06.11.12 大津ハンバーガーツーリング ☆Jellyfish11月定例ツー

 明日の日曜はくらげの定例ツーリングの日だ。月一回のおたのしみ。
 その前にこの一週間で消費した体力を回復すべく、土曜は昼までグースカピーzzz。。。
 そのせいか夜はなかなか寝付けなかった。ふだんならこんなことはありえないのだが。
 一日、二日くらい寝坊しても夜になれば自動的に寝れるはずなのに。

 それとも年甲斐もなくワクワクしてたのだろうか?


 翌朝なんとか起き出して、朝6時半、日の出とともに出発。
 待ち合わせは三重県の道の駅『菰野(こもの)』に8時だ。
 前日の夜、道の駅までのルートを考えていた。
 普通にR23で西進し、四日市市内からR477を行くのはつまらない。
 そこで揖斐川を越えてすぐの『地蔵』交差点で右折しR421を通り、ちょっと細かいけど県道14号を行くことにしていた。

 で、現地付近を走行中、県道14号に入る手前で員弁川沿いの道を見つけた。
 ツーリングマップルを見ると川沿いに行けば再び県道14号に出れそうな感じだったので、ショートカットにもなるしと思いそちらへ曲がる。

 4つ目の橋を渡るべく橋の数を数えながら走っていたが、なんだか様子が違う。
 いつの間にか員弁川の支流(たぶん藤川らしい)沿いを走っていたのだ!
 道に迷ってウロウロしてるとラッキーなことに東員町の役場があったので現在地を再確認。
 ふぅ、ちょっと早めに家を出ておいてよかったよ。
 東員町役場近くの紅葉。
 朝日に照らされて、きれいなオレンジ色になっていた。
 再度県道14号に入り、菰野を目指す。

 県道14号は細い路地のような道。以前、カーナビで連れてこられたが、車で走ることはオススメしない。すれ違いどころか、通り抜けるのもためらわれるほど狭い道だから。


 もうすぐ待ち合わせ場所というところで虹が見えた。
 『虹なんて久しぶりだなぁ』と思っていると、シールドにポツリポツリと落ちてきやがった。
 
 8時。道の駅到着。
 遊戯さん、とりさん、そして久しぶりの緒方さんが待っていた。
 そして8時20分ごろ(だと思う)。出発前の突然のバッテリー上がりで遅れていたSatooさんも到着。

 それにしても菰野には周辺にいい待ち合わせ場所がないのだろうか。
 開店前の駐車場には一般ドライバーやソロライダー、背中に『ガチャピョ〜ン』と書かれたツーリングクラブらしき一団など多くの人が来てた。
 観光バスでさえ客乗せのために入ってきてたくらいだ。

 道の駅にいる間も雨が降ったりやんだり。鈴鹿山脈は真っ白けで見えない。
 出発をためらっていたが、現地の天気予報は曇り時々晴れで、降水確率は20%ほど。
 雨は鈴鹿スカイラインだけだろうと意を決し、カッパを着こんで出発した。
 ところが鈴鹿スカイラインに入る前から結構降ってくる。

 前回の長浜ツーの再来か。琵琶湖方面は2連続で雨の峠越えになってしまった。
 しかも今回は寒波のせいで、武平峠付近では雪まで降ってきた。
 道路わきには雪が少し積もってたよ。
 ゆっくり走行で無事スカイラインを越え、平野部に降りてくると時折雲間から青空がのぞいたりもした。
 しかし薄着の鯛長ととりさんには寒さが堪える様子。コンビニで暖を取る。

 街なかのコンビニよりも広めの店内は、突っ立ってただ温まるだけにはもってこいの広さ。
 固まったようにじっとして体温の回復を待つ。
 やはり何も買わないのは申し訳ないので缶コーヒーを買って店を出た。

 (余談1)
 この日ブルーメの丘あたりで、国産旧車の集まりがあったようで、続々と集まって来てた。そして同時にジムニーの集まりもあったようで、こちらも負けず劣らずの台数が来てた。
 どちらもマニアックな雰囲気がプンプ〜ン
 外へ出るとまた寒さがぶり返す。


 ←無人精米所で温まる鯛長&とりさん。


 笑って写真を撮ったけど、最後には残りの3人も入りました。
 このままここにいては琵琶湖大橋のたもとにある道の駅『琵琶湖大橋米プラザ』に11時に着きそうもない。
 そこではレオこんさん夫妻とポリアンナさん夫妻と待ち合わせすることになっている。


 しかたなく、降りだした雨の中をまたも走る5台。
 もうすぐ琵琶湖だというところの交差点で信号待ち中、僕のバイクがエンスト。
 最近よくエンストする。
 発進する際にアクセルを乱暴に開けるとよくエンストしていたが、最近のエンストはたちが悪く、バッテリーからの電気がこなくなるためにバイク自体が止まってしまうという状態に陥る。
 つまりメインキーをONにしても何も点かない・動かないのだ。

 『まただ』と思い、早々に降りて押して歩道に入り、スタンドを立てたと思ってバイクを傾けたらそのままガシャン。ミラーが割れた。なさけねー。
 ステーは曲がらず、ミラーを取り付けている金属のプレートが曲がって割れてしまった。
 頑丈なステーだこと。

