2 VIET NAM そこは、戦場だった 東京 東京都写真美術館 2006/02/02 |
2月2日、東京都写真博物館の写真展、「VEIT NAM そこは戦場だった」を見に行ってきた。久し振りの東京だった。 |
1954年から1975年まで、共産圏と資本主義国との争いを受けて、ベトナムは独立、南北統合の戦争を行った。
南北ベトナム170万人以上、アメリカ、韓国など6万人強のの人が死んだ戦争である。 報道関係者による写真は、南側は知られていたが、北ベトナム側は知られなかったが、今回、主催者は、北ベトナムの写真家死者は240人を越えていることが判ったそうだ。 |
落ちていくアメリカ軍の飛行機を眺めるベトナムの農村の写真があった。右上に、小さく落下傘が見える。少し不自然な写真。北側の写真であり、撮影者は、当局によって合成された写真との解説があった。
南ベトナムでの解放戦線の協力者として処刑される少年の写真があった。目隠しされるところ、打たれたところ、遺体が運び出され地の跡の残る柱の写真である。みせしめの処刑である。 沢田教一の「米軍の攻撃から逃れて川を渡る2組の親子」の写真があった。知っている有名な写真だ。 ベトナム人の死体を装甲車で引っ張る写真、南ベトナム大統領宮殿に突入する北ベトナム戦車なども知っている写真。 老人、女が銃を持った写真が多い。戦意高揚のためだろう。 銃を担ぐ娘達の目が輝いている写真が多い。取るための写真もあると思われるが、生活の一瞬を捉えた写真と思える写真も多かった。 平日にもかかわらず、たくさんの人だった。さすがに東京だ。 |
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