31 さった峠 由比駅 東田子の浦駅の富士山   静岡

11km       2011/01/08

低い山登り・峠越えへ


 

 さった峠へ富士山を見に行ってきました。

 5時半、家を出る。真っ暗です。休日1日乗り放題切符(2600円)で行く。

 今日は、電車で美人を二人見付けた。

 豊橋から静岡まで、前の席に中年の2人連れ。縦座席なので、向かい合いだった。美人と言うより、好みの女性でした。二人で話に夢中だったので、気楽に眺めていた。案外、眺められていること、承知していたかも知れない。

 もう1人は、東田子の浦駅から静岡に向かう中で、自分の前が空いた時、私に席を譲ってくれた人。若くて、きれいで、素直そうな人でした。降りる時、目が合いお礼の頭を下げた。

 もう1人、静岡から浜松までの、向かい側の席に、仙石官房長官そっくりな人。本当に似ていた。手荷物は、田舎のおじさんの荷物だった。 それにしても、よく似ていた。

 在来線には、結構、長距離のお客が多い、新幹線は運賃が高いせいです。立派な服装の人も、流行の服装の人もいる。方言も聞けるし、おもしろい。

 乗り換えの時、急がないと座れないが、私は、案外と要領がよい。空いているドアーを選ぶのがうまいようだ。

 9:30  興津駅から歩く。

 興津 身延道入口。

 1号線に面し、伏見電工の看板あり。

 興津は、送電線架線工事の職人の町。

 東海道本線の洞踏切。

 さった峠への登山道。坂は急だが、距離は短い。

 2人組が追い抜いていく。

 10:10  さった峠。

 数人おり。皆、写真機を構えている。

 雲一つなし。(右の写真クリック)
 写真クリック
 相変わらず、山滑り防止の工事中。

 この辺りは、山全体が動いてしまうという。水を抜く装置を作っている大工事。

 右の写真クリック
 間の宿、由比倉沢の富士山。(右の写真クリック)
 11:20 由比駅。
 由比駅ホームと富士山。
 12:10 東田子の浦駅を降り電線のない場所を探す。

 1号線歩道橋にて。

 駅には、椅子はなく、日向の縁石に座り込み、握り飯を食う。

 少し雲が出てきた。

 写真に撮れなかったが、54年ぶりの”左富士”を見てきた。

 高校は、静岡市だったので、列車で通学した。冬は、吹きっさらしの列車の最後部に乗って、冬の富士山を、3年間、見て帰った。毎日のように見たと思う。晴れの日が多かったように思う。

 静岡駅を出ると、真後ろに富士山が。安倍川を渡ると右に移り左富士となる。用宗駅に近づくとまた、真後ろになる。そして用宗トンネルへ。

 54年ぶりの左富士でした。

 左富士 江戸から京に向かう時、通常は右に見えるが、田子の浦湾のある吉原付近で、冨士が左に見える。歌川 広重 「吉原 左富士」 (東海道五十三次) で有名。

 

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