ご主人がテニスのゲーム中に脳梗塞で倒れ、右半身の麻痺で1年以上の闘病生活の後に、在宅介護に切り替える
ことになりました。
ご主人は大柄なのにひきかえ、奥様はとてもスリム。介護をするには大変な負担になりますが、どうしてもご主人と家で一緒に過ごしたいとのご希望で、介護
住宅改修の依頼を頂きました。
【バリア(障壁)だらけの家をバリアフ
リーに】
実際にお宅へお邪魔すると、介護室とトイレは離れていて、さらに廊下の形状も特殊で、ご主人を支えて行くこ
とも、車イスを押していくことさえ出来ないことが分かりました。
それに加えて、介護室は和室4畳半の二間続き。畳の上では車イスは押せません。
ともかく、力の弱い奥様が介護されるので、少しでも介護しやすくなるようにリフォームのプランを立てました。
また、ご主人にも外の空気を吸っていただけるように、玄関からのアプローチとスロープをご提案しました。玄関にはかまちを設けず、車イスでも自由に出入
りが出来るようにしたのです。
玄関にかまちがないという状態は、なかなか理解しにくいものですが、当社のバリアフリーのモデル住宅を見学していただき、ご家族に賛同していただくことができ、着工の運びとなりまし
た。
【リフォームの後も・・・】
今では、デイサービスを利用しながら、何とか奥様お一人の力で介護されています。
しかし、ご主人の体調や体力の変化もあるので、年に何度かは、ご主人の状態に合わせて手すりや洗面の蛇口の位置など、手を入れさせていただいています。
その際、ご主人にこんにちはとご挨拶すると、笑顔で応えて下さいます。
やはり、自分の家で過ごせることが1番ですね。