4 三河念仏の源流   愛知

岡崎市美術博物館       2008/05/04

舞台美術館の鑑賞


 
 5月4日、三河念仏の源流ー高田専修寺と初期真宗ー を見てきた。

 

 親鸞の高弟であり、三河真宗の黎明期に重要な役割を果たした真仏(しんぶつ)と 顕智(けんち)を見てきた。蓮如の記述は、ほとんどなかった。

 真仏・顕智坐像(重要文化財)をはじめ、真宗高田派の本山、専修寺(三重県津市)や東海地方の真宗寺院に伝わるものが集められていた。

 三河初期真宗の高僧たちの事跡と、鎌倉時代に開かれた三河真宗の源流を見てきた。一向一揆の資料もあるかと思ったが、無かった。

 第1章 親鸞聖人の事績と高田専修寺の成立

 第2章 三河真宗のはじまり

 第3章 三河真宗の動向と高田専修寺の発展

 第4章 真宗寺院の至宝

 宗教関係の資料を見ると、当時の苦しい生活が垣間見える。これを救わんが為、能力のある人々が頑張った記録だ。そして、人々は、それを真面目に信じて生きた。信ずる以外、生きる方法がなかったのかもしれない。

 感動するが、今の自分には、出来そうもない。それでも、四国遍路に出かけていく気はある。不思議だ。

 

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