過去のプチオフ会記録 2013
2013年のプチオフ会の記録です。
プチオフ会その35 納会
13/12/30 愛知 名古屋駅付近にて
日曜夕方の名古屋駅構内は、年の瀬ということもあって大勢の人でごった返しておりました。さすがにスーツ姿のビジネスマンはほとんど見かけない代わりに、階上のデパートに直結した1F広場には、買い物客らしき人々で混雑しています。
世の中の移り変わりは早い。大震災、衆院選、オスプレイ、猛暑に豪雨、超大型台風、食品偽装。クリスマスすら数日前のこととは思えないくらいです。
数年前、この名古屋駅でも薄汚れた衣類を着込んでへたりこみ、呆けたように宙に目をやる人たちを少なからず見かけたことを思い出しました。あの人たちはどうしているのだろう。温かい食事や安心できる寝床を得ることができているといいのですが...
しかし、そうしたことはもはや遠い過去のことであるかのごとく、人々は騒がしく、浮き足だっているように見えてしまいます。
前置きが長くなってすみません。hirohitoさん、はりねずみさん、TORANEKOさんに遠方の神奈川県からお越しのNabeさんを加えた5人は徒歩で会場へ向かいました。
名古屋駅は巨大なビル群が並び、随一の華やかさを誇っているものの、限られた一角を出れば人通りは急減します。しばらく歩き、円頓寺商店街に着きました。名古屋駅界隈とは打って変わって、寂れた地方の商店街な雰囲気。近年若者も集まるようになって大賑わいの大須商店街とはまるで違う。でもこうした静かなゆったりした雰囲気、好きなんです。
手作りの鏡餅も数々並べて販売されていて、お正月を迎える気分になってきますね。
商店街は風情ある佇まい
!?わんこが店番?
納会会場
おつかれさまでしたー
スペイン料理のお店に到着、さっそくスペインビールで乾杯です!
着いたときはガラガラだったのに、あっというまに席が埋まりまして、わりと人気のお店のようです。確かに浮いた空気は無く、落ち着いたいい雰囲気。
さて、スペイン料理といえばニンニクとオリーブが特徴。一同アヒージョをはじめ、パエリアや生ハムなどを堪能するのでありました。この日は意外に(?)バイク談義が盛り上がり、増車の話とか、乗り換えの話とか、2気筒と4気筒の話とか、コーナーリングの話とか。酔ってしまっていた年長メンバーたちの話がクドかったかもしれませんが、ゴメンナサイ。
「もう今日は終わっちゃいまして」と言うお店のきれいなおねーさんに食い下がる私たち。それでは、と驚きの出張特別サービスを受けることができて、一同大満足でありました。
次は場所を変え、商店街を後に、今度は柳橋中央市場へと歩いて2次会会場へ。戸外は急速に気温が下がってきていて、ビールばかり飲んで冷えた体に寒さがキツイ。
お店の席が奇跡的に空いていて良かった。
幸い待たずして席につくと、一行は次々にトイレに駆け込むのでした。皆様も冷えたんですねえ。
たまたまこの日はワイン半額サービスの日。それではと、タペーニャなにやらとか、ロバートモンダヴィなんやらとか、舌を噛みそうになりつつ、次々にワインを注文しました。おいしいです!
回るのも早くって、ワインがいいのか、利害関係が無く気を遣わない面々だからか、いえいえ、お店のスレンダーなおねーさんが美人だからでしょうか...
