私の好きな

<とり>

入選投稿短歌・その他

 

番号  短歌  作者  
 駒とめて袖うち払ふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮れ  藤原定家 
 ながらえばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき  藤原清輔 
 心なき身にもあはれはしられけりしぎ立つ沢の秋の夕暮れ  西行 
 ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲  佐佐木信綱
 秋風やいくさ初まり港なるただの船さえ見て悲しけれ  与謝野晶子
 むらさきの日傘すぼめてあがり来し君をし見れば襟あしの汗  川田順
 ひとりする行をたのしとおもいつつだいご山路のけわしきをふむ  吉井勇
 大らかに耳遠きこと人に告ぐあるがままなる老い生くるべく  山田正代
9  追い回す孫ら帰りて妻の膝に老いたる犬はいびきかき眠る  将積茂 
10   菜園に借りし荒れ地の開墾に幼子付き来て小さき鍬振う  服部俊介 
      
 

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