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<PROJECT-D 着手!>
4年前から計画していた「PROJECT-D(dallas)」。基本コンセプトは@アメリカ・ダラスの飛行会に日本軍用機で参加、Aアル・レイブ氏に会う、Bスミソニアンはじめ、アメリカの博物館で実機巡り。 ややもすると計画倒れになるかも知れませんが人生は一度、やりたいことはやらないと気が済まない性格でもあり、ついにアメリカ本土爆撃?の機体の製作に着手しました。 飛行機は「一式陸上攻撃機」で、1/12.6スケール(翼長1500mm)。EPツインで、引き込み脚とする予定です。海外行きのため、もちろん翼取れ(分割)も必須です。 発売されたばかりのRCのキットをベースに(と、言っても胴体の一部と組立の構造くらいしか参考になりません)引き込み脚のユニットやメタルギアの軽量のサーボ等を着々と準備し、いよいよ主翼の製作。 リブはいつもどおりWingProというPCのソフトですべてのリブ型をプリントアウトし、2mmバルサに貼り付けカットしていきます。エンジンナセルとの接合部分やモーターへの電力ケーブルなど、普通のUコン機にはない部分にも気を使いながらの肉抜きも必要です。
幸い九六陸上攻撃機を作ったときの参考データがたくさんあり、上半角や翼型などは、ほぼ同機が参考になります。やる気、作る気が上がると、いつも仕事が忙しくなるのが気がかり。
(2009.927) |
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<まずは主翼から・・・結構面倒!>
なかなか時間が作れず、それでもリブだけは切り出しを済ませ、いよいよ組立て。いつものことながら正確な図面は書かないので、頭の中で「何枚目のリブはナセル部分だから肉抜きはせず」とか、2.5度の上半角をつけるため、リードアウトワイヤーは中央では上の方、翼端では中央より下から出すことになる。 あわせてスパー近くの丸い穴はカンザシ+中央補強のため10mmのカーボンパイプを通す。さらにこのパイプには、ナセルから中翼中央まで、引込脚用サーボのリードとモーターの3本のコードを通す役目も果たす。
あれこれ考えていると、組立てに躊躇するが、まあ出たとこ勝負というか、いつも現物あわせで何とかしている。「KK」で勝負! 「KK」って? ・・・「経験」と「勘」に決まってるでしょ!
(2009.10.11)
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<久々の製作 >
制作意欲が湧くと仕事が忙しくなる・・・と思っていたが、最近気付いた。「仕事が忙しくなるとストレスも溜まり、ストレス解消のために自己防衛本能で製作意欲が湧いてくる」のではないかと。 能書きはよしとして、主翼の形が概ね出来上がってきた。細く長く、テーパー比も大きい実機の雰囲気は十分出ている。 いつもながら、組立ながら考え、考えながら組み立てる。図面はすべて頭の中。上半角とリンケージ、ナセルの取り付け方法と主翼自体の強度、胴体との合体方法など、普通のUコン機にはない部分が多く、なかなか先に進まない。
リンケージはまだ中途半端な状態だが、後々どう作ったのか分からなくなるため一度写真を撮っておかないと。主翼中央には補強のためのカンザシを兼ねて、ナセルからのコード類を通すカーボンパイプを入れ、ひとまずサーボ延長コードを通してみた。
(2009.11.15) |
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<一式陸攻 ナセル作成 >
いよいよエンジンナセル作成。キットの部品を並べてみると、パーツ点数の多いこと。が、使用できるパーツはほんの一部。
まずエンジンマウントはダウンスラスト&サイドスラストが付いているため、このまま組み立てるとUコン機にはならず、エンジンマウント自体はすべて作り直し。胴枠も主翼の形状がまったく異なるため、高さを削ると軽量化の肉抜き穴に。結局2mmベニアから切り出し・・・結果的にキットのパーツが使えるのは、胴枠2枚と引き込み脚の台座くらいかも。
(2009.11.29) |
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<一式陸攻 ナセル骨組み完成
決して1日で作ったのではなく、前回記事の投稿がエラーとなっていたため。約1週間かけて、ひとまず左翼ナセルを作成。現物合わせで作りつつ、確認できた部分から右翼ナセルも追って製作。 構造や引き込み脚周りはキットの作りを参考にしたため、特に問題なく組み上げることができた。 写真の手前の装置は「サーボテスター」。バッテリーやESCなどを接続せずに単体で、サーボニュートラルや動作確認ができる優れもの。頻繁に使うものではないにしても1,000円程度で事前に動作確認ができるので重宝します。 主翼との接続がキットどおりでは考えられないほど弱いので、カーボンスクエアパイプを使用する予定。
さあ、これから1か月近く、土日も休めない仕事の中、年内にどこまで進でしょうか?
