題 名: 空
(27cmx24cm)
大字は『空』です。
偶来松樹下
偶(たま)たま松樹(しょうじゅ)の下(もと)に来(きた)り
高枕石頭眠
枕(まくら)を高(たこ)うして石頭(せきとう)に眠(ねむ)る
山中無暦日
山中(さんちゅう)に暦日(れきじつ)無(な)し
寒盡不知年
寒(かん)尽(つ)くれども年(とし)を知(し)らず
答人 太上隠者
人(ひと)に答(こた)う 太上(たいじょう)隠者(いんじゃ)
大 意
たまたま、松の木のもとにやって来て、
枕を高くして 石の上で眠る。
山の中では暦も無く、
寒気がつきても、年が変わったのかどうかもわからない。
さて、太上隠者の詩のように、山中に拘らず、街の中にあって、時や物事に惑わされず、ゆったりとすごしていければ幸いです。