市場の一角にあるお店、料理も安くてウマイ! 中でもブリかまは逸品でありました。
Nabeさんも名古屋グルメのあんかけスパを召し上がってご満足。
いつものことではありますが、楽しい時間は瞬く間に過ぎていき、名残惜しくも解散といたしました。ご参加の皆様、慌ただしい年末にわざわざおつきあいくださり、ありがとうございました。まだ何も考えていませんし、どうなるかはわかりませんけれど、来年もできるだけオフ会を企画してまいりますのでよろしくお願いします。
プチオフ会その34
13/12/08 愛知 東海市近郊にて
出発前、この時期にしては暖かく感じる日差しに少々戸惑いましたが、思い直してしっかり着込みました。若くはありませんし、体を冷やすとよろしくないのですから、暑いかもと感じるくらいでいいのです。
幸い気温は7-8℃程度で刺すほどの寒さではありませんが、それでも風が冷たくて体温が奪われます。まったりと国道を流して集合場所のコンビニに到着すると既にはりねずみさんがいらしていました。他の季節は何でもなくとも、北風にさらされる戸外での待ち合わせは少々つらい。さっそくホットコーヒーを飲んで暖まりました。
ほぼ集合時間通りにhirohitoさんがご到着。昼食会場へと向かいます。
昼食会場
みそ煮込みうどん
12月の限定メニュー、ビーフシチュー煮込みに激しく惹かれつつ、定番のみそ煮込みうどんをチョイス。コクのある赤味噌ながら、余計な調味料を抑えたクドくない味。私の好みです。固めの麺も合っています。ツウな味なのかもしれません。意外だったのはこの後のおじやが美味だったこと。おじやのレベルが高いなんて、鍋料理のお店でも滅多に無い気がするので大満足です。
ここの大将、クルマが大好きで、奇しくも旧いキャブ車を3台所有しているとのこと。私たちのZZR250もキャブ車ですよ。整備の事やら始動性やら、あれこれ楽しく話をさせていただきました。ありがとうございます。また寄りますね。
佐布里池
ナンテンが鮮やか
昼食後は佐布里池へ。梅で有名ということだけあって梅の木々がきれいに配置されていました。時期外れなものの、わずかなモミジも味がありますし、芝生も心地良い。
まったり過ごしてから出発しました。
佐布里池周辺は緑が多く、時節柄、色づいた木々がたくさん、豊かな色の中を走っていきます。風が冷たくて落ち葉が多く、走りのコンディションとしてはあまり良くありませんけれど、他の季節にはない深い味わいがありますね。
昼食のうどんが効いているのか、日差しのせいか、さほど寒くないのが助かります。道は1.5車線幅になり、険道とまではいかないものの、微妙な区間を抜け、片側2車線の少々味気ない県道を通って、高浜やきものの里かわら美術館に着きました。
今回のプチオフ、いつもとは趣向を変えてアートを味わってみようと、この美術館で開催中の「時をかける等身大人形」を鑑賞することに。
マネキンや現代的なアニメのフィギュアはもちろん、現代アートの作品群がとても見応えがありました。手がかかっているとか、そうしたレベルではありません。製作中はきっと作者が何十回、いえ、何百回となく作品と対峙し修正するだけでなく、納得できずに壊しては作り直す作業を幾度も繰り返したであろう、そう想像させる迫力というか、念のようなものを感じました。ネットやTVなど、洪水とも言える情報に惑わされる昨今、この種の熱意に触れることは、何だかとても大事なことだと思います。
等身大人形はかつて生(いき)人形と呼ばれ、江戸末期から戦前まではちょっとしたブームであったことなどの歴史的資料も丁寧に展示されていて、勉強になりました。
最後はお決まりのスイーツ。
美術館に近いカフェで食べた柿のタルト、控えめな甘さで素朴ながら一風変わった味が好印象でした。
「皆さんどちらから?」と訊かれ「オートバイいいですねえ」と若い女性スタッフ。