(2009.11.29) |
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<一式 危うし >
左右のナセルを組み上げ、引込脚もセット。サーボテスターで動かしてみると完璧!・・・と喜んではいられなかった。サーボテスターは3個同時に動かせるので、主翼に固定し、左右同時に動かしてみると、なんと右と左の脚が交互に出てくる。固まること数分。 左右対称に作ったため、サーボの動きが当然逆になる。ラジコンならプロポ(送信機)側で、別のチャンネルを使ってリバースさせることもできるだろうが、Uコン機ではそうはいかない。新バージョンのタイマーでも引込脚は1チャンネルしかない。 サーボの端子は「S」(signal)と「+」と「−」・・・ってことは、延長コードで「+」と「−」をクロスさせりゃOK?・・・とも思えない。とりあえずネットでいろいろ調べてみたところ、やっぱり「+」と「−」を入れ替えるのは素人考えで、サーボを壊すところだった。さらにいろいろ調べると、ハイペリオンからPCで回転方向や動作角度、スピードまで設定できるサーボを見つけた。これならスピードも遅くして実機感も出る。
思いつくとすぐに注文。PCにつなぐ装置も購入。それにしても、この飛行機が出来上がるまでには、あといくつのハードルがあるんだろう?
(2009.12.7)
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<一式陸攻 再開! >
正月用の飛行機にうつつを抜かしてる場合じゃい。今年の早い時期に完成させるつもりで、さっそく一式陸攻の製作を再開。 と、いってもまだまだ形を作る以前の話で、ようやく落ち着いて引込脚のデジタルサーボのプログラミングを済ませた。ハイペリオンのホームページからUSBドライバとプログラムを恐々(何といってもすべて英語ですから)インストールし、ナセルに組み込んだままのサーボに接続。右翼ナセルのサーボはリバースモードとし、スピードも60%とした。実際に動かしてから、さらにスピードも調整したいところ。 Yハーネスで両サーボを接続し、サーボチェッカーで動かしてみると、今後こそ左右同時に脚の出し入れができた。感動のあまり、しばらくはサーボと脚の動きを何度も眺めていた。
主翼ばかり作っていると飽きるので、胴体にも着手しようかな。(2010.1.2) |
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<胴体に着手 >
一式陸攻は、ついに胴体に着手。それにしてもいつになく遅いペースだけど、これでは「PROJECT−D」なるアメリカ本土爆撃?はいつの日やら。とにかく早く作らないと。 と、いいつつもまずは胴体の設計図を睨むこと数時間。主翼の形状がまったく違うこと、仰角がないことなどキットのパーツはまたしてもかなり使えず・・・。写真の下にある胴体パーツは、キットのもの(上)と新たに作ったUコン用のもの(下)。胴枠もF6、F7あたりは新たに作る必要がありそう。
主翼のプランクをする前に、胴体との接合・組合せ部分をよく考えておかないといけない。翼取れUコン機は初の試みで、どのくらいの強度が要るのか? ラジコン機のウィングボルト程度ではたぶんダメでしょうね。(2010.1.11) |
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<一式陸攻 胴体製作 >
やはり胴体は見かけほど進みません。キットどおりの組み付けなら、レーザーカットだし簡単そうですが、かなりのパーツを現物合わせで自作しています。特にUコン機の主翼脱着部分は、相当な力がかかるので、慎重かつバルサ、ベニアを縦・横、強度を考えながら、補強しています。 合体は3mmのボルト4本としました。また、リンケージはフラップホーンまではそのまま脱着でき、エレベーターへのリンケージ(カーボンパイプ)は、繋ぎのパーツを澤部さんに作ってもらいました。
ナセル取り付け部分をマイクログラスで補強しながら、胴体をどんどん作っています。
(2010.1.16) |
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<一式陸攻撃 胴体骨組み >
