初心入門疑問用語等  考察関係資料等  独断解明説明等
@ 個体差とは何ですか ? 先日某店にて同名のラベルで価格が1000円〜5000円と五倍の標示があり疑問に感じました。
また 別の株は更に高額が有りました。名札は同名でも、見た目には大きな違いが見受けられ偽物か本物か疑問が有ります
名札は同名、見た目に大きな違いが見受けられますし偽物か本物かの疑問を持たれた様子ですね、軸数や新芽等の数も価格には反映されます、更に価格を左右する芸の良い株 良くない株も有りますね 本芸と呼ぶその品種の最高の芸(品種特有の姿や柄が確実に継承される固体)は高額に成り 逆に並芸と呼ぶ品種特有の芸が現れる株は価格的には低価格に設定されます
 一鉢一鉢の芸の維持経過年数に関係なく何代も安定した最高芸の固体は一般流通の価格の数倍に設定されます。
至芸品 上芸品 並芸品 下芸品 なお 至芸は別の意味も含ます 通常は 上 並 下 の 三階級的なランク付けです
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同名のラベルの影には伝承観察の選伐選別の固体が存在します、門外不出の固体が存在します 
古典園芸は栽培期間が長く当然個体差が生まれますその 極一部の固体には一般流通株には無い特別な良い個体が存在します 一般流通品にも良い物が有りますが、偶然良いお店に出合いましたね、こうした固体は長い栽培期間の観察により極少数の伝承株として選別選伐された伝統園芸種の独特な観察眼による結果の現れでそうした固体は簡単には選別選伐は行えません が 長期間の栽培観察と淘汰の繰りかえしの結果自然の恵みです 一朝一夕の産物では有りません が こうした固体を栽培することは 趣味者の極みです し 良いお店との出合いですね。  
@個体差は栽培の環境により変りますか、入手株は低価格で並の芸株と思ってます 今後の管理により良い個体に出来ますか。 固体差と一口に言っても 品種により大差が有りますね 一般的原則的には固体差は進化は起きませんね 残念です。
並芸の固体も栽培環境の影響を強く受ける品種系(交配の登録種例えば金閣系統)では日照により芸姿の変化が観察されますし幅の広い芸姿に成りますし、長葉の弱い日作り株も秋〜日向に出し日作りすれば素晴らしい木姿に成りますし斑柄の冴えも見せます。 
固体差とはその株に内在する遺伝性の現れですね全く遺伝性の芸が内在して無い個体が突然別姿 突然変異は起きる可能性があります し 長生蘭登録種にはそうした突然変異芽変りの一群品種が存在します、突然変異の可能性は極低確率ですが 可能性はどの品種にもありますね。
栽培環境 光り強く 風通し良く 適度な水遣りにより 最高の生長 成育により 並芸も下芸も 上芸に変りますよ 但し 至芸には進みません。出来るだけ小型サイズに仕上ると芸の状態が良い姿として現れます 原則は無肥料栽培ですね 木のサイズは芸の強弱に現れますね。 
A 変移や変化が栽培の醍醐味とりき丸さんが書き込みしてますが 私も長生蘭と石斛栽培してますがそうした事は一度も有りませんが本当に起きますか 長生蘭の変化は同種500鉢に一つは現れると口伝され現実に城内でも変化や進化また先祖がえり株もがメラ紹介し連合会の大会にて公開もしてます 一つは金星の白覆輪城内の変化固体です、変化の確率は500鉢(@鉢平均5本から10本軸の正木状態として)約5000本軸数ですから3750/1程度の変り物が現われその中から更に芸の安定した個体の選別淘汰が行われ更に三代の確認により鑑賞価値の判断判定に進みますね、一過性の芸姿は過去多数現れてますが 登録数は未知数ですし現在も可也の新姿木が栽培されています また 新交配等も多数有りますね。
先祖帰りとして東玉金剛覆輪の覆輪抜け 推定 東玉金剛 絶種品種も復活復元推定品の姿も既に公開してます 斑や芸の進化のみならず退化 先祖帰りも栽培の醍醐味です。
栽培の愉しみは 長い伝承の長生蘭には 過去に存在し 現在 絶種状態も有ります 各品種の変化や進化状態や関連種の存在も変化親の確認 変移品種や別の変化姿の情報等も広く勉強して 一見同一しかし変り物の発見観察眼の基本と品種の特長や環境により姿が変わる生き物 広義の観察 狭義の観察 個人差的判定の排除も基本変化変移進化退化識別の観察眼を養う努力も必要ですね 出来るだけ多くの棚や展示会にて 現物の姿確認観察が大切ですね、 聞いて知る 見て知る 知らなくては 珍品も見っけられないし見逃しでは 好き者失格 些細な僅かな違いが 今後の新種発見愉しい楽しい門外不出の固体も入手栽培出来ますよ
 門外不出の超希少品種は存在し 今後も流通には進まないかも 古典・伝統園芸 隠れ里の棚には特殊な世界自己満足の変人は多数存在し何とか馬鹿殿も微力の匍匐前進により難攻不落の棚 から城にと 暗躍続けますが、、

栽培中に変移は起きますが 運次第です 100%とは言えませんね
長生蘭等 古典・伝統園芸疑問解明之間