自己紹介

名前 岡  田  順  治
出身 愛 知 県 岡 崎 市
生まれた日 昭和20年9月

 終戦直後生まれの63歳です。食料難の時代、母親から「重湯で育てた」と苦労話を聞かされた。そのためか、体が小さく身体能力はないが、我慢強さはあるようだ。 定年退職後、再就職し、若者に囲まれ、それなりにがんばっている。兄姉弟は6人、子沢山で一途に子育てのみに励んできた母親も満百歳になった。
 最近は、痴呆が進み時には子どもさえも判らなくなってしまう時もあるのに、このたびの敬老の日に国から贈られた感謝状には、文頭から最後の内閣総理大臣福田康夫さんの名前まで老眼鏡なしに嬉しそうに一字一句はっきりと読み終えたのには、驚くと同時にさらに長生きしてほしいと願わずにはおれなかった。
 ところで、2月22日の中日新聞社説欄に高知市の日浦駿介さんと彼の造語の「笑進笑明」が紹介されていた。日浦さんは2歳半のときに「家族性痙性まひ」と診断されたが、この病気は神経細胞が破壊され、全身の機能がだんだんで失われていくとのことである。そんな日浦さんはわずかに動く左手の指に筆をくくり、車椅子で街に出て、求めるままに心に浮かんだ言葉を書いて贈っておられるという。その日浦さんの造語の一つが「笑進笑明」である。読んで字句の如し、明るく生きる糧として、心がけたい熟語である。
 このたび母が亡くなった。

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