小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2025/08/17

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パソコンとのつきあい 〜サブ機 入替後編 (25/06/01)

 第6世代Core i3搭載のサブ機:Fujitsu ESPRIMOがWindows11非対応。Windows11対応の中古PCを選択しようと、まず実店舗のリユース品を探すも、中古を扱うPCショップでは比較的高額か、あるいは当たり外れのある海外ブランド品ばかり。続いてハード〇フを数店舗回ってみましたが、予算内に収まりそうな中古PCは、とりあえずの動作保証はあるものの、ストレージがHDDか、SSDも中古。使い込まれたものかもしれません。SSDもメモリも別途新品を用意したほうが安心です。また、世代的に値ごろ感のある中古PCはSATA接続。PCIe接続する場合に改造が必要になるなど、手間も費用もかかりそう...

 そこでネット通販に目を向けると、玉石混交の様相ではあるものの、おおまかに相場がつかめてきました。最終的に私が選んだのは「PC WRAP」で販売されていた、Fujitsu ESPRIMO。またESPRIMOです! ESPRIMO WD2/W(2016モデル)から、ESPRIMO D588/VX(2019モデル)
 筐体の構造があまり変わらず、分解やパーツ増設などの要領がほぼ同じであろうこと、Fujitsuのこの手のスリムデスクトップはこれまで中古も含めて4機種使ってきて、いずれも周辺機器との相性やマザーボード関係のトラブルが一切無く、比較的安定稼働していたことから同じFujitsuブランドを選択肢しました。

 初回セットアップを済ませ、動作に問題無いことを確認、続いて内部パーツを確認します。
 CPUはIntel Core i5-8500です。このD588/VXにはCore i3搭載モデルもあるので念のため確認しました。
 メモリはSK Hynixの8GBです。自分で調達したCFD販売のメモリ 8GBを追加しデュアルチャンネル動作を確認しました。
 SSDはKINGMAX PQ3480、PCIe Gen3×4の256GB。新品です。念のためヒートシンクを追加しました。さらに2ndストレージとして2.5インチHDDが内蔵、TOSHIBA MQ01ABF 500GB。手堅い構成で、取り替える必要は無さそう。
 メモリ増設以外、パーツ追加も不要、このまま使うことに。これで¥33,000税込(25/3月当時)なら、割高感はありません。さらにキングソフトのWPS Officeのライセンス付き、HIDISCブランドのキーボード(有線)と、SUNEASTブランドのマウス(有線)が付属。これらも手堅いイメージで、通販注文し届いたらそのまま使える、実用的な付属品だと思います。良い買い物をしました。あえて欠点を探せば、外観も汚れ感がほぼ無くてキレイな半面、筐体前面の化粧板にやや目立つキズがあったこと。中古なので何ら不思議ではありません。少々気になったので、四輪車用のボディーコンパウンドで磨き、アーマオールを薄く塗りこむとほぼ目立たなくなりました。ほかにケースファンに埃が残っていましたが、こちらは清掃すればよし。

 この新しい、いえ中古のESPRIMO、第8世代Core i5とメモリ16GB、PCIe 3×4のSSDの組み合わせは十分快適に動作し、Pentium Silver 6005のミニPCとは比べものになりません。Passmarkスコアが約2倍ですので当然ですね。ここ数年話題のN100やN150に比べても2倍近くのスコアですので、安価なミニPCに手を出さなくてよかったです。Core ULTRAやRyzen AIなどが組み込まれたハイエンド系のPCと比べる価値も無いローレベルな話ではありますが...
 今後Windows12がリリースされ、この第8世代Core i5が足切りとなったら...
そのときはそのとき考えたいと思います。


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