14 滋賀 竹生島 小谷城趾

1996/05/05 作成 2003/07/15

能舞台の名所・旧跡へ


 

 長浜から船で、竹生島へ行った。船賃が高かったように記憶している。
 竹生島は琵琶湖北部の周囲2kmほどの小島である。琵琶湖北部は常に沈んでいて、深い湖。竹生島周辺も80m以上の水深があるようだ。島の外観も平地のない島である。
 都久夫須麻(つくぶすま)神社(竹生島神社)お参り。かわらけ投げがあった。
 坂の参道を登り、宝厳寺(ほうごんじ)の大きな弁財天堂をお参り。

 謡曲「竹生島」は、醍醐帝の臣下が琵琶湖畔で漁翁が海士を乗せて釣り船を漕いでくるのに便乗して、竹生島に向かった。漁翁の案内で、弁財天をお参りしたが、海士も付いてきたので、不審に思い問いかけた。弁財天は女だから女こそ参るべきと答え、漁翁は湖へ、海士は社殿に入ってしまった。その夜弁財天と龍神が現れ、臣下に宝物を与え、衆生済度国土守護の誓いを述べ消える、すじ。

 琵琶湖に浮かぶ島の景観は「深緑 竹生島の沈影」として有名。

 浅井小谷城の城趾まで行ってきた。強者どもの夢の址だった。
 

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