矢作川流域農業の今の風景 | 明日の風景 | ||
暦 | 旧来型(環境負荷)=矢作川流域・慣行農法 | 先進型(環境保全)=冬期湛水・不耕起移植栽培 | |
05年1月 農業用水の末端蛇口 水田用 |
岡崎市 付近を捜したが水道メーターが見つかりませんでした。なぜ?これでは使いたい放題かも? 料金の計算はどうなっているのでしょうか高いの安いの? |
冬期湛水用の水が必要です。 最大の課題です。 耕起しません。 |
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05年2月 舗装された農道 |
岡崎市 田んぼの真ん中を突っ切って立派な道路が不思議な光景です。この先住宅はありません。 大型農業機械を導入したので舗装したのか? 年間、何台が何日利用するのでしょうか?もったいない。 |
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05年2月 農業用排水路 |
岡崎市 コンクリート二面張りが標準的な工法かも? 生き物の姿が見えません。死滅したかも? 常時(年間)ここに水を貯めて生き物が棲める場所に出来ないかな。鳥も集まってくるのでは。メダカ・フナ・ドジョウ・タニシ・カエル・ホタルなども水草も。 ここで農薬の検査が出来るかな。 |
農薬を使いませんので生き物も安心して生活できます。 いつか白鳥だって丹頂鶴だって来てくれるかも? |
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3月〜? | 苗代づくり。 稚苗づくり。 農協がやるのかも? |
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05年3月 写真1/頭の田んぼ |
水田用田んぼのすぐ隣り、05年ここでは麦が栽培されました。 | ||
06年3月中旬 頭の田んぼの近く |
この田んぼ05年は米作りでした。収穫後の秋に乾田化。 06年は麦作りに転換。 遠くに見えるのは鎮守の森。 潜在自然植生と言われる常緑広葉樹の高木のクスノキや亜高木のモチノキがある。暖帯の照葉樹林。 カラスの群れが集まっていました。餌を探しにきているのか。麦田んぼに餌になるようなものがいるのかよく分かりません。 |
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06年3月中旬 畦の左側が 頭の田んぼ(写真1) |
05年確か麦作りの田んぼだったはず(写真1)。 06年水が引き込まれました。 右側の田んぼも06年は米作り。 だとすれば米作りと麦作りの転作は簡単に出来るのか?ともかく今年は乾田から水田に。 畦を挟んで二枚の田んぼの風景。 農家・農協の都合ですぐに変われるのか? 米作り地域と麦作りの地域の集団的配置換えや田んぼの大型化など複雑な要素が絡み合いながら集落の農家農地の風景が変化していくようです。 |
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06年3月中旬 | 排水路の土手の枯草がきれいに焼かれていました。ツクシはまだか?焼けちゃったのか? | ||
06年3月下旬 | 田んぼの農道脇に植えられた水仙の列。 06年になって、あっちこっちで見られる新しい風景です。 「矢作南部土地改良区連合、地域用水機能増進事業」 この事業に使われる税金のことが心配です。お金が天から降ってくるとも思えません。 |
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写真なし | 06年4月上旬 頭の田んぼ |
背負い式(歩行)農薬散布器械による作業風景を見ました。一人でやってました。毎年5月の連休前後に田植えが行われます。 | |
05年4月 離れた畑 |
安城市 農業用水の末端蛇口。 畑用用水の使用料金は水田と同じか? |
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05年4月 |
ハイクリブーム。 稲作・畑作兼用。 薬剤散布など。 約300万円。さらに大型の機種も。 この数枚後の写真で作業の様子が見られます。 アタッチメントを付けている? |
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05年4月 |
乗用トラクター(写真は中型では)13馬力で約90万円。さらに大型の機種も。 写真奥の方では砕土作業中。 水入れ前の作業になる。 アタッチメントを付け替えて色々な作業に使われます。 |
耕起しないので不要です。 | |
05年4月下旬 頭の田んぼと同じ |
麦の穂が大分伸びてきました。 排水施設が普及していて雨が降っても田んぼの乾燥が早い。 |
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06年4月下旬 近くの田んぼ |
矢作川用水のパイプラインの蛇口から水入れが始まりました。田植えも間近です。 | ||
06年4月下旬 |