時間がない中、それでもコツコツと胴体を作り始め、今日も飛行会を午前中で切り上げて黙々と製作。キットのパーツがほとんど使えない主翼接合部、大型のリポを搭載するためのクレイドルあたりはすでに出来上がっていたため、キットのパーツを使用するほかの部分はことのほか順調にわずか数時間でここまで完成。 ここで問題は尾翼の接合部分の強度をどうするか?プランク後の胴体強度はほぼ予測できるが剛性が足りず、尾部なので重量も気になるところだが、たぶんカーボンの補強、バルサ材のグラス補強で何とかするつもり。 もう一つ、尾輪の取り付け方法も全く考えずに胴体骨組みを組み上げてしまったので、これも工夫が必要。キット(RC用なので)ではラダーと連動で、実機よりかなり後方についているが、ここはセミスケール派のこだわりで、実機どおりの位置に何とか付けたいところ。
完成予定は春(何となく曖昧に)のつもりだったが、土日もなくなる年度末の仕事を考えると無理かも。アメリカ行きが遠ざかる・・・。(2010.1.31)
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<ようやく尾翼製作 >
仕事の都合で1か月間、まったく手付かずだったが、体調を崩し、会社を休んだので、ここぞとばかりこっそり尾翼だけ組み始めた。とは言え、5日間、食事もまともにはとれず「寝たきり老人?」になっていたので、頭はボーっとしているうえに、カッター持つ指先に力が入らないし・・・。
尾翼を先に作らないと、尾翼台(もちろん翼取れなので)を含めた胴体が進まない。尾翼はキットのパーツはまったく使えず、8mm角バルサを基本にカーボンで補強、胴体との結合部にはしっかり締め付けできるようジュラコンのスペーサーも埋め込んだ。この状態から2mmソフトバルサで前面をプランクする予定。(2010.2.28)
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<いよいよ全体像 >
尾翼の取り付け部を正確に作るため、主翼との水平を確認してみました。ついでだからナセルも組み付け、ほぼ全体像が浮かび上がりました。 これからはコックピット周り、尾輪の処理、リンケージ、そして何よりプランク・サンディングなど面倒な作業がひたすら続きます。 尾翼(スタビ)はカーボン補強+フルプランクで、当初予定を5gオーバー、テールへービーは予想して、リポバッテリーがかなり前後して重心調整できるようにはしてあります。
尾翼取り付け部の製作後、尾輪の処理をして、早く胴体のプランクがしたいです。(2010.3.1)
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<もうすぐ木地完! >
何といってもまだ途中になっている胴体プランクの手間のかかること!三次曲面は相当無理しつつバルサをパネルごとにを1枚ずつ貼っていく感じ。しかもわずか2mmの縦貫材に1mmずつパネルを乗っけていくので、大変な作業です。 主翼は前縁プランクと翼端整形、中央はマイクログラスで補強しました。
これから、@ナセルのプランク(主翼のカーブに合わせ、電装関係も考慮し)、A主翼接合部の胴体プランク(図面もなく現物合わせで)、Bメインギアの細工、Cコックピット・・・。まだまだ先は長い・・・。
(2010.3.12)
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<何これ? >
主翼だの胴体だの大きなところばかりに気をとられて、フラップを作り忘れてた。実は胴体プランクも主翼もコツコツ進んではいるものの、写真で紹介しても見栄えがしないので、今回はあえて「フラップ」。 この飛行機ではフルフラップにするつもりなので、(本当は電動+逆ピッチペラを使用するため、左翼フラップを2/3、右翼フラップをフルスパンにしたかったが勇気が出ず・・・)剛性も気になるところ。前縁は5mmミディアムバルサにカーボンで補強、後縁は3mmバルサにカーボンで補強。これにリブ+トラスを組み、さらに1.5mmのふかふかソフトバルサでプランクする予定。
いかに軽く、いかに丈夫に、この試行錯誤が楽しみです。(2010.3.14)
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<何これ?その2 >
前回に続いて、「何これ?」ってものを一日かけて作りました。写真がピンボケになってますが、ちょうど4本要るので製作段階が分かるように並べてみました。 で、何って?・・・火星エンジンの集合排気管です。一式陸上攻撃機の11型を作る以上は、欠かせないパーツ。 まずは当たり前のようにエンビのパイプを温めながら曲げて、それなりの形を作ろうとしたが納得がいかず、結局、スケール派の性、何でもバルサで作りゃあいいやってノリ。せっかくだから、ナセル内部のモーターの熱が逃げるように穴も開けたいし、で、こうなった次第。
