2 東京 成子天神社 鬼王神社 金王八幡宮 洗足池 日蓮袈裟懸け松 本門寺 大坊本行寺 梶原景時墓 

1992/07/19 作成 2003/05/09

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 新宿の成子天神社をお参り。菅原道真が太宰府に流され、その家臣もちりぢりになり、ここ柏木村にも流れてきて、大神宮を造り、後、菅公神社とし、発展してきた。江戸末期火災に遭い焼失。明治になり、成子天神と改めた。もちろん、菅原道真をお祀りしている。

 歌舞伎町の鬼王神社お参り。天の岩戸を開いて天照大神を出した力持ちの神、天手力男命(あまのたぢからおのみこと)などを祀る神社。

 渋谷の金王八幡宮お参り。源義朝の家来の渋谷金王丸、曾我兄弟の弟五郎を捕まえた金王丸の神社。金王丸は、ここ渋谷の住人。渋谷城もあったらしい。

 南千束の洗足池を見に行った。日蓮が常陸へ湯治に行く途中、ここで休み、袈裟を松に掛け、足を洗った。それで池の名が、洗足池となり、松も3代目になった。社団法人洗足風致協会の案内が立っていた。

 日蓮は、もう長くない事を悟り、身延から常陸へ湯治に出てきたが、その途中、ここ池上の有力者池上氏に着き、法を説き、手紙を書いて、1月程後、身辺整理し、形見分けして、弟子達の読経の中で、柱にもたれたまま亡くなったとの事。

 大田区池上の池上本門寺をお参り。日蓮の入滅の地である。日蓮宗の大本山。大きなお寺であり、日蓮入滅の地としている。

 大田区池上の大坊本行寺をお参り。日蓮の入滅の地である。こちらは本山の表示あり。こちらの境内に入滅に関係する建物があった。

 高弟が、日蓮の遺徳を偲んで彫刻した、旅姿の日蓮聖人像が安置された旅着堂、日蓮の荼毘の後、その灰と骨を収めた御灰骨堂。

 日蓮の硯に使う水を汲んだ御硯井戸、正面玄関の赤門あり。

 南馬込の万福寺お参り。梶原景時の創建のお寺。立派な山門があった。境内には、五輪塔の墓があるが、新しすぎるとの見解もあるらしい。 謡曲では「言いかいなき者の讒言により」と言われ、評判はよくないが、頼朝を助け、鎌倉幕府の大立者だ。それにしても、鎌倉、室町の時代は、殺し合いの連続。日蓮は、どう見ていたのだろうか。

 

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