小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2022/05/29

さざなみ海道&とびしま海道 2022年5月

  2日目 >3日目

3日目 広→ 呉→ 自宅

ビジネスホテルの朝食に何も期待していませんでしたが想像以上においしい。よかったです。セルフのコーヒーも悪くありません。機会があればまた利用しようと思いました。

ゆったり目に8:00前出発。呉へと向かう途中の休山トンネルは歩車分離され、防音壁も整備されており、トンネルにしては快適に走れます。トンネルを抜けるともう呉市街。最初に向かった駅至近のカフェは満席で順番待ち多数、諦めました。もう少し駅から離れたカフェでゆっくりしましょう。


カフェでゆっくりします


味もボリュームも満足のモーニング

ピアノジャズが流れる店内で、ブレンドコーヒー¥500+モーニング¥200を。これから輪行作業です。いくばくか栄養補給といきましょう。
JR呉駅前で輪行しているとシニア夫婦に話しかけられました。奥様は江田島観光をおすすめで、呉は気候もよく食べ物もおいしくていいところ、と盛んに仰る。一見、単なるふるさと自慢ですけれど、もしかしたら奥様は他所の地域から嫁いでみえて、第二の故郷となった呉がすばらしい所だとご自分に言い聞かせているのかもしれない。なぜかそう感じました。
呉駅からは快速安芸路ライナーで広島へ向かいます。乗車するとそれなりの混雑具合でしたが、途中の吉浦駅、坂駅で乗客が増え、矢野駅からは満員電車状態。私たちは大きな輪行袋を抱えたまま棒立ち状態で申し訳ありません。乗客は半数以上が若い女性。カジュアルな服装の方々だけでなく、ファッション雑誌から抜け出て来たかのように、髪型から足元までバッチリ決めている方々も。上半身、特に肩回りにボリュームをもたせた、まるでバブル景気時代のトレンドを彷彿とさせるファッションも見かけました。休日に精一杯おしゃれし、友人たちと連れ立って都会へ繰り出す様子は、平和でほほえましい光景でありました。昔も今も変わらずに、都会は女性を惹きつける魅力があるのでしょう。広島駅に着いてどっと降りた女性たちとは対照的に、折り返し呉方面へ向かう快速電車に乗り込む乗客は、多くが男性連れでした。


JR呉駅から輪行


新幹線車内で夏みかんを

広島駅から新幹線のぞみに乗車。乗車率100%は往路と同様ですが、乳幼児を連れた家族連れが多く和みます。ご両親たちは大変そうでしたけれど。広島駅で購入した鶏飯むすびセットと初日に買ったパンの残りを昼食に、食後は豊島の食事処でおばちゃんにいただいた夏みかんを食べました。すっぱくておいしい。いい旅になりました。

ちなみに帰宅から2日後、頭痛と寒気がおさまらず、だるさも加わって寝込んでしまいました。きっと向かい風で体が冷えたのと、疲れとで体調を崩したのでしょう。齢ですねえ...
                           (おしまい)