「こんな寒さの中を乗るんですから、僕ら、アタマ悪いんです」と私が応えても、「えー、でもカッコいいです」と仰る。イメージだけでそう思っているのでしょうが、現実はそんなに甘くないし、厳しいことも数多いんですけれど。
柿のタルト
ここで解散です
カフェを出ると、すでに日はだいぶ傾き、寒くなってまいりました。
ご参加の皆様、寒いだけでなく慌ただしい師走だというのにおつきあいくださり、ありがとうございました。来年も何度かオフ会を企画していきたいと思いますので、ご都合が良ければよろしくお願いします。
プチオフ会その33
13/10/12 岐阜〜愛知 木曽三川流域にて
季節外れの暑さが続いていて蒸しています。朝から気温26℃。天気予報では北西の風が強く吹き、乾いた空気に入れ替わるとのことですけど、疑わしいなあ。そう思いながらも念のため、半ば期待も込めて長袖のシャツの上にメッシュじゃない春秋用のジャケットを着込んで出発しました。
愛車にトラブルが発生し、ショップに持ち込んでいるというTORANEKOさんを、hirohitoさん、はりねずみさんと私の3人で待つことに。風が強いです。細かい砂塵まで混じっている気がするほどでした。
多少遅れてTORANEKOさんが合流。トラブルはたいしたことが無かったようでよかったです。
国道でもなければ県道でもない、ローカルな細々としたルートを走って養老市街へ入りました。決して小さい街ではないし、住宅街でもないのですけれど、週末だというのにひっそりとしています。
行こうとしていた昼食会場がまさかの休業で残念... 近くにあまり飲食店は無さそうですし、急遽すぐ近くのレトロな食堂に決めました。
まさかの休業
五目そば
朽ちてきたかのように見える、くたびれた外観に、薄暗く雑然とした店内は、昭和のまま時が止まったかのようで、私が若かりし頃だったら、おそらく入るのを避けていただろうと思います。
注文した五目そばは、昔ながらの家庭的な味でした。失礼な表現で申し訳ありませんが、ここ養老の旧市街も疲弊し、廃れて沈みゆく地方都市のひとつのようで、この店も静かに沈んでいっているようでした。だけど、どこか居心地よく感じるのは、人生の折り返し点をとうに過ぎ、下り坂を転げている自分自身と少し重なる部分があるからなのかもしれません。
旧市街を出て、これまたローカルな農道を南下。開けた平地を吹き荒れる、北西の風にハンドルを取られはしますけれど、ひたすら平らな広い農地の先には、丘陵など無く、すぐ向こうに養老山地がそびえていて、あたかも田畑を護っているかのような、日本らしい美しい光景が続くのでした。
揖斐川を越え、長良川沿いをさらに南下していきます。強風を受けてさざ波立つ川面が、夏とは違う表情を見せていました。
木曽三川公園に寄ると、そこではご当地アイドルのショーが開催されていました。
ご当地アイドルショー
治水神社
TKN24というグループが黄色い声を張り上げております。すみませんが、ノリとか盛り上がるとか、おっさんの私はそうした気分にはなれず、まるで学芸会の演目を観ているかのようでした。
すぐそばの治水神社を参拝して出発、今度は木曽川沿いの堤防道路を走ります。相変わらずの強風で、ここでも大型トラックとすれ違うと、飛ばされそうになります。
日々仕事に追われ、いつの間にか季節が変わっていることもあるでしょう。だが季節が動くときって、徐々に穏やかにではなく、時に激的に変化するものです。台風だけでなく、木枯らしや春の嵐が吹き荒れて季節が変わる。この、北西からの強風も一種の禊ぎ的なものなのかもしれません。人間も、強風を受けて季節を経ていくのでしょう。自然の下、その激的な変化を肌で体感することは、現代人にとって決して快適ではないものの、ある種ぜいたくであると共に、体にしっくりくる気がするのでした。
少々風情が異なる輪中の景色の中を走って木曽川を渡り、弥富でスイーツタイム。
コーヒーもケーキもおいしい!
