2003年8月2日早朝、
中房温泉の登山口から急登ではあるが、清々しい登山道を合戦小屋まで進んだ。
ここで名物のスイカで水分の補給をしてから、合戦の頭まで登りしばし撮影休憩を楽しんだ。
さらに脇に咲く花々を横目に、急登のコースを登ると燕山荘が見えた。
  登山口からしばらく登ると
朝日が顔を出した。
 中間地点の合戦小屋では,
スイカで水分を補給。
登山道の脇には、
トリカブト、ヤマユリ、イワキキョウなど、都会では見られない花に会える。
花崗岩の奇岩の向こうに燕山荘が見える。
霧が流れると幻想的な山岳風景を見せてくれる。
朝日に染まる燕岳は、
奇岩群がいっそう険しさを見せるが登山道は砂岩で歩きやすい山である。
「左」

 稜線に沿って流れる霧と遊ぶ燕岳。       


「右」

自然の造形に驚きながら、奇岩を撮す自写像
自然の芸術家が作り出した奇岩の数々を紹介します。
何に見えるかは、その人の感性によるかな?
「左」 何だか親子が見つめ合っているようでしょう。 
「右」 槍ヶ岳を相手に負けじと尖塔見せる。
「左」 これは鮫のようだ。
 「右」 馬か山羊が山裾を登っているような光景に見えた。
登山道のすぐ脇に咲くコマクサを初めて見た。
白桃色でその可憐さは、高山植物の女王に相応しい。
画像では分かりにくいが、コマクサの群生は、
砂岩地帯をまるで小蟹が歩いているように見えた。
登山道を整備してから、このように登山道の上下にコマクサの群生が出来たと言う。
自然保護が大切ですね。
コマクサの群生地は、この画像では米粒のようで分かりづらいが、
燕岳を越えて北燕岳までの登山道の斜面にびっしりと成長していた。
珍しく雷鳥の親子が登山道まで下りてきた。 山荘からの日の出(ご来光)を眺める。
槍ヶ岳の朝。
燕岳からは小槍が見えるアングルで、これもまた美しい。
槍ヶ岳の雄姿は、さすが北アルプスの盟主だけあり、撮影場所を選ばせない。
そこで記念に一枚。

「完」
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