上矢作にダムを作る計画は、昭和56年度から始まり、ダムの利用や、公益など様々な要素を研究するための調査を現在行っています。 |
1.上矢作ダムの3つのはたらき |
@洪水調節 上村川矢作川本川の洪水を調節します。 A流水の正常な機能の維持 魚などの生息や水質保全のための流量を確保します。 B発電 水位差を利用して発電を行います。 |
2.事業主体 |
国土交通省中部地方整備局豊橋工事事務所 |
3.予備調査及び実施計画調査に関する調停書調印 |
*昭和56年度〜平成4年度までにダム建設の可能性について、予備調査を下記のとおり実施しました。 ボーリング調査…16箇所(1,520m) 弾性波探査… 16側線(6.3km) 流域能力調査… 36地点 平成5年11月18日 達原ダム対策委員会設立 平成5年12月14日 上矢作ダム建設実施調査直下流域対策委員会設置(横道地区) 平成6年 3月28日 上矢作ダム対策特別委員会設置(町議会) 平成7年 7月26日 上矢作ダム問題連絡協議会設置(達原地区、町議会、区長会、 役場) 平成9年 9月29日 上矢作ダム実施計画調査にかかる現地立ち入り調査に関する 協定書調印 <調印者> 上矢作町長 上矢作議会議長 上矢作ダム問題連絡協議会会長 建設省豊橋工事事務所 岐阜県土木部長 |
4.実施計画調査 |
実施計画調査に関する協定書の調印を受けて、平成9年度以降現在までl、ダム建設に向けての詳細調査が下記のとおり実施されています。 |
ボーリング調査…5箇所(540m) 横杭調査… 1箇所(50m) 水利調査… 明林橋・筏橋・島橋 環境調査… 鳥類調査・植物調査(早春季)・植物調査(春季)植生調査 地質調査… 第四紀断層調査・熱水変質帯調査 なお、毎年住民や町、豊橋工事事務所が一緒になり、ダム建設の先進地の視察を行っています。 |
5.今後の流れ |
実施計画調査が済むと、それに基づきダム計画案が作成され、これを「上矢作ダム建設事業審議委員会(仮称)」にかけ、委員会の意見を受けて、事業者が実施するか中止するかを決定します。 |