ここで解散
おしゃれな建物の中は風の音もせず、ゆっくりできました。ここはコーヒーもおいしいし、ケーキもおいしい。甘味料や香料に頼ってない、ていねいに作ってある味です。作り手の気持ちまで味わって解散しました。
今回あまり走ってないですけれど、季節の移ろいを肌で実感する一日だったと思います。こうした日はガンガン走るよりも、ゆったりするほうが贅沢な時間を過ごせる気がしました。
解散後はhirohitoさんと鍋田川温泉へ行きました。改装されたという温泉施設はほどよく整っていたものの、どこか垢抜けない、ユルイ雰囲気。お湯も他所の類型的な温泉施設と異なり、肌に優しい感触で、けっこう気に入りました。たまたま男性サービスデー\200でしたし。
日が傾くと、天気予報通りに少々寒くなってまいりました。しかしさすが鍋田川温泉、あまり湯冷めしないのです。ポカポカなまま、ほんわか気分でR23を走って帰ったのでした。
平均燃費はこのプチオフと、その後の街乗りを含めて25.7km/Lでした。
プチオフ会その32
13/09/07 鎌倉〜江ノ島近郊にて
夜から朝へ、空がわずかに白んできて一日が始まろうとする頃に出発。
新幹線豊橋駅のホームでは、まだ6:30だというのに乗客が列をつくっていました。若い人たちが多いです。指定席の切符であれば何も案ずることはありませんが、私の切符は前日にチケットショップで購入したバラ売りの回数券で自由席専用。しかたなく大きな輪行袋を抱えて列に並びました。
東京行きひかりの自由席はほぼ満席。何とか席に座れたので良かったものの、デッキに立ったままの乗客もいて、途中の浜松からはさらに乗客が乗り込んできて、デッキも混雑するほどに。
小田原辺りから雲が厚くなったまま、新横浜駅へ到着。1Fに降り、タクシー乗り場近くで自転車を組み立てました。
新横浜駅
環状2号線の側道
片側3車線の環状2号線を走り出すと、いきなり高架に出くわしました。側道へそれると横浜線の線路に行く手を塞がれる上に、周囲に踏切がありません。やむを得ず、高架入ロへ戻り、自転車通行禁止の標識が無いことを確認してから高架に入って横浜線の線路を超えました。
岸根の交差点を過ぎてからは交通量の少ない側道を進んでいきます。ボトルがカラなので、どこかで飲料を買おうと思いつつ、いつでも買えるからとそのまま走り続けていると、羽沢南あたりで側道が無くなり、本線に合流、車道の路肩を走り続けていたら、上星川あたりから車道と歩道を隔てる遮音壁が続くようになり、片側3車線の車道から歩道へ入れなくなってしまいました。
飲料を買うどころか、ちょっと止まることすら許されません。高い車速の乗用車やトラックにバンバン抜かれ、恐怖いっぱいのまま走ることしばし、ようやく交差点が出現し、歩道へ逸れることができました。中高生じゃあるまいし、いい年して何やってるんでしょうね。
今井ICを過ぎたところで環状2号を外れ、東戸塚駅へと豪快に下り、続いて駅南側の坂を上りました。JR東海道線をまたいで、今度は線路沿いのマイナーな、生活道路のような道を進みます。
線路沿いを走り続けてJR戸塚駅へ着きました。ここまで約15kmほど。コンビニで飲料を購入し、お菓子を補給していると、そこへ参加者のMOTOさんがご到着。
あれ? MOTOさんの自転車はMTBルックの電動アシスト自転車。ズルイです!
さっそく鎌倉へ向けてスタート。天候は曇りですが、晴れると暑くなるのでこのくらいがちょうど良いですね。柏尾川沿いの自転車道を快調に飛ばしていきます。電動アシスト自転車は発進加速が良いですねえ。ついていくのが大変です。
大船駅をまわり、横須賀線沿いに進んでいくと、ナイゾウさんのお姿発見。北鎌倉近くでレンタサイクルを利用されたナイゾウさん、あっ、ナイゾウさんのレンタサイクルも電動アシスト自転車だ! ズルイ! 私だけ100%人力の自転車ということになりました。
MOTOさんの自転車ズルイっス!
ナイゾウさんも!
ここから県道を逸れ、MOTOさんおすすめの鎌倉山方面へ入っていくと、いきなり厳しい上りが出現! 激坂です! 電動アシスト自転車のお二人はどんどん先行してしまい、とてもついていけません。一部10%を超えていると思われる猛坂区間もあり、早くも脚の状態が怪しくなってくるのでした。
一旦下りになって県道に出た後、笛田から本格的に山へ。ここも激坂です! 再び電動アシスト自転車にひき離されつつ、何とか上りきることができました。
「へえ〜、こんなにキツイ坂で電動アシストが無くても登れるものなんですね〜」とMOTOさんが感心していましたが、とんでもない、へとへとでもう限界です...
