教育長 渥美 榮朗様 三河教職員労働組合
執行委員長 畦地 治
三河教育懇談会主催「○○知事さんを囲む会」への参加は、勤務時間外に自費で行うよう申し入れます。
例年9月早々に、上記の集まりが
これが、「知事の教育講話」を聞くということで、参加者は公費で出張し、参加費の8000円は「負担金」として、これも公費で払われています。
しかし、この集まりは4:00という勤務時間内に、ホテルの宴会場で、酒食を前にして行われるものであり、知事の「教育講話」も30分未満、その直後に「乾杯」と、これが公費の出張に当たる教育の集会とは全く思われません。ましてや参加費用は、その内容が4000円の洋式料理や寿司、そして酒・ビール代であり、「手土産代」や「来賓送迎代」などが含まれています。まさに、集まりの名称が「○○知事さんを囲む会」とあり、これがこの集まりの内容を端的に現しています。
このような「集まり」が、「教育集会」などではなく、従って公費の出張に当たらず、「出張費」や「参加費」を公費として支給するには当たらないことは明らかです。このような「集まり」に、勤務時間内に、公費で参加するようなことが漫然と行われていることは、社会的批判を免れず、教育に対する信頼を自ら打ち壊すものです。
今年予定されているであろう「三河教育懇談会」が行う「○○知事さんを囲む会」は、自費で参加すること、また、このような集まりは勤務時間外に行うか、勤務時間内に行うならば「年休」などを当てるなど、当然の対応を行うよう申し入れます。