HK邸 幸田町

バリアフリ−そして
木造へのこだわり・・・

この家は車椅子の使用を想定したバリアフリ−

住宅です。

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 出来る限り木造であることにこだわっています。床、壁、天井、ふんだんにムク材をつかっています。

壁も天井も「クロス貼り全盛」と言っても過言でない時代ですが目で見て、あるいは手に触れて感じる

木の温もり感・・・想像してみて下さい。

玄関ポ-チです。正面は階段、側面は車椅子の為のスロ−プです。

当然タイルは滑り止め仕様。

独立タイプの玄関ホ-ルです。車椅子が旋回しやすいように

スペ−スを広くとっています。左側の引き戸はリビングへの

出入り口ですが、開閉しやすいように棒状の取っ手を取り付け

介護しやすいように

有効開口寸法も大きくしてあります。右側は造り付けの下足入れ、

正面は外出時の上着や来客のコ−ト等を掛けておくための

クロ−ゼットです。



リビングからダイニングを見通したところです。建具は引き込み式

にして常時開放、ワンル−ム化はもう定番です。内装仕上げは

総てムク板貼り、塗装は天然の素材を使い無害!

シックハウス
等の問題に対応しています。

写真では判りにくいでしょうけど天井・・・

とてもいい色に仕上がっています。
2階のファミリ−ル−ムです。冬は陽当たり抜群!ここは家族

全員が寝転がって使う一番贅沢なスペ−スです。

「部屋から青空が見える・・・」ハイサイドライトはガラス拭きに

無理が有るのですがこの魅力には勝てなくって・・・。
右側のドアですが、下段に四角い枠が有りますでしょ、

猫専用の出入り口です。家族としてのペットと同居(共生)する場合

これからの住宅には欠かせない設備です。彼らはドアも引き戸も

実に器用に開けることができます。でも、自分で開けた戸なのに

ぜったいに閉めませんからね。

バリアフリ−はペットに対しても必要です。
2階の廊下です。正面はトイレ、その左は洗面コ-ナ-、

手前の左側は吹き抜け(1階中廊下の採光用)で手摺りのかわりに

本棚を造り付けています。中味は長い間にたまりに溜まった

マンガ本?捨てられないんですよね、こういうのって・・・
頂いた引っ越しの案内状に書き添えてあった一言、

こういう仕事してて良かったって思います。