最上流の山の谷に溜池がありかつては下流の集落の田植えの時期に合わせて放流されましたが、現在この小川から水を取り入れることはありません。しかし河川の維持管理は定期的に施工しなければなりません。税金も使われるでしょう。 この辺りも矢作川用水のパイプラインが張り巡らされています。小川はあっても生き物の姿はどこにも。 |
矢作川用水に頼らない利水方法を考えなければ。 | |
06年4月下旬 近くの田んぼ |
今年、米作から麦作に多くの田んぼが転換した模様で矢作川用水のパイプラインのかなりの部分は使われないでしょう。全国的にも巨大な農業施設が無駄になっているのではないかと。使わなくても維持管理費は今後も必要になって税金の無駄使いの見本のようなもの。この先再び使われる時代がくるのか。 | ||
05年4月 |
トラクターに代掻き用?アタッチメントが付けられている。 65馬力で約600万円(中型の機種では?) 代掻きで濁水が発生し排水路を通って川へ海へ流される。特に雨と重なると大きな問題。 06年この田んぼも麦作りに転換しました。 |
代掻きをしませんので濁水が発生しません。 排水(悪水)が流れ着く先の川も海も汚染の心配がないそうです。 |
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05年4月 |
農業用水から水入れ中。 バルブをひねるだけで水が届きます。 川やため池が近くにありますがそこの水が使われることはありません。 かつて用水が無かった時代に一部で地下水をくみ上げていた地域もあったようです。 |
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05年4月 湛水 |
カラスが餌を啄ばんでいましたが何を食べているのか分かりませんでした。生き物がいたのか? 遠方は鎮守の森。 数日後カモ二羽の姿を確認しました。近くにいくつか「農業池・ため池」がありますのでそこに生息するカモかも。その後シラサギ1羽を発見。 06年この田んぼは麦に転作しました。 |
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05年4月下旬 | 田植え直前、苗の準備が出来ました。 これで田んぼ1枚分のよう。 |
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05年4月下旬 |
田植え終わる。 4月から5月の連休時期に集中。 ひょろひょろの稚苗が植えられました。 この地方麦栽培の面積が圧倒的。 あぜ道で「ハイグリーン」と印刷された肥料用袋を確認。「ハイグリーン」とはどんなもの?田植えと同時に散布されたのか? 5月、近くの田んぼで粒剤と思しきものを農夫が丹念に撒いていました。除草剤では? |
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05年5月上旬 |
田植機。 この地域の標準タイプでは? 歩行型田植機約50万円。この付近では見かけませんがさらに大型の乗用型も。 06年5月の連休は晴天に恵まれ田植えが順調に進んでいる様子。 水田の大型化が進み乗用型田植機の導入が一気に進んだ模様。 6条植え乗用型約200万円からさらに上位の機種へ。 田んぼに集まっている鳥は頭の色が薄茶がアマサギで全身白いのがシラサギではないかと知識がないので勝手に結論。 |
専用田植機があります。 勿論手植えが出来ればそれにこしたことはないでしょう。大勢で楽しくやるのもこれからは大切なことかと。 中山間地棚田用小型機種がまだ無いそうです、今後の課題。 田中知事さんお願いします、メーカーへの働きかけをぜひ。 |
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06年5月中旬 | 稚苗植えだそうです。 病害虫に強い苗でしょうか? 小さくてひょろひょろと少しの風にもゆれて心もとない。収穫まで何事も無ければよいけれどと祈るばかり。 |
大きくて丈夫な苗を植えます。 成苗移植栽培。 |
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05年5月下旬 離れた畑 |
ハイクリブーム。 薬剤散布用農業機械。 乾田に水溶性の薬剤を散布中。 何を栽培されるのか今は不明? 写真を撮っている私の目にも風に乗って薬剤の飛沫が飛んできてちょっとした刺激を受けました。 |
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05年6月上旬 |
除草。 肩掛け式刈払機(草刈機)(3万円から4万円)。 田植えを終えますと畦や土手などの草刈をします。中にはここにも除草剤を使う人も。 田の草取りは一般的に4回から5回行われるようですが今では除草剤を撒いていますので草が生えなくなり農作業が大変楽になっているそうです。特に夏の炎天下での草取りが辛いそうです。 その一方でまったく除草剤を使わないやり方をしようと全国各地で研究開発の努力がされていて「アイガモ利用」など地球にも自然にも人にもやさしい米作りが広がってきています。しかし、この流域では除草剤を使わない新しい米作りが始まったという情報が一向に入ってまいりません。どうしてでしょう。 雀が群れてしきりに囀っておりました。小麦を啄ばんでいるのでしょうか。麦畑と雲雀が良く似合うようです。 近くの田んぼで数羽のサギを見ました、白サギではないようです。頭と背中の羽がやや茶色がかっていました。 |
