16 平成21年5月岡崎市薪能 八嶋 衣斐正宣   愛知

岡崎城二の丸能楽堂       2009/05/23

能楽鑑賞


 

 岡崎市の主催する薪能が、20年程続いている。今まで、観世流の演能であったが、今回、金沢市と観光交流を結んだということで、宝生流の「八嶋」となった。

 初めて、券を購入し、鑑賞した。

 他流の能は、久しぶりです。良い勉強になりました。

 岡崎城二の丸能楽堂。

 

 見所は、300人ほどの席あり。

 屋外のため、行事がある毎に、テントを張っている。

 番組表。

 入場券。

 通常、狂言の語りは、屋島の戦いのシコロ引きなどの話ですが、今回は、那須与市語の、特別の演出。

 能「八嶋」

 源平合戦、屋島の戦いを、義経から見た、すじです。前場は、漁師の姿の亡霊となって、後場は、僧の夢の中に。

 都から四国へきた旅僧は、讃岐の国に入り、源平の古戦場、屋島の浦を訪れる。浜の塩焼き小屋の主である老いた漁師に宿を請う。

 一夜の宿を請う旅僧の求めを、老翁は侘び住まいのゆえ、いったん断るが、都から来たと聞くや、懐かしんで宿を貸してくれた。

 旅僧に促され、往時の合戦を語り始めた老翁は、義経の勇猛ぶりや錣引き(しころびき)の戦いなどを、見てきたかのように活き活きと話す。不思議に思った僧が名を尋ねると、老翁は義経の亡霊であることをほのめかし、姿を消した。

 夜半に、義経の亡霊が現れる。

 義経の亡霊は、八島の合戦で不覚にも弓を流してしまったが、みずからの名を汚すものかと命を惜しまず、敵の眼前に身をさらして取り戻したことを語り、さらに、修羅道の凄まじい戦いに駆られる様子を見せるうちに夜が明けて、僧の夢は覚め、白波、鴎の声、浦吹く風に化して亡霊は消えてしまった。

 

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