 エンストの対処法はわかっている。
 シートをはずしてバッテリーのプラス端子のあたりをゴニョゴニョしてるとエンジンがかかる。
 なんとか再始動できてほっとしてさざなみ街道を急ぐ。

 青空が出てきた♪天気予報は当たった(のか?)
 琵琶湖大橋(バイク150円)を渡り、11時40分にようやく道の駅の着いた。
 食事コーナーでレオこんさん夫妻とお初のポリアンナさん・どこ丼さん夫妻と合う。

 しばらくして雷虎さんがお疲れの様子で到着。いやほんとお疲れ様です。
 雷虎さんの中古だけどニュー(?)マシーン。
 午後1時。ノロノロのR161を南下して、やっとこハンバーガー屋に着いた。

 店の名前は『AUNTY-MEE BURGER
 装飾はアメリカンで、BGMとして流れるラジオもN.Y.のFM放送だそうだ。
 駐車場がないので隣にあるホームセンターの駐車場にこっそり、いや堂々と止めた。

 お店は写真奥にある木造の建物がそれ。道路添いにありにぎわっているので、道さえ間違えなければすぐわかると思う。
 スローフードなハンバーガー屋なので、待ち時間は覚悟の上。
 今回も結構待ちました。
 注文の仕方は、初めての人はまずレギュラーのハンバーガー4種しか食べられない。
 そしてその4種のうち1個でも食べた後なら別メニューのハンバーガーやトッピングを追加できるシステムだそうな。
 まるで食べ放題の寿司屋みたいだが、そうしないと食べられないならそうしよう。

 注文するときには名前を聞かれる。
 もちろん実名でもいいが、ハンドルネームでも受け付けてくれる。


 (余談2)
 店長さんが注文を書き込んでいたノートもコクヨ製とかではなく、アメリカ出張時に向こうでよく見かけたレポート用紙。こだわりを感じるぞ。
 そして自分たちのハンバーガーが焼かれる順番になるとお呼びがかかる。
 車を改造した厨房の中で大きな体を小さくしながら調理するマスターの講釈を聞き(これを聞かないと食べられない!)、できあがりを待つのだ。


 半分に切られたふかふかのバンズと、生でも食べられるらしい国産黒毛和牛100%のパテが鉄板の上に乗せられ、焼ける匂いが食欲を刺激する。

 う〜ん、いい匂い〜〜
 そしてお待ちかねの昼ごはん。

 上が1個目に食べたレギュラーバーガー(650円)
 下が2個目に食べたプレミアムWエッグ入りのバーガー(850円)


 アルミホイルに包まれた状態で渡されるので、まずはそのままぎゅ〜っと押しつぶす。
 そうすると具を密着させられるので食べやすくなる。中味がちょっと出ちゃうけど。
 パンはふっくらしてるので元通りになる。
 一時は何台もの車が店の前に止まってました。



 む?これはサンバーさん。
 一応2個食べたけど、実はまだ物足りなかった。
 ちらしにある超ビッグなハンバーガーも食べてみたかったけど、きっとお値段も高そうなのであきらめた。

 雷虎さんのドゥカに乗せてもらったり、仕事中のさるさんにコンパニオンの写真を送ってとかメールしたりして、到着してから順番が来て食べ終わるまで、結局3時間半ほどお店に居座ったことになる。
 居座る間も雨が降ったりやんだりで、天気予報は大ハズレ。
 それでも帰るときは天気もよくなりカッパを脱いで帰路に着いた。 
 帰り道は僕以外の人はみな高速道路を使って帰ったそうだ。
 一人、きついえらい下道を好んで帰る。

 ハンバーガー屋から北へ湖西道路(無料バイパス)を使って琵琶湖大橋を目指す。
 渋滞もなく、70キロくらいで走行でき、正面に出てる虹を見ながら『レインボーロードだぁ』と浮かれていると、途中またも雨に降られた。

 真野ICを降りてすぐにカッパを着て、R477、県道11を進む。すごい渋滞ですり抜けが大変。
 握力がなくなる前に渋滞が途切れるのか、って感じ。
 それでも県道27に入ると流れがスムーズになり、ところどころ街なかで混んだが概ねスムース走行。
 真っ暗な鈴鹿峠をコケないように左端をゆっくり走って関まで来た。
 亀山ICから東名阪自動車道に乗って帰ろうと思ったけど、『四日市まで20キロの渋滞』の電光掲示板の表示を見てやめた。
 そのままR1からR23を走ってみえ川越ICから伊勢湾岸自動車道を使って午後7時に帰宅。
 左ミラーなし、ガソリンリザーブでの高速走行はヒヤヒヤだった。

 高速を降りた後、スタンドまで行く途中、なんと走りながらもエンストするようになりやがった。
 バスバスバス…とエンスト・減速しながら時々ライトが消える。
 こりゃヤバイかなー
 (おまけ)
 ミラーのカバー?が真ん中でななめに曲がってる。
 倒したとき、ステーのねじが緩まず四角いプレートにそのまま力がかかって半分に曲がったようだ。
 まだピカピカのクラッチレバーの先っぽが折れちゃったのも悲しい…

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