２５　登呂遺跡　芹沢�_介美術館　久能山東照宮　日本平　　　静岡

15km　　　　　　　2004/04/18

その他

　８寺４５分、ＪＲ静岡駅から歩き始める。南口から、真っ直ぐに南に向かう。９時過ぎに登呂遺跡到着。直ぐ南には東名高速道が通っている。

　登呂遺跡を尋ねたのは、子供がまだ小さい頃だったので、２，３０年前になる。すっかり整備され、市民の憩いの場になっているようだ。大きな駐車場もあった。

　田圃の跡が見つかった土地は、今の田圃に成っていた。弥生時代の田圃は、１っｍの地下に埋まっていると説明があった。

　隣接して、登呂博物館があったが、その隣の芹沢�_介美術館を覗いてきた。昭和５６年の開館とのこと。私は初めて。

　芹沢�_介は、染色家で、静岡市の生まれの人、人間国宝。昭和５９年８８歳で亡くなっている。

　これが、芹沢の作品と言うイメージがないのは、暖簾などに染められた模様が、芹沢師の物とは知らずに使っている場合が多いのかも知れない。

　単純で身の回りに、何処にでもある物で、模様が組まれている物が多い。判りやすくて、私の好みに合う。

　芹沢�_介の東京の家は、陸奥の地主の家にあった倉庫、板倉を改造した物とのこと。１階しか見れなかったが、板張りの居間になっていた。ちょっと見ると応接間のように見えるが、先生の仕事場だったようだ。素朴で、広くて、良い住まいだった。

　「ぼくの家は、農夫のように平凡で、農夫のように健康です」と言っていたそうだ。

　私の母親の在所は、ここ久能である。５０年近く昔に、母は死んでいて、私も故郷を離れ、すっかり付き合いも途絶えている。しかし、家の位置は、しっかり覚えていた。勿論、家は建て替えられ変わっていた。

　今回も、寄るのは辞めた。多分、おじさん達も、私の顔は判らないだろうと思う。昔大変にお世話になった。しっかり頭を下げ、お礼を述べ、写真を１枚撮った。

　１１５９段の石段を登る。つづら折りの参道をゆっくりと登る。身延山、七面山に比べれば、全然低い山。

　途中に、山本勘助の井戸があった。この井戸は初めて見る。

　１３時。拝観料を払い、久能山東照宮お参り。工事中だった。

　楼門。重要文化財。

　工事中の唐門、御社殿。重要文化財。

　お参り。

　日本平から、下の清水港、正面の富士山が見える場所。

　富士山は、全然、見えなかった。

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