7 第26回新作能面展 朝日カルチャーセンター面打ち教室   愛知

朝日カルチャーセンター朝日ギャラリー       2004/10/11

舞台美術館の鑑賞


 

 朝日カルチャーセンター面打ち教室の第26回新作能面展を見てきた。面打ち3年の方が1番新しい人だとの事。

 若女の面が良い面だった。又、木賊尉の面が珍しかった。力作揃いでした。

 精々、1年に、2つ出来れば良い方だそうだ。私は、1年で1つしか打てなかった。もう5年程前の事だ。

 写真がうまく撮れません。ご勘弁を。

 

 左:小尉(こじょう

 品位のある老人の面。一般に、小尉、小牛尉など。

 右:木賊尉(とくさじょう)

 小尉の一種で、木賊尉は、「木賊」で用いる。

 左:中将(ちゅうじょう)

 王朝の貴公子。気品と憂いを含んだ表情を持っている。主に、平氏の公達に用いる。

 右:平太(へいた)

 歴戦の武将。

 左:弱法師(よろぼし)

 悲しみのあまり盲目になった少年。

 右:猩々(しょうじょう)

 酒を好み、酔って舞たわむれる妖精。 「猩々」、「大瓶猩々(たいへい)」

 左:俊寛(しゅんかん)

 平家打倒で動いた俊寛僧都の絶望と憔悴で衰えた中に、剛胆を見る。

 右:不動(ふどう)

 不動明王。如来の命を受けた忿怒の顔。

 左:若女(わかおんな)

 若い女の面。ごく若いが、艶やかであるが、品がある。観世流が主に用いる。

 右:孫次郎(まごじろう)

 豊艶。愁いを帯びた美女。

 姥(うば)

 老体の女。

 山姥(やまんば) 都で山姥の舞を踊っていた「ひゃくま山姥」と言う遊女が、善光寺参りに出た、越中越後の境の山で、本物の山姥に会う話。人を助ける優しい鬼女。「山姥」専用。

 左上:恵比寿(夷 えびす) 

 左下:大黒(だいこく) えびす、だいこくさんです。

 右:延命冠者(えんめいかんじゃ) 能「鷺(さぎ)」に用いる時もある。

 共に、主に狂言で使用する。

 

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