長生蘭の四季の移り変わりと生育生長の姿、観察紹介開始します、春夏秋冬 四季の姿です2009年一月スタート 随時がメラと落書きのレポートです。
2009年1月28日 葉っぱは全て落葉し、軸のみの寂しい姿です。 |
|
寂しい姿 しかし 軸元には微かに世代交代の 鉛筆の芯が見られる。 | |
逆の側には 何にも見えてません、何月になれば 鉛筆の芯姿が見られるのかな。 | |
H21年2月1日 晩冬の姿 今年はこの株 加湿管理です 昨年の入城です ご覧のように 婆矢は既に落葉、爺矢には三四枚の葉っぱが付いてます。 購入時は全ての軸に葉っぱ付いてました。 |
|
婆矢は皺が見られ、爺矢は水分補給、今年は方針変更、例年はこの時期 乾燥状態にしてます。 | |
爺矢の軸元に押し子が見えます 二枚の葉っぱ一枚は可也展開し新葉も成長中、全く水切りは無し、常に加湿状態の遮光環境、0,7坪に放り込み 保温程度のヒーター管理サイズは約10cmで入手の成株です、今日は新芽は未確認です品種名は黒牡丹。H21,2,1のがメラ姿。 |
|
長生蘭 『貴公子』の墨系の一群 若草色の斑柄 鮮やかな 若草色の乗りで葉型は長楕円、翠晃系。H21,3,28がメラ姿。 | |
長生蘭 『貴公子』の墨系の一群の白斑柄、岡田Aです斑の色は若草色と白斑の状態 どっちも貴公子、葉型は短楕円形。H21,3,28がメラ姿。 | |
初心入門 植え替えのポイント編 | H21年5月〜の管理開始 |
本当は見せたくない栽培者としては恥姿ですが 皆さんに愉しい栽培のポイントをお知らせの為には・・、ね 軸寸約20cm白と薄い紅色の標準的栽培種の石斛です是はスルメの尻尾が一年目・葉っぱの無い軸が二年目・葉っぱのある軸が三年目・そして花が付いてる四年目の軸・二枚の葉っぱ展開今年の新芽で都合五年の植え替えが行われていない株と判定出来ます。また品種にもよりますが この株には幸い高芽は無しですから 新芽の吹き具合から 根っこは何とか元気のようですが、、、今年は植え替え行わなくてはね |
|
石斛の花姿 色 標準種 の一つです 芳香有り | |
花色標準内弁の三枚が真っ白で外三弁に微かに紅色が乗り 距も白色に薄い紅の色合。 花サイズも標準4cmサイズです 五センチ超える石斛はでっかいサイズと独断してます。 |
|
植え替えを五月に行うは一つのポイントです、初心入門の場合新芽の上がった直後では 不慣れな為 折損の可能性が多く、この葉っぱ展開の二枚葉の時期を選びましたが出来れば新芽の鉛筆の芯の現れる初春の植え替えが最良な時期です が 新芽の位置がはっきり推定できない為この時期も良いと思います。 ご覧のように苔も痛み コケの黒い新が見えますね 出来れば毎年の植え替え 丈夫な品種ではこの程度まで成育しますが 品種により大きな差が有ります事を忘れないでね。 |
|
丈夫な大型のこの品種が初心入門者用としては最適と思います、特に栽培のスタートの時は品種名よりも無銘の低価格なものから初めて幾つかの栽培のポイント体験し納得の出来る結果を会得してが愉しい栽培に成りますよ、この品種もそんな中からの一つです、新芽の上がりも多数見られ植え替えのサボりに影響されない開花もしてるように丈夫な品種が一番欲しいものですね。 | |
購入のポイントはスルメの尻尾の無い 軸の葉っぱの付いてる 新芽も元気に一本の軸に一つか二つ程度の新芽が現れている 軸数は葉っぱ無しよりも当然葉っぱの付いてる株でーす 軸のふっくらした 五本程度の軸数株ですね また 葉っぱや軸に虫食い や 変色の無い株です 虫食いの葉っぱ株は 虫によりウイルス感染 また 雑菌の入り込みも起きていることが有ります 虫によりウイルスの感染が起こりますし雑菌の繁殖により枯れ死に至ることがありますよ。 | |
