写真集 野の花

  最近、家の近くを歩くと、田や川、林の近くでいろいろな花がみつかりました。

スイバ

 この花が特徴的です。川の近く、野やあぜ道に咲いていたりします。この茎はすっぱく、小さい頃しゃぶったことを思い出します。

あざみ

 「あざみ」は漢字では「薊」書くようです。この花の赤紫と濃い緑の葉、そして、そのトゲ(棘)は鮮烈です。
 もうそろそろ夏かなと思う頃、田んぼのあぜ道に咲いていたりします。

ヒメジョオン

 これも、先日田んぼのあぜ道近くで見つけました。よく見る花なのですが、ヒメジョオンとハルジョオンなどあるようで、その違いがなかなかわかりません。
 これは、ヒメジョオンだと思いますが。川ぞいには雑草がいっぱいあって、この花も咲いていました。

 
チガヤ(茅)

 これは、穂が少し赤味がかっているので、チガヤとしましたが。これも、川の土手に咲き誇っていました。
 穂が風にゆれて、ゆらゆらしている様は、シルクのようなつややかなきれいさでした。

「三河の文化」にもどります。

キキョウソウ
 
 
この花は、調べてみて、「ああ、やっぱり。」と思いました。小さな花なのですが、よくみると本当にキキョウのようです。
 こんな小さな花なのに、ちゃんと形があって、よく見るととても美しいのです。
 名前を知らないころ、一度調べてみたいとつんできました。
             

バライチゴ

 バライチゴといっても、これにもいろいろ種類があるようですね。 実がこぼれたのか、山の斜面の石垣の間に縦に咲いていました。
 葉の形や上に伸びていたことから、バライチゴの種類ですが、ナワシロイチゴともニガイチゴとも違うようです。さて?
 実は赤く、食べると種が苦いのですが、なつかしい味がしました。

 先日、図鑑を見ていたら「フユイチゴ」「オオフユイチゴ」というバラ科の植物があり、これに似ていました。なんでも、オオフユイチゴは、絶滅危惧種になっているそうです。

ハハコグサ
 ハハコグサとは、何となく、心ひかれる名前ですが、よくある花です。
 しばらく置いておいたら、花の部分が白く、うすい綿のようなものになりました。
 これも、川の近く、他の雑草と一緒に咲いていました。

 コモチマンネングサ
 
 この花は、その黄色がとてもかわいらしいのですが、この花もどこにでも咲いていました。花の色がとても鮮やかで、きれいなのに驚いています。でも、これも、調べてみないと分からない花なのです。
 地面にはりついて、ひろがっていました。

 

キツネアザミ

 キツネアザミとは良く命名したものだと、これも感心しました。
 アザミよりも小さく、花も桃色。その付き方がちょっと変わっていますが、確かにアザミに似ています。いつも見ているアザミとは違うと思いましたが。

コマツヨイグサ
 

 コマツヨイグサ(待宵草)だと思うのですが。
 この花には感動しました。小さな花なのですが、写真に撮ったら、こんなに堂々とした花に写りました。花弁は4枚。それも、ほんとうに大きく、厚く、ビロードのような重厚感があります。
 これも、川ぞいの道で見つけました。こんなにきれいな花があるなんて。やっぱり歩くというのはたのしいものです。

 このページをご覧になられた皆様へ


 ここに載せました写真は、わたしが近くの川沿いや、田んぼのあぜ道、山道で出会い、きれいだなと思って採集してきた野の花々です。でも、一生懸命調べましたが、名前は違っているかも知れません。
 もし、間違っていたら、お見逃し願うか、何か良い方法があれば、お知らせください。
 このHPをお借りして、掲載させて頂いていますが、よろしくお願いします。
 きれなスミレもいっぱいありましたが、そのままにして野山に咲くのを楽しみました。そんな写真集です。

あざみ

葛の花

 この植物は、とても強いなと思います。どんな所でも、人の力が入りそうにない所ならどこでも繁茂します。
 花がきれいで、摘んできましたが、花からは消毒のような香りがしました。赤紫と紫の色、その形がなかなかいいと思いました。
 

ドングリ
 秋といえば、どんぐりの実です。クヌギの実が丸くて良いのですが、案外なくて、ほとんどはアベマキの実のようです。
 これもアベマキだと思います。そして、これは我が家の庭ではじめてできたドングリです。
 ドングリとは、その語源は「どんぐる」(ころがる)という古代韓国語が起源だとか。たしかに、ドングリというと、すぐに「ころがる」ということを連想しますね。

ツツジ(躑躅)

 5月に入ると、山々にツツジの花が咲きます。人が植えたのか、自然に生えたのか。色も少しずつ違っています。
 このツツジは、紫色が少し濃く、花が透き通ったようで、とてもきれいでした。