この花ができるまでのエピソード
いつだったか冬の寒い日 ユリネを買って食べるの忘れた。

黒くなってシワシワだったので、庭の片隅に捨てた。
そんな事、とうの昔に忘れていた。

そして、夏のある日
庭に 植えた覚えのないオレンジ色の花が咲いていた・・・。

それを見て感動し、蒲の穂と組み合わせた造花を作ろうと思うと同時に
冬のできごとを思い出した。

「夏の思い出」は、捨てたユリネが咲かせた花から生まれたのだった・・・。
と言う、他愛無い話しでした。

夏の思い出
  

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忘れ時の流れに身を任せ物語
作品展より