まずは@バルサ丸棒とバルサ板を接着、A全体を整形、Bシュリンクチューブで包み込む、Cひたすら穴掘り。排気が出るわけでもない排気管にここまでするのもオバカさんですね。(2010.3.15)
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<火星エンジン >
キットの入っていたダミーエンジンを作ってみました。1mmベニアのレーザーカット・・・は良しとして、パーツの数が199!? シリンダーのフィンをコツコツと瞬間接着剤で。これがまた大変な作業でした。艶消し黒を塗ってから、焼鉄色を上塗り、悪乗りついでにプラ棒でプッシュロッドも付けてみました。
カウリングからでのくらい雰囲気が出るんでしょうね?見えないところにこだわるのが私のモットー! (2010.3.19)
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<エンジンナセル&メインギア >
全体はさておいて、細々した部分をあちこち作っています。特に今回はメインギア周り。キットの指定では引込脚リトラクト10を使って2.6mmのピアノ線を曲げるだけ。ボリュームのある飛行機だけに足元が心細い感じです。軍用機の足回りにはいつも考えさせられますが、今回はなるべく実機間を出すため、5mmアルミパイプ、内径5mmのストッパー、3mmピアノ線を駆使して、あちこちタップを切り、頑丈にネジ止めしてあります(ネジの頭は削ってしまってます)。 お勧めはアブソーバー部分の処理。支柱にちょうど良い太さの糸(ハミロンワイヤー)を撒きつけて、黒のシュリンクチューブで覆うと(初めてやった割には)いい雰囲気が出てニコニコです。 双発の場合、ナセル内にモーター、アンプを置くと電源2本とESCケーブルを中央まで持って行く必要があるし、考えた末、アンプは胴体内・主翼下面にセットし、各3本のケーブルをモーターまで直結することにしました。コネクターを多用すれば重くなるし、モーター付け替えの時は、主翼から出ている長いコードを黒いパイプの中を通せばいいようにしてあります。(それでも16Gケーブル3本×2セットで69g!)
さあ、ナセルのプランクを!(2010.3.20)
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<(ほぼ?)木地完成 >
ナセルのプランクも苦労して終わり、まだまだ雑なところはあるものの、一通りのものは組み上げました。ついついキャノピーなんかも仮止めして見たくなります。 これからは細かな整形、サンディング、塗装です。
今日は一晩、このままの状態で眺めていようかなぁ・・・。(2010.3.21)
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<Yハーネス >
写真では何だか分かりませんが、左右のナセル内から延長してきたサーボコードの「Yハーネス」を自作しました。最近、ハンダ作業が多いです。
左右のナセルをドッキングさせて、サーボテスターで、脚の引き込み具合を調整しています。サーボもプログラマブルなので、現在スピードは15%、このくらいが実機感がありそうです。(2010.3.26) |
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<コックピット内部 >
嵐のような日曜日、窓を開けてサンディングすると、白い粉が頭の上からも降ってくる。こんな日は細々と細かなパーツを作るのが一番! @パイロット・・・ウイリアムズの1/12スケールのパイロットを加工。まず鼻筋が気に入らない!日本人っぽくヒラペチャな鼻に削りなおし。そして、お決まりの100円ショップ「軽ねんど」で、座高を調整しつつライフジャケットとマフラーを。 Aその下はシートの背もたれ部分。要らない電源コードに縦にカッターで切り、中身を抜いて背もたれ上部に接着(本物は違うけど、結構な雰囲気が出ます)。 Bその下は、悪者を取り押さえる「刺股(さすまた)」・・・じゃなくてハンドルです。アルミのパイプを曲げ、たたいて潰して、と結構面倒でした。 C計器板は、新たな手法に挑戦しました。クリアシートの計器の部分を丸く切った(ポンチで打ち抜いた)マスキングテープを貼り、ダークグリーンを噴きつけ、マスキングを剥がすと計器の部分だけが透明になります。そこへ裏から1枚ずつ計器をセメダインCで貼ってみました。都合、6時間。手間のかかる割りに大した雰囲気にはなりませんでした。二度とやりません。 D正操縦士横の分電板と羅針盤とセットのセンターコンソール、それから通信機。 E通信士用の真四角の椅子と長椅子。どうも革張りのようなので、軽ねんどでベコベコの雰囲気を出しました。
