10 石巻山、 大知波田峠、嵩山蛇穴 愛知 18km 2000/08/15
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豊橋北部の、かって勤務した事務所の近くにある石巻山は、結局、今まで登らず仕舞いでしたが、今回、ようやく、足が向いた。暑い盛りでしたが、歩いてきました。
石巻山城址あり。南北朝時代のお城址との説明板があった。また、この山は、石灰岩の山で、石灰岩地帯植物群落として国の天然記念物に指定されているとのこと。 |
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神社の鳥居まで降り、林道を東に、静岡県境へ向かう。坦々とした林道。まもなく、豊橋自然歩道の標識のある急坂の山道に入る。ひと登りすると大知波田峠(おおちばたとうげ)。南の多米峠からの道と交わる。曇りだして、浜名湖の眺望が利かず。 北へ坊が峰に向かう。途端に道が悪くなる。木のないところは、背の高さの熊笹。足下は、踏み重ねて生えていないので、足が動く方向へ歩く。周りが見えるので助かる。林の中は、灌木の張り出し、足下は深い草。 |
富士見岩に登り、昼飯を食う。汗びっしょり。雨がぽつぽつ降り出す。この岩からは、富士山が見えるのだろう。東の風が強くなり、急に寒く感じる。急ぎ北へ向かう。 相変わらず、雑草と灌木の生い茂る中を行く。途中、1人歩きの人、2人に行き会う。この先、熊笹が深いですよと教える。知っているようだった。 浅間神社に至る。雨はやんだが、また、降り出しそうだ。お参りして、坊が峰に向かう。 |
ここも言い伝えがある。蛇穴には、昔大蛇が住んでいた。明治時代落盤があってそれ以前ずいぶん奥まであったらしい。長野善光寺まで続いていた。また、埋蔵金があり、それを守る武士がいた、などと看板。 山を下ると、本坂トンネルの入り口。昔の姫街道にでた。もちろん、昔は、山越えだった。坊が峰まで行ったら、この姫街道を降りられたが。あらためて、この姫街道を静岡の三ヶ日まで歩いてみようと思う。 山を下りると、晴天。山は雲に隠れている。400m程度の山であるが、自然はなめては駄目だとつくづく思う。 嵩山のバス停で、次のバスを確かめる。2時間待ち時間あり。4kmほどあるが、昔の勤め先付近まで歩くことにする。 昔の勤め先は、目の前にあったが寄らずに、バスに乗る。バスの乗客は、相変わらず少なかった。 |
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