無農薬が原則です。 | |
もう一つの大切な作業としまして病虫害対策があります。害虫予防駆除、病気予防処置(「防除暦」というものがあるそうです?)のためにその時々に様々な種類の農薬・薬剤が散布(ヘリコプターなど)されるようです。かつて1990年頃までは「誘蛾灯」が一般的に使われておりましたが今は使われておりません。農薬無くしては今の日本の農業は成り立ちません、というところまできております。このままで大丈夫でしょうか? | |||
水の管理も大切な作業です。稲の成長具合を見ながらほとんど毎日朝晩田んぼへ出て水田の水量を増量減量(水加減)するのだそうです。今は農業用水の蛇口が田毎に引かれていますので作業が大変楽になっているそうです。特に兼業農家、少子高齢農家にとっては、ここまで手を掛けてはいられない農家が増えているということでしょうか?それで病虫害や風水害に水不足に強い稲が育つのでしょうか?収量よりも売れる米作り、との関係もありますか? | |||
05年6月上旬 頭の田んぼ(写真1) |
麦秋、取り入れ間近。 | ||
05年6月上旬 近くの田んぼ |
「水稲採種ほ場」のしるし。 この後栽培品種が分かります。 |
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05年6月中旬 麦の収穫 |
コンバイン 写真は80馬力約1,000万円さらに大型の機種も。 麦の刈り取り脱穀作業を同時に処理。 安城市も岡崎市も幸田町も集団的に一斉に作業が行われました。広大な麦畑に見たのは運転するオペレーター一人の姿だけ。 コンバインは大豆の収穫にも使用されます。 この後、何が栽培されるのでしょうか? また米作から麦作に転換して農家の収入はどのように変わったか変わらないか。現代の麦作は畑から農民を駆逐したのか? 政府が進める農業の近代化はこの先どんな容に? |
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05年7月初旬 頭の田んぼと同じ |
麦刈り後。 今も動かない様子で草がいっぱい。 後でこの草がどうなるかが分かります。 |
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05年7月中旬 米づくりの田んぼ |
ここは水入れ管理中。 近くでは中干しか、水が無い。 分株(分けつ)が進んでいます。 密植の状態が分かる。 |
密植しない。 | |
05年7月中旬 頭の田んぼ(写真1) |
二つ上の写真の状態がしばらく続きましたがここにきて耕起されました。他の田んぼも同時に一斉に。 トラクター使用か。雑草を土の下に埋め込みながら耕起するアタッチメントを取り付けるようです。 アタッチメント代金数十万円〜数百万円かも? 中央の草の列は乾田用の水はけ溝が掘ってあるところ。 次の栽培作物は何んでしょうか?大豆かも? |
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写真なし | 05年7月下旬 頭の田んぼと同じ |
大豆畑と判明。 トラクターの後ろにロータリシーダというアタッチメントを連結して播種と施肥を行う 。 ロータリシーダ代金数10万円〜数100万円かも? |
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05年7月下旬 頭の田んぼと同じ |
すでに大豆が双葉を出しています。 種撒き風景を見ることが出来ませんでしたが広範囲に一斉に共同で機械撒きが実施されたことは間違いのないところでしょう。 乾田化とは米づくりに変えて麦と大豆の二毛作をすることでした。収入面はどうなったでしょうか? |
当然、大豆栽培は出来ません。 | |
05年7月下旬 近くの田んぼ |
稲穂が出てまいりました。 田んぼに雑草は一本も見当たりません。見事というしかありません。相当薬剤を使わなければここまで徹底した雑草退治は出来ないでしょう。農水省の使用基準に適合していればよいとのことのようですが? 不耕起無農薬栽培という方法が実用化されているのにです。 この時、野鳥の姿・囀りがありませんでした。 |
病虫害に対する抵抗力が強いそうです。 | |
05年8月初旬 頭と違う田んぼ |
大豆がこのくらいの高さに成長したころトラクターにアタッチメントを取り付けて畝寄せをします。根元に土を寄せる。 トラクターが1台でもアタッチメントは取替えひっかえ幾種類も必要になります。 |
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05年8月中旬 頭の田んぼと同じ |
大豆畑 上の畑とは少し遅い栽培。 夏場の水掛をするのかしないのか分かりません。 |
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05年8月中旬 お盆過ぎ 近くの田んぼ |
