38 鎌倉古道 五箇荘 老蘇の森 武佐 鏡の宿 滋賀 24 km 2003/05/05
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近江鉄道五箇荘駅から歩く。駅には、貸し自転車の案内人が居て自転車を勧められたが、歩くので不要と断る。降りたのは私だけで気の毒に思ったが、パンフレットは貰い、中山道を歩き始めた。 一昨日歩いた、清水鼻(しみずがはな)の集落を右に見て、国道8号線を行く。 昔からの歌枕、老蘇(おいそ)の森に到着。 |
この地は、地裂け水の湧く、人の住めない場所であったが、石辺大連(いしべのおおむらじ)が沢山の木を植え神に祈った所、大森林となった。石辺大連は森の主となり、長生きした。以来、老蘇の森と言うようになった。 と説明があった。 繖山(きぬがさやま)をご神体とする、石辺大連が建てたと言われる奥石神社がある。又、この地の南に、蒲生野(がもうの)があり、古代、薬狩りの御料場だった。奥石神社を鎌宮とも言う。又、近くに鎌若宮神社がある。みんな関係ありそうな名前、地名になっている。 お参りする。 それにしても、新幹線で、少なくなった老蘇の森が2分されているのは、残念な事だ。 |
東光寺お参り。秀吉の祐筆の建部伝内の寓居跡のお寺さん。 |
手作りの煎餅を焼いている店があり、1袋の値段を聞くと、280円とのこと。甘そうで安いので、1袋貰う。 武佐の宿の本陣跡。看板がなければ、中山道の宿場とは思えない。 |
暫く、8号線を行く。左に鏡山を見て、坂道に掛かると、鏡の宿。義経元服の地だ。謡曲「烏帽子折(えぼしおり)」があり、ここでの元服を扱っている。 義経宿泊の地。元服した宿屋の場所。勿論、看板、石碑のみ。 |
鏡神社お参り。 日本書紀に、「近江の国の鏡谷の陶(すえ)人天日槍(あまのひぼこ、新羅の王子の名前)の従人なり」とあるそうだ。鏡山については、「日の鏡を収めしより名付け初めしなり」とある由。ここも焼き物の地で、渡来人の 気配が濃い。 烏帽子掛松、元服池もあったが、写真を忘れた。 |
本日の歩いた概要図
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