三河教職員労働組合(略称:三河教労)機関誌「未来を拓く」7月号外(2002、7月発行)
非常勤講師を担任にし、  時間外勤務を強要!
 
〜違法状態を当然視する豊田市教委、
それを追認する県教委の責任は重大!!〜
                                                                                    
¨豊田市の羽田教諭
(複式学級5・6年の担任)
      過労でダウン!
代わりの教員は非常勤!
¨

 豊田市の松平地区にある山あいの小学校に勤める羽田教諭は複式学級5・6年の担任です。この学校は「特色ある学校」ということで長年「愛鳥活動」に取り組んでいました。羽田教諭はこの愛鳥活動の責任者でした。今年はその上に体育主任、特別活動の主任と校内の重要な仕事をまかせられていました。
 羽田教諭は仕事の激務の中、体調の不良を訴え、7月から9月までの3ヶ月の療養休暇に入りました。高学年の担任ということもあり、本人は事前から「自分の代わりは必ず常勤の人で」と、言ってきました。
 しかし、かわりに派遣されてきた人は週24時間しか手当てがもらえない「非常勤講師」でした。
 非常勤講師は朝8時半から勤務すると週4日は1時半に(週1日は12時半に)勤務終了となります。それ以後は他の教員に負担がかかります。(実際には午後に保護者会があったりして5時頃まで勤務をせざるをえなかったようです)
 「職場のみなさんに負担をかけているかと思うと、ゆっくり休養をとることもできない」(羽田教諭)という本人の声も当然といえるでしょう。
 
  非常勤講師を担任にあてた
   校長の責任は大きい!
 違法状態を当然視する豊田市教委の責任も大!¨

 そもそも非常勤講師を担任にすることはできません。三河 教労はこの学校の問題がおきた時から「まずは常勤講師 を」と運動を進めました。
〈豊田市教委との話し合い〉









 

・三河教労 :非常勤講師を担任にすることは違法行為ではないか
      *しばらく沈黙の後
・豊田市教委:適当な勤務ではない
・三河教労 :それは違法ということですよね
・豊田市教委: (沈黙、黙認ということか?)



 









 
当該校長との話し合いで校長は
「常勤講師になるよう要望する」と約束しましたが
いや、そんな話は聞いていない」(豊田市教委)
とのことでした。

 
 県教委は違法状態を
   ただちにあらため
 常勤講師を派遣せよ!!¨

この学校では、羽田教諭のかわりに来た非常勤講師の方を「5・6年の担任です」と紹介しています。当然 、子ども・保護者の方はこの人を「担任」だと思っています。7月にあったキャンプにはこの方は当然参加しませんでした。(勤務の特殊性ゆえ参加できない )その後、保護者会の席上で「修学旅行でも同じよに担任不在になるのか」という当然の声があがりまた。
わたしたち三河教労は当初から「常勤講師を派遣すのは当然」と訴えてきました。それに対して豊田市委は「3ヶ月の療養休暇だから非常勤でいいんだ」くりかえすばかりでした。
県教委もこの学校の、非常勤講師が担任をやっていことや、異常な勤務実態を調べることなく「それでい」と容認する態度をとり続けています。
今、この学校の5・6年生は担任不在状態です。なか相談したいことがあっても担任はいないのです。もう一度、声を大にして要求します。
校長・豊田市教委・県教委は違法状態をあため、すぐに常勤講師を派遣せよ!