「水稲採種ほ場」の品種 コシヒカリ 稲穂が垂れています。 水なし状態。 田んぼに黄色いナイロンロープが張られています。野鳥除けか?案山子の姿も微笑ましく。雑草の姿相変わらず見えません。薬剤で完全処理。 |
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05年8月下旬? | 田んぼの水落し。 稲刈り準備、コンバインの手配。 台風の心配。 |
田んぼの水落し。 稲刈り準備、コンバインの手配。 無農薬栽培に関心を持つ消費者が収穫作業に参加する農家もあるようで。 |
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05年9月初旬 | 大部分の田んぼで収穫が終わっていました。 この地域は早稲品種のようで大部分の田んぼで同時期に。一部には各農家が単独で作業している風景も見られます。 刈り跡には切り株以外何も残っていないように見えます。 ノバトでしょうか4羽餌を啄ばんでいました。 |
切り株が大切な肥料に。 | |
05年9月初旬 近くの田んぼ |
刈り跡にはコンバインで細かく裁断されたわらがそのまま残されていました。 |
わらの撒き方が同じ型か分からない部分。 | |
05年9月初旬 近くの田んぼ |
台風14号九州に接近。 この田んぼは収穫がほかの田んぼより遅れていました。 倒伏が始まっています。収穫作業が大変です。酷くなると機械が使えなくなり手刈り作業になります。 米作りでは、収穫時期は農家によって少し違うのでしょう。色々な事情があって。 |
台風が接近し風害が心配されるj時期ですが、丈夫な株に育つので倒伏の心配がないそうです。 | |
05年9月初旬 |
安城市 コンバイン。 写真は乗用で中型機種か?3条刈で約350万円、4条刈だと約600万円。 機械は借りることもあるようです。 刈り取り脱穀を同時作業。 台風14号九州に接近。 この田んぼも正に慌ただしい収穫作業です。 すぐ横を走る高架橋は東海道新幹線。 振り返え見れば新幹線も日本の田んぼや畑や山や町をいくつも壊して作られました。 |
基本は農薬を使用しないので安心して食べられます。 | |
05年9月初旬 | 大豆畑。 畑の隅に吊り下げられていました。 「誘蛾灯」の進化型かも? 中身は殺虫用の薬剤か? 上は幸田町で、下は安城市で地域によって形が違っていて。 中には蛾が数匹入っていました。 11月、収穫の直前までありました。 |
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05年9月中旬 | |||
05年9月中旬〜下旬 | 幸田町岡崎市安城市でもまだ田んぼに稲がある地域があります晩生品種か?台風が来ない事を祈ります。 伊勢湾台風は9月26日でした。 刈り取られたあとに舞い降りて野鳥5〜6羽の小群があちこちで餌を啄ばんでいました。一家族か?大きな群れはなかなか見られません。シラサギ、??サギ、・・・・・野鳥の名前がさっぱり分かりません。 |
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取材を始めて早1年、農業の近代化とは何か?・少しだけですが見えてきたのは 大型の田んぼ、大型の農業機械、大量の肥料農薬、便利な矢作川用水など「すべてにお金のかかる農業」の姿です。 ともかく田んぼに農民百姓の姿を見ることが少ないです。乗用の大型機械を使って短時間の一人作業。運搬も小型トラックで一人。これも農業か?農民はどこえ? そして生き物の姿もまれに。 「お金がかかる農業」へ使うお金はどこからどの位? 補助金だらけとも言われて? 矢作川流域農業は赤字か黒字か? 不思議なこと分からないことが一杯です。 |
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米づくりは来年向け作業へ |
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05年9月中旬 違う田んぼ |
今年基盤整備事業が実施されたばかりの圃場のようで来年が最初の米作りでは? 耕起作業が始まりました。 |
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湧水、小川、溜池の 風景写真 |
9月 | 水田は冬期湛水しません。 かつての田んぼには一年を通して水気があったそうだ。生き物がいっぱいいたそうだ。渡り鳥もいっぱい来たそうだ、でも今はたまに1羽2羽? |
稲刈り後、藁を細かくして田んぼ一面に播く。 コンバインはいくつもの作業を同時にやってしまう。 収穫作業後湛水します。 冬期湛水用の水が必要です。 既設の農業用水は水利権問題があって大きな障害になってくるそうです。 この時期に来年用の籾の選別をやっておきます。 |
05年9月下旬 頭の田んぼの近く |
薬剤散布か? 畦に「ハイグリーン」の空き袋が1枚。 秋起しの準備かも? |
耕起しません。 だからトラクターが要らない。 湛水中。 農薬を入れません。 切り株やモミが肥料になる。さらに有機物を 様々な生き物がやってくるそうです。鳥、魚、虫、水生昆虫、ミジンコなどなど。 |
