a 第36日目 2009/11/8 (日) 経路 −熊野本宮大社−社祓所王子−伏拝王子−水呑王子−発心門王子−猪ノ鼻王子−船玉神社−三越峠550m−湯川王子−蛇形地蔵−おぎん地蔵−岩神王子−男坂−女坂−わらじ峠600m −熊野川王子−小広王子−小広峠500m−中ノ河王子−秀衡桜−継桜王子−野中の一本杉−比曽原王子−近露泊− 歩き距離 39.6千歩 25.7km 地図上距離 28km 出発 6時 到着 16時半 曇りのち晴れ すれ違ったお遍路さん 5人 宿屋 月の家旅館 泊まりのお遍路 0人
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5:00 山道の28kmは、歩いたことなく、山の険しさも判らなかったので、歩けるようになったら歩こうと、暗い内から外で待った。 朝食は、結びだった。手伝いが、用があって休みなので我慢しろ、とのこと。 6時には、歩き出したと思う。 熊野本宮大社境内を抜けて、裏山の道に。 |
6:20 祓所(はらいど)王子
跡。 住宅団地を行く。 |
団地の端から、いよいよ山道に入る。 |
7:00 三軒 (さんげん)茶屋跡。 |
古道。 蘇生の森 熊野古道 の石碑。 |
今日も、霧。 伏拝(ふしおがみ)の集落。 |
7:20
伏拝休憩所。休憩。標高240m。 左へ登ると、伏拝王子跡。和泉式部供養塔もあるそうだ。 登るのを忘れた。 |
2001年のNHK朝の連続ドラマ「ほんまもん」の舞台。 放送で、何度も出てきた地元の富士「百前森山(ひゃくぜんもりさん)」を撮影した所とのこと。 |
古道。 |
8:00 水呑(みずのみ)王子跡。 |
人形がある。なかなかの出来映え。 |
古道。 休憩所。 |
8:30
発心門(ほっしんもん)王子 お参り。標高314m。 バス停があり、ここから本宮大社へ下る人が多いという。 |
歌碑。 いりがたきみのりの門はけふ過ぎぬ今よりむつの道に帰すな 藤原定家 |
古道。 |
猪鼻(いのはな)王子跡。 |
9:00 三越(みこし)峠へ、3.3km。 |
船玉(ふなだま)神社 お参り。 |
9:10
赤木越え分岐点。 休憩所。 |
音無川。 三越峠が源流。熊野本宮大社横で熊野川に合流。 途中で、水が流れ出ている。 |
三越峠に登る、急な古道。 |
10:20
三越峠。標高550m。 関所跡。 休憩所。 林道と交差。 |
右が古道。 |
11:00
湯川(ゆかわ)王子 お参り。標高400m。 皇太子行啓の地の石碑。 |
句碑。 かりうどの湯川氏湯川王子守る ?? 湯川一族発祥之地 の碑。 盗賊を退治した功労により繁栄し、平清盛を助けて平治の乱でも活躍した。 |
一里塚跡の碑。 |
11:30
おぎん地蔵。 京都の芸者で、男を追ってここまで来たが、追いはぎに襲われ殺された。 村人が哀れんで地蔵を建ておぎん地蔵と呼ぶようになったという。 |
岩神
(いわがみ)峠。
標高655m。 岩神王子跡。 |
13:10 仲人(なこうど)茶屋跡。 |
古道。
熊野瀬川を渡る。標高470m。 右の道 この道は熊野古道ではありません の看板。 |
13:40
草鞋(わらじ)峠。標高592m。
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14:10
小広(こびろ)の町道に出て、休憩所から左へ入る。 熊瀬川(くませがわ)王子跡は気付かずに通り過ぎてしまった。残念でした。 |
小広王子跡。 |
14:40 中川王子跡。 |
旧高尾トンネル。 |
15:00
秀衡(ひでひら)桜。 奥州の藤原秀衡の名の付く桜。際に句碑。 |
高浜虚子親子3代の句碑。 星野立子は次女。稲畑汀子は孫。 鴬や御幸の輿もゆるめけん 虚子 御幸の輿も鶯の声に耳を澄ました。 |
うぐいすの句碑守る老に別れ惜し 立子 親父の句碑守る老人に別れを惜しんだ。 中辺路は峡深き里暮れ早し 汀子 日暮れが早く驚いた。 |
とがの木茶屋。 泊めてくれるらしい。 団体さんがいて、話は出来なかった。 |
継桜(つぎざくら)王子。 お参り。 皇太子行啓の地の碑。 杉の巨木多数あり。 |
比曽原( ひそはら)王子跡。 |
