小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2016/08/21

夏の大鹿村と飯田 2016年8月

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2日目 大鹿村→ 飯田


小渋橋を望む


また今度来るね

天気予報が好転しました。降水確率がぐっと減り、晴れて暑くなるとのこと。前もって防水対策したときに限ってこういうものなのかもしれません。
宿の朝食をしっかり食べた後、小渋川に架かる小渋橋を目に焼き付けてから大鹿村を後にしました。前日と同じコースを戻れば下り基調で効率的に先へ進めるだけでなく、ダム湖の景色も楽しめることは予想できます。だけど何だかつまらない。
どうしよう、ええい、逸れてしまえ。効率的で確実なダム湖経由の松川方面でなく、非効率で不確実な峠越えの豊丘村方面へと進路を変える、バカな私でした。

以前オートバイで走った時、ほどほどに上ったような気がして若干不安はありますけれど、なあに、前夜たっぷりと飲み食いしたしどうにかなるでしょう。
途中までは5〜8%程度の勾配で、まだ気温が上がってない時間帯なこともあり、それほど苦労せずに上っていきましたが、峠が近づくと10%前後、ヘアピンでは12%程度かと思われる苦しい上りとなり、たまらずにインナー×ローギアでゆるゆると進むのでした。
とうとう頂上に到着。たかだか300mほどの標高差とはいえ、夏の峠道は辛かった。体力を消耗しきってないのがありがたい。


進路を変更


峠を越えた、わけではなかった

この後は爽快な下りオンリー... のはずでしたが、すぐに「通行止め」の看板出現。それだけならまだしも、迂回路の先を見ると、さっきの峠以上の登坂路となっている模様... 今更戻るわけにもいかず、えっちらおっちら迂回する狭路を上っていきました。
上りはもうおしまいと安堵した脚に、再び鞭を打つような、こうした上りのことを、昔々「残業峠」と呼んで走っていました。いつ終わるのかはっきりしないところも残業らしいかもしれません。
頂上付近はいくつもの分岐があって迷いやすく、こんなところに?と、一軒あった民家で道を尋ね、今度は本格的に下っていきます。が、勾配が推定15%ほどはあろうかという急坂のため、ブレーキが効きづらくて神経を使いながら慎重に下っていかねばなりませんでした。

ようやく通行止め区間を迂回し元の県道に合流、爽快な下りを進んでいくと、小さな小さな水田が点在していることに気づきました。狭い山間の沢の水を引いて米を栽培するなんて、現代では不可解なほど非効率的なのでありましょうけれど、きっと愛情たくさんの、おいしい米が実るのでしょう。そうした温かさを感じる水田でした。


小さな小さな水田


県道を南下

天竜川の東岸に沿う県道へ合流しました。飯田方面へ南進します。強烈な夏の日差しが降り注ぎ、すっかり気温が上がってきました。豊丘村に続いて喬木村を抜けると飯田市の弁天島橋です。その先のお気に入りのカフェに到着しました。


お気に入りのカフェ


ガパオライスです

数量限定のランチはガパオライス。スパイスはともかく、鶏肉も野菜もウマイ。何よりもコメがおいしいのに胃に重くない。カフェのおねえさんに尋ねると地場産のお米だそうです。勢いに乗ってデザートにミニパフェまでいただき、アイスコーヒーをちびちび飲んでいると猛烈に眠くなってくるのでした。が、次々に若い女性客ばかり来店、私のようなくたびれたオジサンはいよいよ居心地が悪くなり退散いたしました。
すみません、汗まみれで加齢臭をまき散らしてしまい迷惑千万でしたよね...


ミニパフェも追加


松川のほとりも暑い

さあて、飯田市街へと進んでいきます。毛賀駅付近で道に迷い、短大近くの厳しい上りに閉口しつつ松川に辿り着くと、まだ市街は丘の上。気温35.5℃の中、覚悟して水の手通りのキツイ勾配を上っていきます。
気分がおかしい。もうマズいっス。慌ててカフェにピットイン。マンゴーパンケーキと桃ジュースで熱くなった体を冷やすのでした。


緊急ピットイン


冷たいデザートで涼を

サイクリングはこれで終了です。この日の走行距離約42km、獲得標高差は細々とした坂を含めて約350m。雨天のためにたいして走れないはずでしたが、晴天でも暑さのせいでたいして走れませんね。

市内のビジネスホテルに投宿。エアコンをガンガンに効かせて体を冷やしました。
夕食は近くの居酒屋へ。全般的に料理がおいしく、特に焼鳥や米茄子の肉味噌焼きがアタリ。尋ねてみると信州味噌ではなく、京都から取り寄せているこだわりようでした。白州の水割りも香りが良くて大満足です。


焼鳥ウマイ


水割りもおいしい


天気予報は曇りだったのに翌日も朝から晴れて暑い。おとなしく飯田駅で輪行して帰ってまいりました。


飯田市街を後に


輪行して特急に乗車

自宅に着く直前になって空が曇ってきて雨に降られましたが、雨を覚悟して行った割には晴れてばかりで暑さに苦しんだサイクリングでした。でも自転車旅では初めてARAYA Diagonaleを輪行、快調に走れてよかったです。私の意識も、体の中心に戻ってきた気がします。

ところで、今回連れ出さなかったRALEIGH CRN、約2か月乗ってないうちに前輪がバンクしてタイヤがぺったんこになっておりました。乗ってあげてなかったことで機嫌を損ねたのかもしれません。
                          (おしまい)