6月3日、名古屋を発って6時間ほどで「吹き割りの滝」に着く。
一時間ほど散策した後、老神温泉に泊まる。
明4日の朝は、昨晩降っていた雨も上がり、最高の撮影日和を迎えた。
 鳩待峠に着くと、週末のせいか観光客で一杯。
今日は、ここから「山の鼻〜竜宮〜見晴」と進む行程だ。
山の鼻を過ぎると、燧ヶ岳を正面に見ながら、濡れて滑りやすい木道を慎重に歩む。
 太陽の晴れ間には、まだ春を待つ草木や山の木々が美しく眩しい風景を見せてくれる。
「コンニチワ」と言わんばかりの水芭蕉と、明るく元気なリュウキンカが咲く。
雨に濡れた木道に沿って咲き乱れるミズバショウとリュウキンカ。
新緑の若葉の倒影とミズバショウの共演に、しばし見とれる。
尾瀬には白樺の木はけして多くないが、ミズバショウと共演してくれる所もある。
限りなく拡がるミズバショウの群生だが、水の中にも咲いているからすごい。
昨年の夏に登った至仏山の残雪をバックに、湿原の美風景は拡がる。
湿原もあと一ヶ月もすると、緑一色の世界に変わる。
 魚眼レンズが必要なくらいに湿原は広い。
パノラマにすると、その広がりが感じられるので、
ここからは、尾瀬の自然の雄大さを何枚かご覧下さい。
 湿原を往復しながらの撮影であったが、雷の中を歩いたり、
雨上がりのモヤに感動しながらシャッターを切った思い出は忘れられない。
最後の画像は、やはり定番のコレかな?

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