あると便利! 特殊工具

汎用工具だけで整備するのはつらい。あると便利な特殊工具を紹介します。

ASTRO PRODUCTS フロントスタンド

ASTRO PRODUCTS フロントスタンド フロントタイヤやホイールの点検、ブレーキ引きずり有無の確認、また、フロントフォークのメンテナンスなど、フロントタイヤをリフトアップしたい機会は多いです。でも、センタースタンドがあっても、簡単にはフロントアップができません。ましてやセンタースタンドを外している場合は、ショップに行かない限り、自分でフロントアップするのはほぼ不可能です。
そこでフロントスタンドの出番となるわけですが、カワサキ純正アクセサリカタログを見ると掲載されているフロントスタンドには注意書きがあり、何と「ZZR250・400はカウルを外してからご使用ください」とのこと! これでは便利とはいえません。
ところがこのアストロプロダクツというところの製品は違います。まるで採寸したかのごとく、ぴったりで、カウルに当たらずに、しかもあっけなくフロントアップできます。
(04年7月下旬のセール期間中 \12,500でした)
これでフロントフォーク整備だけでなく、ホイール清掃も気軽にできます。
尚、フロントスタンドを使う際はリヤメンテナンススタンドとの併用が前提です。単独使用は危険なので避けましょう。

Kawasaki メンテナンススタンド & 鉄パイプ

リヤメンテナンススタンド カスタムでマフラーを社外品に交換すると多くの場合センタースタンドが使えなくなり、整備に不便を感じます。そんなときに役に立つのがこの純正メンテナンススタンド。レーシングスタンドとも言われます。(確か約\8,000でした)
いろいろな車種に使えて耐久性もあり、もう手放せません。このメンテナンススタンドは89年に購入したものですが、このタイプは00年前後にカタログ落ちしてしまったようです。
とてもかけやすい逸品だったのに残念。
代わってラインナップした新型は他社製品と類似した一般的な形状で、使い勝手は少々後退したように感じます。
鉄パイプは汎用のもので、リヤホイールをちょっと持ち上げたいときに重宝します。

ただの空き缶

空き缶 ガソリンタンクを外すとき、フューエルコックについているホースを外すのが大変ですね。
そこで少し背の低い空き缶を使うと便利。
タンクブラケットとエアクリーナーBOXの間に挟み、タンクを浮かした状態で支えるわけです。
これでホースの脱着はゆっくりと...。

スナップリングプライヤー (オープン 90°タイプ)

プライヤー
タンク脱着時、普通のプライヤーしか手元にないと、燃料ホースの抜け止め: スナップリングの取り外しに苦労することも。そんなときに重宝するツール。通常と逆で、握ると先端が開くタイプです。無いよりは はるかに作業しやすく、助かります。
アストロプロダクツ製 \780でした。(06/5月)

パイロットスクリュー調整ツール アイドリング〜極低速域のフィーリングを担当するパイロットスクリューは、カスタムを進めると調整の機会が出てきます。
しかし、作業スペースが狭く、簡単には調整できません。
そこで便利なのがこのDAYTONA製の調整ツール。(DAYTONA品番24538。04/8月時点で\4,725円でした)
先端がマイナスドライバー状になっていて、ケーブルでつながっいる手元のダイヤルを操作すると先端部が回ります。
エンジンをかけてアイドリング状態のまま調整可能なので便利ではあるのですが、高年式の車両ではキャブレター下側に配策されているクーラントの通路が邪魔で非常にやりづらいです。それもあってか、先端部が肝心のパイロットスクリューに はまったかどうか、感触がつたわりづらく、思ったほど作業性がいいわけではありませんでした。
また、酷使すると柄の部分が緩んで使えなくなることがあり、その場合は1.5mmの6角レンチで柄の固定ネジを締めこんで使う必要があります。

パイロットスクリュー調整ドライバー 上で紹介した調整ツール、“あと1/4回転だけ戻したい” といったような微妙な調整を 高年式の車両で行う場合はキャブヒーターが邪魔でなかなかうまくいきません。
代わりに柄を切り落とした小さいマイナスドライバーを使っていたんですけど、やや長くてつっかえ気味のため、もっと小さなドライバーを探していました。ホームセンターでは見つからず、近所の100円ショップで見つけたのがこれ。
長さ自体はバッチリで、作業性に支障はありません…
といいたいところでしたが、柄までミニサイズなので回す力が入りにくいのが難点。おまけにドライバー先端サイズまで小さく、ずっと調整したことのない車両でパイロットスクリューが固着気味の場合、パイロットスクリュー側のネジ頭部を壊してしまいそうです。
使えそうで使えなさそうなビミョーな工具ですが、紹介しておきます。
ダイソーにて購入。価格はもちろん\105!(07/7月)

