市教研の横暴は許されない 
 
音楽大会の参加の強制を撤回し,
自由参加に戻せ
 
   
学校のことは、学校で決めてこそ、最良
 
 「音楽大会に、豊田の全ての小中学校を参加させたい」という一方的な号令を誰が発したのでしょうか。
いくつかの学校で、校長がこう言っています。「市教研音楽部と、市教研本部から要請の電話がかかってきた」と。異常な事態です。
校長たちには、きっとこのような脅迫に聞こえたと思います。「なんできみの学校は参加しないんだ。豊田市の音楽大会だぞ。出て当たり前だろう。」
号令をかけた人・人たちに、他人を尊重するという人権感覚があるでしょうか。他人の人権(学校の主権)を尊重する気持ちがあれば、このような専制君主のような号令をかけることは出来ないはずです。
学校5日制の発足に伴い、行事のさらなる精選がどこの学校でも大きな課題になっているのに、また忙しくなる材料が一つ増えるのも怒れます。
 
民間の一研究団体に過ぎない市教研に、学校が歪められている
市教委も認めるように、市教研は民間の一研究団体に過ぎません。しかし、学校が
市教研の組織に組み込まれて、歪められています。問題点を上げてみましょう。
◆市教研のどの部会に属するかは、教員一人一人が決める問題です。なのに、校長や校長会に割り振られ、校務分掌と関連させられています。小規模校においては、一人で数部会を受け持つといった歪みとして表れています。
市教研の役員は会員が決めることであり、校長会等で割り振られるべきものではないはずです。ところが、わたしたちの知らないところで決められています。
造形フェスティバル、部会の研究報告作り、これらも市教研の行事ですが、まるで学校に割り振られた仕事のように出さないといけないようになっています。