植え替え開始 @ 先ずは古い水苔の取除き 準備する物は 一枚通し(千枚通し)・ピンセット・鋏・カッターナイフです。 |
|
A 根っこの処理 古い死んだ根っこの元からの完全な除去が必要です 生きてるか、死んでるかの判定は株を横にすると 死んだ根っこが垂れ下がりします、また、黒色に成ってる根っこ と すかすかに成った根っこは全て除去です。 |
|
A-1 根っこが生きてるか、死んでるか、の判定は株を横か逆さまにすると 死んだ根っこが垂れ下がりします、また、黒色に成ってる根っこ と すかすかに成った根っこは全て除去です、水苔の砕片も全部綺麗に取除きします。 |
|
B株の観察 苔の取除きと、株を割るか 割らないか 割れるか 割れないかの判断密生させると生長が悪くなります この状態なら 二つに割ります ・・、 |
|
C 軸の切り取り スルメの尻尾は元から削り取りします木質化した軸の下部にある塊りの完全除去も古い根っこと同様に切り取り や 削り取りして除去します。 |
|
新芽の元には 若い 新根が緑色の綺麗な成長点見えます これから元気に生長 芽は既に伸長開始 根っこが後から現れます 同時進行はありません。 | |
根っこの整理は根っこを残すことではありません この程度の本数が整理後に残れば 十分な生長が維持できます 最悪ゼロ本でも 今の時期なら根っこ現れる 爺矢よりも新芽が大切です が 爺矢も元気です | |
C 軸の確認 軸の一部分が変色し虫食いにより空洞化してる場合はこの部分の切り取りが必要 元気な部分の一節下で切り取りします。更に高芽の突いた軸が有れば この時に高芽の下二節以上付けて切り取りしてね。 |
|
C-1 軸の確認 軸の一部分が空洞化してる場合は虫食いこの部分の切り取りして確認 軸の中に黒い虫食いの跡が無くなる位置まで切り取りします、最悪の場合取り軸が無くなる事が有ります が 全て切り取りして 虫の駆除 焼却処分してね |
|
D 植え込み開始 前日からの十分戻しの水苔 木のサイズに合われて 適量丸めて 芯作りして。 |
|
D-1 植え込み開始 軽く丸めた芯苔に根っこまたがせて 根っこを八方に広げて この時新芽の位置も良く見てね そのうえから 一本の苔乗せて 次の一本 更に更に 根っこが一様に広がり 水苔が隠す程度 で 鉢に収まるサイズを気にして 苔巻きの繰り返し 全ての根っこが隠れたら 鉢に入れます |
|
E 苔巻 適当な量で巻巻して 根っこは完全に包まなくても 平気です 鉢の中に入っていれば 十分 吸水します 活着します。 |
|
E 植え込みの完了確認 軸持ち上げて鉢が抜け落ちない程度に苔の巻を行います 慣れると また 適当な巻量が判りますが 初心者の場合は ぶら提げて確認すれば より確実に成ります この時 株もとからぐらぐらの不安定なら 添え木を行います 一般的には アルミ線が利用出来て簡単確実です 通常は健康な株は自立して 添え木は不要です、長尺の場合以外は添え木は使われません 購入時も同様に不健康株には添え木がされている事があります 購入は駄目ですね。 |
|
以上が植え替えの手順です なお 婆矢の下の塊り 取除き 爺矢の下には元気な根っこ 新芽の下には若芽 が 新芽の横に来春の新芽が 新芽側広く 婆矢狭く 成育の方向や秋芽も一定方向 広く開けておけば翌年の植え替え 手抜きしても この株の様に 元気に成育できますよ ・・、 |
五年のサボりにも元気にしてる 丈夫な品種 丈夫な石斛 |
高芽処理と次期増殖用として活用植え替えのポイントは ・・、↓ | 春の訪れ生育は順調なら高芽取りの時期 |
@爺矢の天辺に 一つの高芽 鉢の縁に 三本の仕込み しかし 一本は スルメの尻尾になり 失敗 してます。 意図的な管理により高芽の発生による苗の入手の一例、高芽の発現により新種の芸柄が現われる確率が新芽や押し子に比べ数段アップします、時には試し的に高芽の確保も欲張り大一号します。 |