15:30
お休み処いろり庵。 近所で不幸があり、葬儀のため休みとのこと。 今日は、近露(ちかつゆ)に泊まる。 |
16:00
観音寺前バス停。 左 古道。 |
近露 野長瀬晩花(のながせばんか)生誕の地。 大正、昭和の画家。
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16:20 何とか、16時までに到着。 宿の親父に、雨具は持っているか、塩をもっているか、険しい山だ、といわれたが、何とか、文句は言われないように宿に着いた。 温泉があるらしいが、行かなかった。 歩きでがあった。4万歩、10時間30分の歩きだった。7時に寝た。 |
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b 第37日目 2009/11/9 (月) 経路 −近露−近露王子−牛馬童子−箸折の宝篋印塔−大坂本王子−三体月−十丈峠560m−十丈王子−大門王子−高原熊野神社−不寝王子−胎内くぐり−乳岩−滝尻王子−清姫の墓−清姫(バス)−田辺−田辺泊− 歩き距離 30.2千歩 19.6km 地図上距離 22km 出発 6時半 到着 16時半 曇りのち晴れ すれ違ったお遍路さん 6人 宿屋 BH パール 泊まりのお遍路 0人
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6:50 結びを作ってもらい出発。 |
7:00 近露(ちかつゆ)王子 お参り。標高287m。 |
歌碑。 峠路ゆ見下ろす村のわが里は家ごとにして梨の花咲く 花仙 花仙 この地方の町長さんだそうです。 ふるさとの山・・・・・映えて麓をめくる川の瀬の唄 解読できず。 |
霧の近露。 日置川北野橋から。 |
古道。
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近露の集落。 |
7:30 箸折(はしおれ)峠の宝篋(ほうきょう)印塔。 |
牛馬童子(ぎゅうばどうじ)。宝篋印塔の際にあり。 平安時代の花山(かざん)法皇の旅姿を偲んで彫られた石仏(明治時代に制作)です。石仏高さ50cm。 花山法皇 西国三十三所の中興の祖。 |
古道。 |
8:10
大坂本(おおさかもと)王子跡。標高396m。 外人の二人連れに会う。言葉は通じない。バイバイと手を挙げ別れる。 この時間、どこから歩いてきたのだろう。野宿かな?
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古道。 |
8:40
逢坂(おおさか)峠。標高550m。 今の中辺路、国道311号線は、この下をトンネル2kmで越えている。 旅人の徒歩行き交ひしげきとき父祖ここに茶屋いとなめり 花仙
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古道。 右の道に看板。この道は熊野古道ではありません。 |
9:00
三体月伝説(さんたいづきでんせつ) 熊野三山で修験者が三体の月を見て神変不可思議な法力を得たと村人に伝えたと言われ、山の端より登る月が三体に分かれて見えるというものです。 この近くに、三体月鑑賞地があるらしい。 |
9:20 上多和(うわだわ)茶屋跡。標高600m。 |
西国巡礼札。 久しぶりに見つけた。 |
10:00
悪四郎屋敷(あくしろうやしき)跡。標高691m。 力が強く、頓智にに長けた男だったそうだ。近くに悪四郎山 標高782m。 |
十丈(じゅうじょう)王子跡。 |
10:20
十丈休憩所。標高596m。 緊急連絡用の電話あり。太陽電池があり、無線で連絡できるようだ。 |
大門(だいもん)王子跡。 |
別荘風の建物あり。 |
古道。 |
高原地区 旅籠はま屋 の表示。 急な石畳の道。 |
11:30
高原(たかはら)霧の里休憩所。標高330m。 高原地区からの見晴らし。 谷には、国道311号線あり。栗栖川(くりすがわ)の集落。 先回、栗栖川で、バスは10分の休憩した。古道は、あの山を通っているんだなー、と仰ぎ見たっけ。 |
