15 六甲ケーブル 六甲山頂カンツリー駅 六甲山 一軒茶屋 有馬温泉  兵庫

15km  2002/07/21

低い山登り・峠越えへ 


 

  2002年12月、あと少しで六甲山だったが、時間切れ。六甲ロープウェーで、有馬へ降りた。今回は、第3回目の挑戦。六甲最高峰をめざす。

 六甲道駅から、バスに乗る。山登りスタイルが多い。バスは、急な自動車道をどんどん登って行く。このまま、頂上まで行けば楽だな、と瞬間、頭が考える。

 六甲ケーブル下 で降りる。うろうろしていたら、始発9時発のケーブルが出て行く。あれあれと思ったが、不慣れであるからし様がないと諦める。歩きの人が2、3人いたが、ほとんど、ケーブル組。六甲山頂カンツリー駅まで切符を買う。お客さんの切符は、見ている限り、ケーブル六甲山上駅だ。

 2番目の9時20分に乗る。見晴らしを期待したが、すぐに諦める。霧で10m先が見えない。山頂は大丈夫かなと思う。

 10分で下車。私以外ここから歩きだった。

 ここからロープウェー。大きな箱に1人で乗ることになる。次のケーブルカーが来た。1人ロープウェーに向かってくる。これで2人。

 綺麗な若い女の車掌さん(?)今日の天気の見通しを聞く。昼間では、見通しは利かないだろう。良いのは秋冬だけだとの事。途中、天狗岩駅で乗り換え、じきに、六甲山頂カンツリー駅到着。ここは、多少曇っていたが、霧はなし。 しかし、下界は見通せない。

 すぐ歩き出す。子連れの猪が2、3組うろうろしている。聞いて見ると野生の猪だそうだ。人間が餌を与えるので、出てくる由。狸もいた。

 そういえば、ケーブルカーに乗る時ビニールの袋を貰った。引っ張り出してみると、野生動物保護のため、ゴミ、食べ残しを入れる袋。餌は与えるなとの事。

 天文通信館の横を廻って、六甲山最高峰を目指す。いつもの六甲縦走路を行く。若い人達が追い抜いて行く。登り下りの連続。最高峰は、ここより100m程度高いだけ なのに疲れる。

 途中、中高年登山隊とすれ違う。駅までまだ距離があるかと聞かれる。大分ばてている様だった。 人による体力差があるようだ。リーダーさんは大変だ。

 12時少し前、最高峰931mに到着。神戸の町がぼんやりと見える。風が無くうだるように暑い。アマチュア無線のグループがテントを張って、盛んに交信していた。聞いていると相手は遠くに人のようだ。

 一軒茶屋で昼食をとり、かき氷を食う。水筒に入れる水を要求している人がいた。店員さんが断っていた。お金を払ってももらえない雰囲気だった。飲み物自動販売機はあった。

 神戸に下る道、有馬に下る道がある。時間を見て、有馬に下ることにする。

 距離4kmと看板にあり。ほとんど下りのようだ。歩き出す。傾斜もゆるく歩きやすい道だ。途中、登りのグループとよく会う。大きな都会の手ごろな山なんだなと思う。ただ、断層が多く、山が険しい。谷に入ると断崖絶壁で降りれないところがありそうだ。

 尾根道の魚屋道(ととやみち)を下る。1時間30分。簡保の宿の前に出た。 鳥地獄の石碑があった。有毒ガスの噴出があったのだろう。

 簡保の宿で、”金の湯”に入る。頭を洗って、体を洗い、下着を替えて、いい気持ち。

 谷上駅から北神急行電鉄に乗り換え、六甲の地下トンネルを通り、新神戸へ。この電車のこの区間は初乗り。先回は新開地へ出た。

 
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