砂糖の結晶を作ろう

○下の写真は、砂糖の結晶です。2月頃、びん中で、成長している時に撮りました。
 砂糖の結晶を作ってみましょう。作り方は、簡単です。

○ 砂糖の結晶の作り方
 
 1,用意するもの
  ・砂糖、空きびん、なべ、玉じゃくし、アルミホイル、ティッシュなど。

 2,作り方
  @ なべに水を入れ、砂糖を溶かす。(水の量と砂糖の量は、適当です。よくかきまぜ、
    どろっとする手前、しゃぴしゃぴの感じ位で、砂糖を入れるのをやめる。
  A なべを温める。弱火で加熱し、その間砂糖水をかき回す。
    (絶対に、こがしてはいけない。)
  B しばらくすると、沸騰してくる。(しかし、かきまぜるのは止めない。)
  C 細かいあわが盛んに出るようになたら、火を止め、どろどろになった砂糖水をびんに入れる。
  D 上に、紙をかける。(ほこりや、ムシが入らないように。)しかし、水分はゆっくり蒸発するよう
    にする。
  E 暗く、涼しい所に保存する。
    ※ これを作るのは、乾燥して、寒い季節(11月〜3月ころ)が良い。かびないように。
  F置いてから数週間すると、写真のように表面に「まく」ができ、結晶が成長し始める。
  G 成長は、上と下から始まる。
    ※ 砂糖水の濃さで、結晶の大きさが変わる。
     
  (注意)
      
・これは、私流の大雑把な作り方です。水の量や砂糖の量を工夫し、大きな結晶を
        作ってみましょう。
       ・火に気をつけて、大人と一緒にやりましょう。
    ※ 「結晶」だけでなく、「べっこう飴」「こんぺいとう」「カルメ焼」「水飴」などもできます。
      工夫して作ってみましょう。
       

びんの中の砂糖の結晶

 びんの中で、砂糖の結晶が「成長」しています。上の砂糖液の表面は「まく」が固くなっています。その下から、にょきにょきと下に向かって結晶が伸び始めています。
 下からは、細かい結晶が密集して上に積み上がっています。
 これは、寒い12月の頃、寒さと乾燥が結晶の成長を助けます。

砂糖の結晶

 砂糖の結晶は、マッチ箱を少しつぶしたような形をしていますね。
 この結晶は、上から下へと伸び始めました。それも、90度の広さに向かって4〜5個伸びています。大きさは、2〜3センチです。