完成予想図
この家の家主様は長くプレキャストコンクリ-ト住宅(コンクリ-トのプレハブ住宅みたいな・・・)にお住まいでしたが、
完成した木造住宅をご覧いただき改めて木造の良さを実感して下さいました。
一日も早く木の香りに包まれた暮らしをしていただきたいのですが、和の家はなかなか手が掛かります。
⇒
ベタ基礎 配筋検査
(瑕疵担保責任保険に基づく検査です。)
ベタ基礎コンクリ-ト打設
(瑕疵担保責任保険及び建築基準法に基づく検査です。)
中間検査です
基礎立上り部分のコンクリ-ト打設
ホ-ルダウン用M16アンカ-ボルトです
木造在来工法では基礎と土台をアンカ-ボルトで固定しますが、それとは別に
基礎と柱を直接繋ぐホ-ルダウン金物を使用します。
計算により柱を土台から引き抜こうとする大きな力が掛かる箇所に設置します。
M12アンカ-ボルトです
アンカ-ボルトはコンクリ-ト基礎と土台を固定するために用います。
地震や台風に対してより強固であるために
外壁を構造用パネルを用いて面材耐力壁としています。⇒
外壁の面材耐力壁を内部から見た様子です
柱や梁に構造パネルを構造用釘で打ち付け外壁を
一体化しています。
屋根の軒裏です。こうした木を現した(化粧野地といいます。)造りは最近は本当に少なくなりましが味わい深くて良いものです。
(お隣の建物が近接していて全景写真がうまく撮れませんでした・・・)
玄関ホ-ルです
式台、上がり框、床いずれも花梨の無垢材です。
玄関です。
土間は御影石張り、腰壁は松の羽目板貼り、壁は珪藻土です。
リビングです。 奥は座敷、右側は対面式ダイニングキッチン
です。 天井を高くして室内にボリュ-ム感を持たせたかったので
2階の床梁を化粧材として現し天井は無垢の羽目板貼りとしました。壁は珪藻土と無垢羽目板貼りです。室内に面する部分は全て自然素材です。梅雨時にはこれらの材料が湿気を吸ってくれて少しでも快適に過ごして頂けるかと・・・
キッチンです。 流し台廻りの壁はホ-ロ-板、その他の壁は
キッチン用のパネルです。 とにかくキッチンの壁は汚れや
すいですから・・・ひと拭きでOK!とまでは言いませんが、
それでも掃除の時には、これらの壁材の良さを実感して頂けるのではないでしょうか。
広縁です。(縁側のちょっと広めなやつ)
やっぱり、縁側というのは良いですよね。
なんとなく贅沢で、なんとなくゆとり感じて
なんとなく安らぐ・・・
座敷8帖の間です。
天井は杉板の羽重ね貼り棹縁(さおぶち)天井です。本物デスゾ!
浴室(ユニットバス)です。
毎度繰り返し言いますが、ユニットバスは
断熱材ですっぽり包まれている製品がお勧めです。
*内部はすごく良さそうでも断熱に対する配慮が
まるでしてない製品も多々有ります。
(コストダウンの為?)
1階トイレです。
向かって右側の壁面に棚を埋め込みました。
カレンダ-、時計,本類、トイレットペ-パ-の買い置き
洗剤、掃除具等、収納用途は多岐です。
ウォ-キングクローゼットの内部です。
枕棚(一番上の棚)ハンガ-パイプ(レ-ル)
の他、可動式の棚板を備えています。
洋服の他にハンドバッグとか衣装ケ-スなど
の収納。それぞれに暮らしに合わせた使い勝手
生まれます。