三河の野鳥
我が家に訪れた「平和主義者のつぐみ」(ツグミ)
 この鳥は、12月の初めに我が家にやってきます。この鳥は、ピラカンサの実を食べにやってくるのです。
 餌にキウィや柿の実を置いておくと、喜んで食べます。この鳥は「平和主義者」で、やってくると静かに実をついばんでいます。スズメが近くにやってきて餌を取ろうとしても、知らぬ顔です。
 先日は、あまりにうるさくスズメたちが動き回るので、とうとうクチバシを開けて、追い払おうとしていたようでした。珍しいなと思いましたが、それは声が出るでもなく、スズメたちは素知らぬふりでした。
 こんなつぐみが、我が家では、一番好まれています。
 みなさんも、どうですか。ちょっと周りに目をやれば、いろいろな鳥の世界が垣間見られることでしょう。

雪の日の鳥たち(1月)

 雪が降った日、鳥たちは餌探しに懸命です。体の大きいヒヨドリは、乱暴に飛んできては餌を食べ散らかしていきます。近くで、じっと見ていたメジロはヒヨドリが去った後、餌に近づきました。普通、2羽のつがいで仲良くやってきます。そして、1羽が周りを見張り、あとの1羽がせっせと食べています。

メジロ

 この鳥は、かわいい鳥です。体は黄緑色で、目の周りの白い円形がポイントです。だいたい2羽でやってきては、餌をついばんでいます。しかし、何せ体が小さいので、大きい鳥にはかないません。しばらく、近くの生け垣やナンテンの陰にかくれ、他の鳥が行ってしまうと、再び出てきて、あたりを見回しながら、餌を食べています。(12月)

ツグミ

 冬になると、山の餌が減ってしまうのか、いろいろな鳥がやってきます。ツグミも柿のやわらかくなった実をついばみにやってきます。
 しかし、ヒヨドリに追い払われたり、地面に落ちた柿の実などを食べることに。猫などが来ないか心配して見ていましたが、1時間近くも地面で餌を食べていました。案外、しぶとい性格なのかも知れません。(12月)

シジュウカラ(四十雀)

 冬のある日、ロウバイの木に見慣れない鳥が来ています。「何だろうと」見たのですが、枝がじゃまをしてよく見えませんでした。とにかく、写真を撮って、後で調べたら、シジュウカラでした。(12月)

シロハラ
 ある日、見慣れない鳥を見かけました。大きさは、ツグミほど。しかし、色が。しかし、雰囲気はとてもツグミに似て、控えめなのです。目のあたりもツグミに似ています。調べたら、シロハラでした。(2月)