さて、激坂を上った後の下りもやはり激坂。ブレーキレバーを握る手指が痛くなってくるほどの厳しい下りを過ぎれば、そこは七里ヶ浜でした。
七里ヶ浜へ
昼食はカレー
ここで昼食をとることに。チキンとトマトのカレーはややこってり系でボリュームたっぷり、おいしかったです。
昼からは雲が切れて強い日差しが照りつけるようになり、この機会にとばかりにツクツクボウシが大きな声で鳴き始めていました。
七里ヶ浜からは海岸沿いを江の島へ向かいます。
湘南といえば江ノ電
湘南海岸
さずがメジャーな観光地だけあって、海沿いの国道は大混雑。すり抜けしていく自転車のほうが車での移動よりよっぽど早いです。
とっくに9月に入っているというのに、江ノ島は夏の賑わい。人出の多さと、手軽に駐輪できるところが見つからないことから早々に江ノ島を退散することに。
江ノ島の賑わい
カフェを探してウロウロ...
片瀬〜藤沢方面に向かい、ジェラートかアイスでも、としばらく走ってもなかなかそれらしいお店が見つかりません。ナイゾウさんご持参のポータブルナビに頼るも、閉店したのか移転したのか、ことごとく不発。MOTOさんのポータブルナビで探すと、通ってきた道に、ちっちゃなお店がありました。
自転車の速度でも気づきませんでした
絶品です!
10種類くらいのジェラートそれぞれにおしゃれな名前がつけられていて、私はプラムになんとかと、なんとかアップルのダブルを選択。だめですねえ、年齢のせいかカタカナが並んでいると全然覚えられなくって。しかし味のほうはすばらしかったです! 新鮮な素材の味がしっかりと生かされていて、手間をかけて丁寧に作られているのがわかる味でした。ジェラート以外にもパニーニが並べられていて、その素朴なたたずまいに惹かれます。江ノ島にこんなお店があったとは。何かと派手でバブリーな店舗が多い中、このお店は貴重な存在ですね。
今度は海沿いを走って鎌倉へ向かいます。先導のMOTOさんがペース良く走る一方、夏の日差しが容赦なく照りつけてきて、ややバテてきたようです。せっかく鎌倉に来てどこにも寄らないのももったいないと、鶴岡八幡宮を参拝することにしました。
汗を拭きながら疲れた脚を動かして石段を上って参拝。たまらずエアコンの効いた休憩所で暑さをしのぎつつ飲料補給していると、自然と腰が重くなってしばらく外へ出れなくなってしまうのでした。
鶴岡八幡宮
ナイゾウさんおつかれさまでした
さあてそろそろ戻りましょう。ピークは過ぎつつあるとはいえ、それでも暑い。ツクツクボウシだけでなくミンミンゼミまで合唱しています。ここだけ、この日中だけ、しっかりとまだ真夏でした。
十分休憩したおかげで体力が復活しました。脚に力が入り、少々の上り坂なら何てことはありません。北鎌倉へ到着、ナイゾウさんはレンタサイクルを返却です。ナイゾウさんとはここでお別れ。暑い中、ご参加ありがとうございました。さぞかしお疲れのことでしょう。
ここからはMOTOさんと戸塚方面へ。MOTOさん、往路よりもさらにペースを上げて飛ばします。電動アシストのバッテリーがまだ十分残っていて快適そう。人力の私はヘロヘロ。
戸塚で自転車を分解して地下鉄を利用してもいいけれど、新横浜まで自走していこうかと考えはじめていた私でしたが、何とMOTOさんがご親切にも車で新横浜駅まで送ってくださることに。ご好意に甘えてしまいました。MOTOさん、本当にありがとうございます。おつかれなのに申し訳ありません。
本日の走行距離は約55km。メジャーな観光地をのんびり走るという企画にしてはけっこう走ったと思います。しかも激坂まで堪能し、おなかいっぱいでありました。
ご参加の皆様、今回はオートバイではない企画なのにおつきあいくださり、ありがとうございました。こうした機会はあまりつくれないかもしれませんけど、いずれまた計画したいと思いますので、一緒に走りましょう!
