。
見た目はハンドルカバーですが、防風と防雨のみ。断熱や保温機能はありません。カバー自体が薄めなのでしかたないですね。
私の体感では概ね10℃までの温度差を緩和する印象です。気温10℃のときに60km/hで走るケースでは、風速1m/sごとに体感気温が1℃低下すると言われることから、このカバー無しで 10℃-15℃= -5℃の体感ですが、カバーありで10℃程度を緩和、無風 5℃くらいの体感になります。気温 0℃のときに60km/hで走るケースでは、カバーありでも -5℃くらいの体感になるため、中途半端な防寒グローブでは耐えられません...
防寒性能よりもスイッチ操作を取るならこのカバーが候補に挙がりますが、防寒性能を取るならもっと分厚くて手を覆うタイプを選ぶことになると思います。
価格は¥2,229(税込、24/11月)

シート裏の書類置きに紙当て

効果 <☆☆☆☆ >

書類置きに紙当て DIO110のシート裏には書類置き場がしつらえてあります。書類をビニールケースに入れてクリップに引っかけるスタイルですが、夏の暑い時期はビニールケースが柔らかくなってクリップから落ちてしまうのが残念。
そこで何か固いものを、とキッチン用品の空き箱をハサミで適当に切り出して設置しました。シートを開けなければ見えるものではないし、劣化したらまた空き箱を切って取り替えればよろしい。(24/7月作業)

ガソリンタンクキャップに自己融着テープ

効果 <☆☆   >

DIO110のタンクはシート下にあり、キャップを手で回して開けるタイプ。
ふだんは特段困ることはないですが、雨天時や汗をかいているときなど、手が濡れていると滑って難儀します。開けるのがひと苦労ですし、閉めるにも規定の位置まで回しきるのが難しい...
タンクキャップにテープ 便利そうな社外品へ交換する手もありますけれど、費用を抑えるため、ひとまずタンクキャップに自己融着テープを巻いて様子を見ています。滑りにくくなって、当面はしのげそう。劣化してきたらまた巻き直せばよいですし。(24/8月作業)
テープはエーモン結束テープを使いました。耐熱性があり、エンジンルームにも使用可能と書かれています。
購入したのはずいぶん以前、たしか2013年ごろ、当時乗っていた250TRの、ポータブルナビ用電源を取り回したときに買った記憶があります。価格は¥500前後だったような。

[追記 25/02/09]
自己融着テープを巻いたことで滑りにくくはなりましたが、回す力が要るのは相変わらず。そこでキャップの勘合部分に薄〜く万能グリスを塗ったところ、苦労することは一切無くなりました。雨の日も、手がかじかむ真冬も、特に問題ありません。グリスがガソリンの気化成分などで劣化していく可能性も考えられ、効果が薄れたら塗り直します。