題 名: 水五則 (みずごそく)
(140cmx70cm)
2005年(平成17年)東洋書芸院展 第29回展 出品作品

水五則の作者は秀吉の名参謀「黒田官兵衛」孝高(よしたか)こと黒田如水とも、
王陽明とも、言われていますが不明です。



水五則

 みずから活動して 他を動かしむるは 水なり
 常に己の進路を 求めてやまざるは 水なり
 障害にあっては激しく その勢力を百倍し得るは 水なり
 みずから潔(きよ)くして 他の汚濁(おだく)を洗い
   清濁(せいだく)あわせいるる量あるは 水なり
 洋々として大海を満たし 発しては霧(きり)となり 雨雪と変じ霰(あられ)と化す
   凍っては玲瓏(れいろう)たる鏡となりしかもその性を失わざるは 水なり