3 東京 隅田川 浅草寺 浅草神社 粧太夫の献碑 六地蔵灯篭 小野小町石塔 保元寺 采女塚 妙亀塚 都鳥歌碑 白髭橋 隅田川神社 梅若塚(木母寺) 梅若塚 白髭神社 言問橋 業平橋 1993/10/30 作成 2003/06/08
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西仏という人が、妻子の後世安楽を願って建立した。年代は判らないが鎌倉末から室町初期と言う。3mはあったと思われるが、折れてしまった。今は、高さ217.9cm、幅48cm、厚み4.7cmと言う。材質は秩父の青石。 |
石碑の上部に横書きで「采女塚」とあり、下部に仮名交じりの文で、由来を書いてある。江戸の始め、吉原の遊女「采女」に心寄せた若い僧が師に注意され自殺してしまった。采女は悲しんで鏡が池に身を投げ死んでしまった。遺品の中に「名をそれとしらずともしれさる沢のあとをかがみが池にしづめば」の歌を見つけた。采女は、謡曲「采女」の猿沢池で投身自殺した采女のことを知っていた訳だ。蕋雲女史共に教養のある遊女だった。鏡が池は埋め立てられ、すでにない。 |
謡曲「白髭」がある。舞台は、近江の白髭神社。奇瑞を示し御代を祝うすじ。白髭は朝鮮の国名、新羅の訛ったものとか、猿田彦は、渡来人の神「佐田の大神」に由来するとも言う。何処へ行っても、渡来人の後が濃厚に残っている。渡来人も、我々の先祖である。 |
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