|
スルメの尻尾 萎れて 失敗・・、 確率は 五割以下ですが 高芽による 新規の姿芸 追い求めて 緑の苔 色 の状態により 確認出来ますね ・・、仕込みの管理による高芽出し・・、 | |
A是も同時期の仕込み ですが まだ 高芽取りはしません、婆矢と 新根っこ と高芽のサイズにより 判定します この婆矢の状態も大切ですね ・・、 ラッキーです、婆矢はまだ元気姿です、 爺矢にも世継が現われてるAは 秋に高芽の取り込み植え込みします。真夏は避けますね。 |
|
B是も 仕込に成功 沢山の高芽出し成功、是は高芽取り説明用に準備して、、本当は 日陰作りと数年の植え替えが行えてなく 最後の力を見せてる、 | |
@ー1 親木の植え替え植え込みの準備 先ずは親木から 苔の取り除き(全て植え替え・高芽も含め)が始めに行う基本作業。 |
|
痛んだり活動停止の根っこは全て元から取除きして整理します。 | |
高芽の付いてた伏せ元軸一本と新芽の付いてた爺矢共に再度増殖に活用します。 | |
@−2 爺矢から現われた新子取り外して、親の軸の脛齧らせて、、 既に秋の支度 押し子が発現してる植え込みの苔の回し方 に 注意して 植え込みしますね・・、秋の押し子発現の位置 見えますか 新根と軸元の境にポッチが見えます 真中でーす・・、 見逃しは 駄目ですからね | |
@ー3 新姫を通常にて植え込みします、そして 高芽の姫も軸付きで 苔巻きつけして 植え込みします。 |
|
ラベル付けて 品種名 記録して 新株完成。 | |
立たせて 矢伏せ 株も完成 数日は日陰から半日陰に そしてお日様 や腰水管理や補助材の使用等と日々の観察 欲しい品種の欲張り気配り 生育確認して 置き場 管理も変化させますね。 人工栽培 長生蘭 自生種の環境が原則的には重要です・・、なお 寝かせて矢伏せ 立たせて矢伏せ ・・、 どちらも 同様に苗の確保 寝かせれば 一軸から大量に苗の確保も可能 しかし 城は立たせて伏せしてます・・、 | |
Bの高芽に節下の爺矢十分付け 植え込みします。 | |
欲張りのケチですから、切り取った親株も再度使用して根っこの整理します。 | |
痛んだ根っこの残骸は全て 切り取りしてね・・、なお 一部の軸は切り取り除去も、また 軸の一部に虫入りならばその部分の切り取りもしますね。 | |
根っこの無い株元に 数本の苔巻きつけて 芯と密着性高めます | |
高芽の処理と親木の欲張り増殖の支度は 全て完了です なお Bの様な状態の親株は 通常は 廃棄しますが 参考の説明 活用してね 鉢数の少ない時 初心入門の方の参考謎説です ・・、 なお 気になる姫の増殖も同様に出来ます 枯れ木も何時かは・・、 しかし 丈夫な石斛 長生蘭 急変しても蘇生は可能 ・・、 |
|
植え替え後には 殺菌 殺虫材の噴霧は必修ですね | 新規棚入りのチェックも必修です、 |
虫によりナメ鯨や蟻による媒介の危険が存在してる | 殺菌・殺虫剤の常備と使用が必修 |
病変株は即廃棄して 高額品でも惜しまずに、虫食い葉や変形軸等も危険な姿 葉っぱの一見柄も注意軸の狂い姿に無視入りも | 変異変態 変形は危険 お忘れなく |
時には 気侭な 観察株も お山〜の転送観察委託受託して 花○からの入山固体 金鵄にて入山 黄流〜・・白 Bの固体番号株でーす | 独断観察レポ金鵄の特徴は皆無・葉型斑柄軸姿も別芸と判定お外全日照管理 現在一株仕立て 葉型小型の先端尖り葉で墨系には珍しい立ち葉性の強い姿軸姿も節の直下がぷっくりして一風の趣が現われ 該当既存種は無しと判定 なお 城内には類似の芸姿無く品種名は不明 |