プチオフ会その31
13/08/17 岐阜 多治見にて
今年の夏は暑い。ならば逆に思いきり暑い場所へ行ってみよう、そうすれば日常はいくらか涼しく感じるかもしれない... 行き先は岐阜県多治見市。日本一の座は明け渡したものの、それでもサイコーに暑い場所であることには変わりないはず。
ここのところずっと天気予報は晴れマーク。雨の心配は不要です。
朝は気温30℃手前でして、走っていると涼しいくらい。東海環状自動車道に乗り、プチオフの前にとある場所へ向かい、250TRを走らせました。
250TRは高速道路が得意ではなく、まったりペースの四輪を見つけ、その後をついてゆっくりと走ってきました。が、想像以上に時間がかかっていることに気づき、途中からややペースを上げました。とはいえ、上体でまともに風を受ける乗車姿勢では、90km/h前後での巡航が何とかといったところ。
東海北陸自動車道に入ってまもなく関IC。ここで高速を下りて到着したのが(有)野口装美。以前、ZZR250マニア仕様のシートカスタムをお願いしたところです。ここでどうにも座り心地のよくない250TRシートのカスタムに関して相談させていただきました。なのですが、気さくな社長、BAJA2000のHONDAワークスにシートを納めていることから、BAJA2000のことやトップライダーの走りなど、あれこれ楽しくおしえてくださいました。ありがとうございました。こうしたお話は、ネットや雑誌では知り得ないことが多く、とっても楽しかったです。
さて、プチオフの集合場所へ向かいましょう。関市内や美濃太田、目立った渋滞こそありませんが、車速が低めで信号も多く、思ったようにペースが上がりません。炎天下の中、頻繁な停車を余儀なくされて、250TRの空冷エンジンもパワーダウンしてきたようです。250ccでこうですから、400cc以上の空冷だとどうなっちゃうのでしょう? ありあまるパワーがあれば、パワーダウンなど感じないのかもしれませんけれど、何か違和感を感じた頃には既にマズイことになっているとか...
暑さに閉口しつつ、いったん多治見を通過して品野町の集合場所へ。
なな○さんとタカさんは既に到着されていました。わざわざ暑いところへ行こうなどという、おバカな企画にもかかわらず、ご参加ありがとうございます。
ではいよいよ暑い暑い多治見へと向かいましょう。ただでさえ遅い250TRです。ZZR250の迷惑にならないよう、そこそこのペースでワインディングをこなしていきます。タカさん曰く「250TRが、あんなに速いとは...」とおっしゃっていましたが、速くなんてないですから。あれで精いっぱいですから。
ここからフリー走行
おつかれさまでした
県道に逸れてからフリー走行開始。250TRでもペースを上げてみます。が、ZZR250マニア仕様のつもりで走ってはいけませんえ。フツーに走っていれば何事もなく快適に走れる250TRですが、ペースを上げるといけませんなあ。サスがボヨンボヨン。段差でハンドルがブルっと。ブレーキの効き方も感触が今一つで、ちょっとしたスリルだったり。でもこれでいいのだ、と思わせる味があるところがフシギです。
正午を過ぎて、いよいよ暑くなってきた中、多治見に到着。
昼食会場です
たじみそ焼きそば
今回は多治見のご当地B級グルメ:たじみそ焼きそばをいただきます。初めてでしたが、予想に反してみそ風味は少なく、比較的あっさりしていておいしかったです。これなら飽きることなく度々食べたくなりそう。
食後は、かつて美濃焼の問屋が軒を連ねたという本町筋であるオリベストリートを散策。ここで日本一を競うほどの暑さを体感するはずが、風もほどほどあり、幸か不幸かそれほど酷くはありませんでした。
帰路は近隣の温泉施設へ寄ることに。真夏に温泉なんて行くことはありませんが、暑いときに暑い体験をしてみましょう。
夏の昼下がりだから空いているはずと思っていたら、逆に温泉施設はずいぶんと混んでおりました。
温泉で汗を流すことができたのはよかったですけど、露天風呂に入っているとまた汗が流れてくる始末で、微妙でした。
温泉から出た後は、エアコンの効いた休憩スペースでしっかりと涼んでから解散しました。
ご参加の皆様、暑い中わざわざお越しくださり、ありがとうございました。
次から、やっぱり真夏は涼しいところへ行きましょう。
250TRで走った平均燃費は38.2km/L。高速と一般道のミックスにしてはまずまずの燃費でした。
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