12  高松塚古墳 文武天皇陵 中尾山古墳 欽明天皇陵 猿石 鬼の雪隠 鬼の俎 天武・持統天皇陵 亀石 川原寺 橘寺 石舞台 岡寺 酒船石 飛鳥寺 蘇我入鹿の首塚 大伴夫人の墓・小原の里 甘樫丘 向原寺

1997/03/02 作成 2003/07/26

京都奈良


 

 近鉄飛鳥駅から歩く。高松塚古墳の内部は非公開で見られないが、隣の高松塚壁画館で、壁画の模写を見た。
 文武天皇陵をお参り。天武天皇の孫、聖武天皇の父親。静かな陵だった。
 中尾山古墳の石室は小さく、仮装した骨を収めた物との説明があった。主の説明は無し。
 欽明天皇陵をお参り。聖徳太子のお爺さんに当たる、少し古い時代の天皇。
 吉備姫王墓(きびつひめおおきみはか)をお参り。檜隈(ひのくま)墓とも言う。柵の中に猿石あり。
 鬼の雪隠(せっちん)、鬼の俎(まないた)がある。元は古墳の石だったと言う。便所や、まな板に似ていたのでそう言われたらしい。
 天武・持統天皇陵お参り。八角形のお墓らしいが確認出来なかった。
 亀石を見る。亀石は、いつ何のために作ったか判っていないそうだ。
 川原寺跡が橘寺の前にあった。礎石があるだけ。金堂の跡に弘福(ぐふく)寺があった。お参りをし忘れた。真言宗のお寺。弘法大師ゆかりの寺。
 橘寺お参り。聖徳太子誕生の地と言う。善悪二つの顔が彫られた二面石があった。
 東門を出て、飛鳥川に沿い、玉藻橋を渡ると蘇我馬子の墓と言われる石舞台がある。現地の説明には、馬子の名前はなかった。
 岡寺お参り。本尊の如意輪観音は、日本最大の塑像と言う。
 酒船石(さかふないし)があった。これも謎の石だ。
 飛鳥寺お参り。6世紀末、蘇我入鹿が建てた、最も古いお寺と言う。本堂の中に釈迦如来坐像(飛鳥大仏)がある。
 飛鳥寺の西に、蘇我入鹿の首塚があった。
 大伴夫人の墓があった。藤原鎌足の母親の墓と言う。ここは、蘇我入鹿を殺し、大化の改新を断行した中大兄皇子の忠臣だった藤原鎌足の誕生の地。
 天樫丘(あまかしのおか)に登る。公園になっていた。蘇我入鹿の屋敷があった。

 飛鳥を見下ろす丘の上である。よっぽど力を持っていて、奢りがあったんだろう。蘇我入鹿は刀を取られた上で、斬り殺されている。

 向原寺お参り。浄土真宗のお寺。豊浦(とゆら)宮があった所と言う。推古天皇は豊浦宮で即位。その後、天皇は小墾田宮に居を移し、豊浦宮は蘇我馬子が譲り受け、豊浦寺とした。最近の寺跡の調査で、建物の配置が飛鳥寺と同じであることが判明しているとの事。
 

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