2003,8,31(日)三河の人事を考える会
夏休みも終わりの8月30日、
各地域から激励に参加した方々の熱い連帯の言葉で意気上がる集会となりました。
参加者は、「三河の人事を考える会」顧問の影山健愛教大名誉教授(写真)、愛知地区で不当人事に対して闘っている小松先生、その他、愛教労、西三河南労連、今年起こった不当人事を撤回させる取り組みを行っている尾張西春地区教労などでした。
〔「会」顧問の影山名誉教授〕
「会」顧問の影山先生は、「三河の教員管理はひどい。」と、「新任研修」の資料を提示して三河の教育の問題点を指摘されました。そして、「会の闘いに共感しています。」と顧問を引き受けることになったいきさつを紹介し、「愛知万博もひどいことをしている。この取り組みも合わせて行いましょう。」と提案されました。
そして、この3月、東加茂郡で不当な人事を受けた川合先生が決意を表明。「今度の人事は私の長年培ってきた自信を失わせるものでした。こんな人事は許せないと立ち上がって良かったと思いました。今度のことで教育委員会は『あんたが、そこまで考えていることがわかっていたら、今回のような人事はしなかった。』と言いましたが、それにも腹が立ちました。断固として闘います。それが、私の教師としての生き甲斐(自信)を取り戻す道だと思っています。」と語り、大きな拍手を受けました。
また、愛知地区の小松先生は、「11月には大闘争を考えています。人事闘争の勝利のために支援を。」と訴えました。
事務局からは、「三河の人事を考える会」が会員や会費、代理人などの組織においても貴重な成果を上げていることが報告されました。そして、県教育委員会との文書のやりとりを通して「今回の人事が全くいいかげんで、不当なことがどんどん証明されている。」と報告がありました。学閥人事の弊害、教職員の希望を聞かない一方的な人事の弊害がここに現われているのです。
集会は、部活の「朝練」、深夜にわたる長時間労働などの弊害も深刻だという発言など、三河の教育問題にも触れ、「人事闘争の取り組みの前進を!それが、自身も回りの人も守る」と訴えて、終わりました。