15 嵯峨狂言 千本えんま堂普賢菩薩の桜 大念仏狂言 1996/04/07 作成 2003/07/14
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1996年4月7日、嵯峨清涼寺の嵯峨狂言を見てきた。
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独特の鉦や太鼓の音とともに上演される無言劇である嵯峨狂言。そのルーツは壬生狂言などとおなじく、円覚上人が念仏の教えを庶民に判りやすく伝えるために作られたものと言う。 |
題目 愛宕詣 登場人物 茶屋女 旦那 供 母親 娘 |
茶屋の女が店を開ける。 |
母親と娘が愛宕神社のお参りを済ませ茶屋に立ち寄る。 |
旦那と供は、すでにお参りを済ませ、茶屋でお茶を飲んでいる。 |
樒(しきみ 常緑木、墓などに植える)を買って帰ろうとする時、娘に気付き、見初める。 |
供は、母親に交際をすることを承諾させる。 |
旦那と娘を引き合わせ、母親と共に立ち去る。 |
旦那は、娘の顔を見て驚き退く。怒った娘は、泣きながら旦那を追い立てる。 |
1996.5.4 千本釈迦堂の大念仏狂言を見てきた。 |
千本えんま堂の正式な寺名は引接寺(いんじょうじ)。お参りする。
その起こりは平安初期の漢詩人、歌人としても有名な小野篁(おののたかむら)が自ら刻んだという閻魔法王を祀り 、小祠を建てて「閻魔堂」と称したのが始まりと言う。 花の芯から双葉の芽が出て、それが普賢菩薩が乗っている象の牙の形に似ているところから名が付いたという普賢菩薩の桜がある。 今日は、大念仏狂言の日である。狂言の写真は、ポジで撮ったので、今すぐUPは出来ない。暫くお待ちを。 |
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