終わりに    第1番霊山寺から 第88番大窪寺まで、別格第1番から第20番大滝寺まで

期間 2008/10/03〜2008/12/01  歩いた距離 1450km

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  改めて、また、出かけようと心に決めた。7年後、喜寿の年と決めた。

 体力を維持して、お金を貯めて、ゆっくり、何時死んでもいいように、余裕を持って歩いてみたい。

2009.1.10 <とり>

・遍路の心構え

1 愚痴を言わない。文句を言わない。自慢をしない。少なくとも、口に出さない。

 なかなか、難しい。気にしていれば、出来るように思うが、忘れると、途端に出来なくなる。声に出してしまったことは、1回あったが(1回だけのつもり)、言わなかった時も、顔は 、きっと目をつり上げていたと思われる。

 自分が、非難されたり、馬鹿にされたりは、何とか、格好は付いたが、理屈に合わない理不尽なことを、いわれたり、やられたりし   た時は、むずかしい。

 そもそも、理屈に合わないことに、いきり立つことが、いけないのかもしれない。

 何にも知らない留守番のお年寄りに、向きになって文句を言うようなことは、やらないようにしよう。

2 歩きは、平成の遍路道、楽な歩き道を選んで歩くこと。多少の交通機関の使用は許容する。

 楽で、早かったが、やはり、昔の道を歩くべき、と改めて思った。

 電車に乗って、足跡を残さなかった距離は、18km程度だった(箸蔵寺雲辺寺間車送迎 雲辺寺萩原寺間ロープウェー 一宮寺屋島寺間電車)。まあまあの出来。

3 連続で歩くこと。休日は、歩くことは止めないで、適当にとる。

 歩くことが、毎日の仕事であり、疲れを取って次の日に備えてきたので、休日も、楽に出来た。

 出来たというよりも、体が、そうなるようにした。夜7時になれば、眠くなり、寝てしまう。それまでに、洗濯、風呂、などやるべき事はやり、出来ないことはやらずに寝てしまう。生活のリズムに任せればいいと思 った。

4 スタンプラリー

 今回も、スタンプラリーで終わった。

 時間を気にして、計画通りやろうとする。従って、話をしていても、時間を気にする。最も、立ち話、メール打ちは、30分は直ぐ過ぎるが。

 1日の距離を縮めて、ゆっくり歩くことが必要だ。今回、25kmだったが、20km程度に。

・遍路の仕方

1 第1番〜第88番、別格1番〜20番は、必ず、道に足跡を付けてくる。

 電車に乗って、足跡を残さなかった距離は、18km程度だった。片道歩き、帰りは鉄道を使った場所もあった。

 怪我なく、病気にならず、歩くことが出来たことで、まあまあ、よしとしよう。

2 納経帳新規購入。第1番のお礼参りは行わない。高野山はお参り。別格は、数珠の玉入手。

 88番から1番へのお礼参りはしなかったが、高野山へは、電車、バスで行き、お礼参りしてきた。

 別格のお参りは、山の上が多く、日数を要したが、宿から歩いてお参りでき、数珠玉も、忘れずに入手出来た。

3 服装 白衣は、袖無し上着のみ。遍路笠なし。杖新規購入。トレッキング靴。

 最後まで、同じ格好での遍路でした。これで良しと思った。

4 酒は飲まないよう、最大限頑張る。食事は、宿の食事のみ。間食はしない。

 数回、生ビールなど飲んだが、間食はしなかったが、接待で貰った物は、食べてしまった。

 食べるものがなく、昼食を取れなかったこと、1回あり。

・宿について

1 出来るだけ、泊まったことのない宿に泊まる。原則、前日に決める。1軒しかない宿、公共の宿は、数日前に。

 58宿の内、47宿が、初めての宿。

 断られた宿、数軒あった。また、法事が出来たと、当日断ってきた宿が1つあった。

2 相部屋を拒まない。

 相部屋の打診のあった宿が、2,3あったが、相部屋は、1日のみ(相部屋しかない宿の泊)。

・崇徳陵お参り

 雨の中、お参り。花はなかった。しばらく、佇んでいたが、お参りする人は、なかった。

 土御門天皇も四国に流されたことを、今回、知った。

 

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