ジェット用ドライバー キャブレターのパイロットジェットを取り外すとき、固くてなかなか外れないことがあります。奥まっているので丈夫な工具は入らないし、先が細い工具は工具自体の強度が足りずに工具が変形してしまいます。私も一旦某パーツメーカーのキャブレター調整ツールを購入したのですが、一発で先端が曲がってしまいました。どうやら先端が0.6×4.0以下では強度不足のようです。
そこで登場するのがワンランク上の0.8×5.5のサイズ。(写真下の方) 強度が充分で、工具の変形やパイロットジェット側の変形も心配せずに使用できます。ただし以下の点は配慮する必要があります。
・同じ0.8×5.5のサイズでもほんの些細な厚みの違いで
 パイロットジェットの頭に勘合しないことがあります。
 できればパイロットジェット現品を持っていって現物合わせしてから
 購入されることをお勧めします。
・そのままではパイロットジェット取り付け穴につかえてしまい、
 工具が入っていかない場合があるので、ヤスリ(写真上の方)などを使って
 つかえている角のところを削り落とします。

       「キャブレターのジェット類交換」のページへ

ホースリムーバー

HoseRemover キャブレター脱着の際、インシュレーターの取付、取り外しに威力を発揮するツール。某バイクショップでスナップオン製品を使っているのを見て、これは便利!と思い、すぐに購入しました。先端の形状と曲がり具合が良く、それなりに重宝します。
しかしこれでインシュレーター関連の作業がすべて解決するわけではなく、最終的には指先の器用さがモノをいうこともあります。アストロプロダクツ製 2本セットで\910でした。(06/3月)

(キャブレター)フロート室ドレン用ツール

ドレン1 キャブレターの整備前、あるいは冬眠前などキャブレターのフロート室からガソリンを抜く際に大活躍しているツール。といってもなんてことはない、ただの3mm六角ドライバー(Vessel)と、ガソリンを受ける小皿です。
どちらもホームセンターで購入。 ドライバー\500、小皿2個で\241でした。(06/3月)

ドレン2 車体右側のロアカウルを外すと、キャブレターのフロート室のドレンボルトが見えます。続いて右の写真のようにドレン下に小皿を置いて ドライバーでドレンボルトを緩めるとフロート室のガソリンが抜けます。小皿に回収したガソリンは、ゴミが入っていないことを確認した上で、タンク内に戻すと無駄がほとんどないです。
ここで豆カスタム事例でも紹介しているキャブレター ヒートガードもどきが活躍してくれます。

ASTRO PRODUCTS バキュームゲージ

バキュームゲージ キャブレターの同調作業に使います。
4連ゲージではなく、おこづかい節約のため 負圧計を単品で購入しました。 1個でもホース配管を工夫し、キャブレターの同調作業をしている情報があちこちのサイトに紹介されています。
圧力計はホームセンターでも売っているのに、負圧計はカタログで見てもネットで調べても 単品ではほぼ皆無…
アストロプロダクツに単品がありました。負圧も圧力も測定できて \1,380。(05/7月)
これにホースやコック類をつなげると 写真のように同調作業が可能になります。
とはいえダンパーが無くコックを絞っての計測とか、コックを切り替えての気筒差計測が煩わしく、作業性は4連ゲージのほうが はるかに上だと思われます。
そのうち4連ゲージ買おう…

1/2 ラチェットレンチ

rachet wrench 特殊工具ではなく汎用工具です。ただし使い方が特殊です。フロントフォークのオイル交換をする際、フォークトッププラグを外す必要があるのですが、このフォークトッププラグは4角形の穴が設けられていて どんな工具を差し込んでいいのか迷います。
本当は特殊工具あるいは#3の+ドライバーにスパナをかけて使うのでしょうが、実は1/2のラチェットレンチがピタリとはまるのです。フォークトッププラグは スプリングのテンションがかかっていて、回すのに多少力が必要なだけにラチェットレンチがそのまま使えて便利です。

