お世話になっているから・・
「ねぇ、犬君 ボク、犬君のご飯を黙って食べたり、
勝手に部屋を使ったりしてるよね」
「今日はいつものお礼に
犬君をおんぶしてあげようかと
思っているんだけど」
「エッ本当? じゃぁ お言葉に甘えて
おんぶしてもらおうかな」
「ウェ〜 助けて〜」
「ひぃー 犬君があんなに重いとは
思わなかったよ。」
「おんぶは無理だから
花でもプレゼントしょうかな
黄色い花がいいかなぁ」
「いや、いやこの青もいいな」
「でも、犬君は赤が似合いそうだ。」
「うん、これにしよう」
「なんだい、 急に・・・。」
「いいよ、はい どうぞ。」
おっと、落としちまった。
大変 大変〜
「ハイ、犬君 すっごく似合うよ。」
「鳥君、ありがとう。嬉しいなー。
でも、いつもの鳥君と違うから変な気分だよ。
なんだか、後がこわいなぁー。」