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05年11月中旬 違う田んぼ |
岡崎市 秋起しでは? 晩生の品種だったかも? 稲の切り株が土の下に埋め込まれました。 トラクターを2台使って作業、それぞれに異なるアタッチメントを付けていました。 来年も無事に米作りが出来ますか? |
秋起しはありません。 | |
05年12月上旬 頭の田んぼの近く |
06年も米作りを続けられるようです。 | ||
05年12月上旬 違う大豆畑 |
大豆の収穫直前。完全に乾燥しています。 | ||
05年11月下旬 違う大豆畑 |
これから大豆の収穫作業が始まります。 コンバイン2台を使ってこの付近一帯の全部の畑の収穫を一気にまとめてやってしまうのでしょう。 写真ではシートに覆われていますが間もなく作業が始まるようです。 |
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05年12月上旬 違う大豆畑 |
コンバイン。 麦の収穫に使用されましたが、大豆の収穫にも使用されます。 一つの集落単位くらいの面積を請け負うようです。 |
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05年12月上旬 違う大豆畑 |
大豆の収穫後。 このあとトラクターで耕起。 12月下旬、まだトラクターで耕起してない収穫後の田んぼにカラスが集まっていました。落ちた豆を啄ばんでいるのは? 近くの田んぼではトラクターが耕起しています。カラスは何処へ行くのかな? |
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05年12月上旬 違う大豆畑 |
トラクターに溝堀り用アタッチメントを付けたところ。 大豆を収穫したあと、トラクターで耕起し、平らにならし、何本か水抜き溝を掘ります。 |
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05年12月上旬 違う大豆畑 |
トラクターに麦蒔き用アタッチメントを付けたところ。 浅耕、種蒔き、土かぶせを連続してやります。 シートの下に半透明の種入れ用プラスチック容器が10個セットしてあります。10列を一気に。 |
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05年12月下旬 頭の田んぼの近く |
05年この田んぼは米作りでした。 来年06年から麦・大豆栽培に作目転換するのでしょう。これはその最初の田んぼの形のようです。この近くで何枚もの同じような田んぼを見ました。 米づくりは全滅が近いかも? 深く掘った溝から水気を抜くのでしょう多分?水気は邪魔もの。 12月下旬、早くに種蒔きした田んぼでは麦の芽が出始めました。 06年は乾田化が大きく進みそう。農業用水が使われなくなります。多額の税金を投入して建設した「羽布ダム」「矢作川用水」もったいないとは思いませんか役目が終わろうとしています。時代の流れと済ますのでしょうか関係者さん達。 |
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すぐ上と ほぼ同じ写真 省略 |
05年1月 頭の田んぼ(写真1) |
2005年1月、ここから取材を始めました早いもので1年経過。 水を抜かれた田んぼの風景です。乾田化というのかも。 乾田化は田んぼの下に排水用暗きょを埋設する方法が取られるようです。ここではどうでしょうか。 |
同じ田んぼでは麦づくり大豆づくりをしません。 |
11月〜3月 | これから来年にかけて用水、排水、道路、圃場整備など農業用土木工事があちこちで集中して施工されるようです。 お金がかかる農業の風景を見てきました。 外にやりようがあると思うのですが、どうして抜け出せないのか?不思議です。 米の完全自由化を容認しさらに推進させる動きか? |
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12月〜3月 | 米作りの作業はこれから。 冬起し 春起しなど? |
ありません。 | |
農地が消える | |||
05年1月 |
岡崎市 市道??線 また道路が出来てまた田んぼが消えた。なぜ? |
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05年2月 |
岡崎市 市道??線 田畑をつぶして作られた最新の市道おまけに歩道付で。 水曜日の午前10時、自動車まばらで歩行者の姿なし。 喜ぶ人はどなた? |
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05年8月 | 岡崎市 県道??線 竣工直前の県道。 田畑の真中を突っ切って出来ました。 優良農地がまた減った。 農家は田畑を売りたくなっているのでしょうか?税金?後継者?米価?それとも? |
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