綢繆束薪 三星在天
今夕何夕 見此良人
子兮子兮 如此良人何
綢繆束芻 三星在隅
今夕何夕 見此邂逅
子兮子兮 如此邂逅何
綢繆束楚 三星在戸
今夕何夕 見此粲者
子兮子兮 如此粲者何
詩經 唐風 綢繆
平成二十年 五月 秀樹雲助
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書き下し文
綢繆(ちゅうびゅう)薪(しん)を束(つか)ぬ。 三星(さんせい)天(てん)に在(あ)り。
今夕(こんせき)何(なん)の夕(ゆうべ)ぞ。 此(こ)の良人(りょうじん)を見(み)る。
子(し)や子(し)や。 此(こ)の良人(りょうじん)を如何(いかん)せん。
綢繆(ちゅうびゅう)芻(すう)を束(つか)ぬ。 三星(さんせい)隅(ぐう)に在(あ)り。
今夕(こんせき)何(なん)の夕(ゆうべ)ぞ。 此(こ)の邂逅(かいこう)を見(み)る。
子(し)や子(し)や。 此(こ)の邂逅(かいこう)を如何(いかん)せん。
綢繆(ちゅうびゅう)楚(そ)を束(つか)ぬ。 三星(さんせい)戸(こ)に在(あ)り。
今夕(こんせき)何(なん)の夕(ゆうべ)ぞ。 此(こ)の粲者(さんしゃ)を見(み)る。
子(し)や子(し)や。 此(こ)の粲者(さんしゃ)を如何(いかん)せん。
詩經(しきょう) 唐風(とうふう) 綢繆(ちゅうびゅう)
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大 意
薪(たきぎ)を束(つか)ねてしばる 三(み)つ星(ぼし)が空(そら)にきらめく
なんとうれしいこの夕(ゆう)べ この良(よ)い人(ひと)に逢(あ)えるとは
そなたや そなたや この良(よ)い人(ひと)をなんとしよう
芻(まぐさ)を束(つか)ねてしばる 三(み)つ星(ぼし)が東南(とうなん)の隅(すみ)にきらめく
なんとうれしいこの夕(ゆう)べ こんな逢(お)う瀬(せ)にあえるとは
そなたや そなたや この逢(お)う瀬(せ)をなんとしよう
雑木(ぞうき)を束(つか)ねてしばる 三(み)つ星(ぼし)が西(にし)の空(そら)にきらめく
なんとうれしいこの夕(ゆう)べ こんな美(うつく)しい人(ひと)に逢(あ)えるとは
そなたや そなたや この美(うつく)しい人(ひと)をなんとしよう
『詩経』は中国最古の詩歌全集。
古くは単に『詩』と呼ばれていましたが南宋の学者朱熹によって『詩経』(詩の聖典)と命名されました。
西周初期から春秋中期(前11世紀〜前6世紀ころ)の多くの詩の中から孔子が雅楽に合う305編を選んで編集したとされています。
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| 参考・引用図書 |
| 漢詩選1 詩經(上)・・・・ | 高田真治著・・・ | 集英社刊 |
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