高原熊野神社 お参り。 |
針地蔵尊 お参り。 |
古道。 |
13:10 剣の山経塚(けんのやまきょうづか)跡。 |
古道。 急な坂道。 |
不寝(ふね)王子跡。 |
乳岩(ちちいわ)。 奥州の秀衡夫婦が、ここで子を産み、置いて熊野詣でに出かけたが、子は、滴り落ちる乳を飲んで生きたという。 胎内くぐり。 ここを潜ると安産だといわれる。 |
14:10 滝尻(たきじり)王子 お参り。標高85m。 |
皇太子行啓の地の碑。 中辺路の基点の碑。 |
滝尻や夕日に鮎のまた掛かり 哲也 松蝉や熊野古道(ふるみち)草の中 播水 五十嵐播水哲也(ばんすいてつや) 兵庫の人 俳人医者。 |
富田川(とんだがわ)。 中辺路は、この正面の尾根を登る。 次のバスまで1時間以上あるので、清姫の墓まで歩く。 |
15:10
清姫の墓 お参り。 清姫堂。 薬師堂。
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富田川。この下の淵で清姫は、よく泳いだそうだ。清姫淵という。 真砂(まなご)の里は清姫の里。 ここより、600m北に清姫が父と住んだ正治屋敷があるという。 |
清姫茶屋。 この橋に、バス停清姫あり。 バス停清姫〜JR田辺駅 バス使用。 |
16:30
JR田辺駅前。 弁慶誕生の地。熊野の別当の子として、田辺に生まれた。 牛馬童子 本物の2倍ほど大きい彫り物。 |
16:40 駅前に泊まる。 |
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c 第38日目 2009/11/10 (火) 経路 −田辺(鉄道)−京都−青蓮院青不動−御所−京都(鉄道)−岡崎−自宅− 歩き距離 15.2千歩 9.9km 地図上距離 0km 出発 8時 到着 15時 曇り すれ違ったお遍路さん 0人 宿屋 泊まりのお遍路 0人
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9:23 くろしお10号に乗る。
京都で、青蓮院青不動明王と、公開中の京都御所を見る。 印南、道成寺、海南紀、紀三井寺の各駅は先回使用した。 大阪は、環状線を通り、大阪経由せず、新大阪終点でした。京都まで、東海道線快速。 |
13:00
三条通白川橋近くで、 青蓮院塔頭金蔵寺跡 坂本龍馬お龍結婚式場 の石碑。 |
青不動明王御開帳 9月18日〜12月20日 青蓮院門跡。 |
13:10
青蓮院門跡。 門際のクスノキ。
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青蓮院の建物と庭。 |
三条白川橋。 |
同志社大学。 |
京都御所特別公開。 11月1日〜11月10日。 |
14:20 京都御所。 |
宣秋門。 今日の入り口。 身体検査あり。 |
御車寄。 諸太夫の間。 |
新御車寄。 |
紫宸殿。 |
建礼門。 |
宣陽殿。
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帽額(もこう) 即位式に紫宸殿に掛ける幕。 威儀物(いぎもの) 即位式で飾る太刀など。 |
紫宸殿。 |
右近の橘。 左近の桜。 |
清涼殿 。 |
小御所。 皇子の元服などの行事、諸侯との面会など。 軟障(ぜじょう) 即位式が終わってからの宴会に張った幕。 |
御池庭(おいけにわ)。 御学問所(おがくもんしょ) 勉強の部屋。 |
御内庭(ごないてい)。 |
御常御殿(おつねごてん)。 天皇の日常の住まい。15部屋。 御三間(おみま)。七夕などを。 |
御常御殿、御学問所。 |
皇后宮常御殿(こうごうぐうつねごてん)。 皇后の日常の住まい。 |
玄輝門(げんきっもん) |
飛香舎(ひぎょうしゃ)。 女官の常の住まい。 |
若宮・姫宮御殿。 皇子皇女の住まい。 |
15:10 烏丸通り。 |
16:00 京都駅前のいつものラーメンを食べる。 JR京都〜名鉄東岡崎 電車使用。 |
19:00 自宅。 |
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