まあ、セミスケール・スタント機なら、この程度でいいですよね。後は着色して、いかにそれらしい雰囲気になるかです。(2010.3.29)
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<コックピット完成 >
バラバラに作っていたコックピット内パーツを納めました。ハンドルはイメージが違っていたので、作り直した上でセット。センターコンソールの大きさ、位置、ハンドルまでの距離、何となくバランスが悪いですが、キャノピー越しに見る分にはこの程度で大丈夫でしょう。それにしても正・副操縦士とも手放しでいいのでしょうか?自動操縦に切り替えてあるんですが・・・。いっそのこと、床まであったほうが作りやすいかも。でもフットバーとかまで作ろうとすると、労力は数倍かかりますね。 指揮官席には、テーブルがあったようなので、折りたたみ式の机もセットしました。
次は尾翼のフィレットの処理をして、いよいよ塗装!(2010.3.31)
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<11型後期の七六一空 >
ついに塗装! いつものUコン機と違って、パーツごと?に塗装できるので好都合。写真のほかにすでにナセル、カウル、水平尾翼、エレベーター、フラップ、主翼の上面・下面なども塗装が終わり、パネルラインもぼちぼちという状況。 ところで、今回はUコンの師匠に敬意を表して、師匠の名前の一字が使われている七六一空の404号機(龍−01)にしました。この飛行機なら塗装境界線をピースコンを使わずにくっきりマスキングでOKです。
調べていくと、昭和17年9月17日に空廠で改造しているようです。このときに尾部銃座窓を途中で切り離したのではないかと思います。ただ、問題は主翼上面の日の丸に白縁があるかどうかが現存する写真が少なく、分かりません。完全なスケール機ではないので、デザイン的にも白ふちをつけるつもりです。
(2010.4.5) |
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<お決まりの「銘板」 >
お決まりの「銘板」を入れました。実際はもう少し水平尾翼に隠れた位置ですが、目立たせるため、少し前に出しました。 全体の塗装もほぼ終わってますが、パネルラインと上塗り前なので、写真の紹介はこの程度にしておきます。塗装は、いつもどおり失敗の連続、しばらくフィルム貼りでごまかしてたし、もともとテクニックもないのに塗装はボロが出ます。特に慌てて整形がいい加減な部分は、塗装をすると浮き出るように目立ちます。そうそう、日の丸も今回は「塗り」! さらに、最後にクリアウレタンにフラットベースを加えて、全体を半艶消し状態にするつもりですが、フラットベースの扱い(量)も相当難しいと聞いたこともあります。大丈夫かなぁ? それから一式陸攻用に使うアンプがアメリカから、なかなか届きません。数日のうちにICE50ライトが届くはずですが、日本の飛行機にアメリカのアンプを使うことにさえ抵抗があります。キャッスルクリエーションに匹敵する日本製のアンプはないんでしょうかね。 塗装の乾き具合を見ながら、コツコツとループアンテナや3枚ペラの加工も終わりました。スピンナーは稲さんから譲ってもらった数十年前の35mmスピンナーを加工中です(エポキシパテを盛って整形前)。
このペースでゴールデンウィークには初飛行できそうです。(2010.4.6) |
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<スピンナーの加工 >
一式陸上攻撃機11型は、やっぱり住友ハミルトン3枚翅でないと。ということで、正逆の3枚ペラの揃っているマスターエアスクリューのペラを加工。それからスピンナーも形、サイズとも3枚ペラ用は少なく困っていたところ、稲さんからもらった数十年前のポニーの3枚ペラ用スピンナー35mm。ただし、このペラはひも付き?ひもスターター付きのシロモノで、スピンナーに溝があります。これを金属用エポキシ粘土で埋めて固めてから、ボール盤にセットし整形します。サイズ、形も実機間のあるスピンナーができそうです。(2010.4.8) |
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<完成!>
完成予定を大幅に前倒しして完成! 初飛行はゴールデンウィークに予定して、それまでに念入りに各部のチェックをします。
飽き性、移り気な私は、もう次に作りたい飛行機に着手しています。(2010.4.11) |