プラグレンチ

プラグレンチ エーモン製の4輪用プラグレンチです。長いバイクライフの間、ずっと何の疑問も持たずに車載工具のプラグレンチを使っておりました。ところがホットワイヤーをつけた際、プラグにターミナルキャップをつけることになり、車載工具が使いにくくなって弱ってしまい、近所の用品店で工具をいろいろ見てまわっていたときに ふと思い出したのです。「4輪用に買った工具が使えないだろうか…」 サイズはぴったり。作業性もまずまずでした。 以来、この工具を使っています。だいぶ前に買ったもので、\1,000前後だったと思います。
尚、同社から柄がビニールコーティングされているものも販売されていますが、以前これを買って失敗しました。4輪のプラグ交換のときに「えいっ」と力を込めたら、柄がボリッと折れてしまった… 不良品だったのかなあ。

インチスパナ 15/16-1

インチスパナ ノーマルにお乗りの方には絶対に必要のないインチスパナ。何の変哲もないただの両口スパナです。最近では東急ハンズやホームセンターでもインチサイズの工具を扱っていて 容易に入手できそうなのですが、しかしこの1インチのスパナはなかなか取り扱っていないようで、近所のホームセンターでKTC製のものを注文して入手しました。(05/5月 たしか\2,100程度でした。レシート紛失で正確には不明)
1インチのレンチは PENSKE RACHING SHOCKSの車高調整に使用します。何しろこのリヤショック、US製ですので...

一方、15/16インチのほうは何も使い道がないかと思ったら、さにあらず。豆カスタム事例で紹介しているミッションブリーザーホースのオイル注入口のナットにサイズがぴったりだったのです。(上写真) このナットの対面幅が23.8mm。そして15/16インチ= 23.8mm。別に狙っていたわけではありません。ほんとに偶然でした。

ワイヤーインジェクター

ワイヤーインジェクター クラッチワイヤーやアクセルワイヤーへの潤滑油注入に使います。これがあれば1発で簡単に注入できます。
アウターケーシングの端を挟み込み、このインジェクターの孔から潤滑油をスプレーします。
インジェクターの端から潤滑油が漏れてしまう場合はもう1度アウターケーシングを挟み直し、インジェクターのネジをもう少しきつめに締めるとうまくいきます。

ブレーキフルードエア抜きツール

エア抜きツール
右の写真はKijimaブランドのもので、注射器とワンウエイバルブが組み合わされていて、早く簡単にブレーキフルードのエア抜きができます。今までこのような工具無しでポンピングでエア抜きしてきた人には断然おすすめです。抜いたつもりが やっぱり抜けていないような、ということがありません。 私はこれを4輪のクラッチフルードエア抜きにも使っています。


チェーンツール

チェーンツール 左の写真はナンカイ チェーンツールで、ZZR250の520サイズのチェーンのカット、リンクプレート圧入、ピンカシメができ、これ1つあればチェーン交換作業ができます。コンパクトながら良く考えてつくられていて、コストパフォーマンスも高いです。
ただ、それなりに人間の方の力が必要になります。
女性には少々つらいかも...

Kawasaki ステムナットレンチ

ステムナットレンチ
リヤサスのイニシャル変更に使います。
でもリヤサスユニットを車体から外す必要があり、実際はかなり面倒。この工具を入手してから何とかリヤサスユニットを外さずに作業しようと何度もトライしましたが あと1歩のところでつかえてしまい、ダメでした。

スプリングフックツール

スプリングフックツール 本来の用途は社外品のマフラーでよくあるサイレンサーを留めるスプリングの取り付け取り外しに使います。
でも私はセンタースタンドの強力なスプリング取り外しに強引に使いました。
おかげで工具の先端が少々曲がってしまっています...

ETOHSデザイン エアゲージ

Air Gage タイヤの空気圧チェックは重要です。敏感な人なら30kPa (0.3kgf/cm2)も変化すれば体感できるし、タイヤが冷えている時と熱い時のハンドリングの違いもわかります。
4輪用の安いゲージならホームセンターで安く手に入る上、ZZR250の場合 比較的手も入りやすいこともあって高機能なエアゲージは要らないかもしれません。
とはいえ、バイク乗りなら高級品でなくとも使いやすいゲージを持っていたくなります。
このエアゲージ、しっかりした造りで狭いところにも入り 減圧機能付き。便利ではありますが多少コツが必要で、減圧操作に夢中になっているとバルブに押し付けているほうがおろそかになって空気が漏れてしまったり… ほかに そこそこ重量があるのと かさばるのが難点といえば難点です。(05/8月 \2,700ぐらいでした)